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パソコンを買うところからはじめた初心者ライターが、取材ライティングを学んで見つけたものとは?

この記事は、みんなのカレッジ(旧:クラウドカレッジ )「取材ライティングコース」の課題として行われた、受講生同士の相互取材を元に執筆したものです。

日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」が運営する「みんなのカレッジ」。その中でも、受講生たちから「オススメ!」という声をよく聞くのが「取材ライティングコース」です。
今回は、受講真っ最中の木村仁美さんに、お話を聞かせていただきました。

画面越しで見るにこやかな彼女は、はじめ高校生の娘とあまり変わらないように見え、年齢をお聞きして驚愕。
「意外といってるんですよ」と笑う彼女の話を聞いていくうちに、芯の通った、かつフットワークの軽い、素敵な女性の姿に魅了され、もっといろいろお話が聞きたくなりました。

これまで「接客業しかしてこなかった」と話す彼女が、取材ライティングを学んだそのワケとは。そして、その先に見つけたものとは?
彼女の行動力と生の声が味わえるインタビューを通して、「取材ライティングコース」の魅力をお伝えします。

みんなのカレッジ:クラウドワークスが運営する、自分らしい働き方の実現を支援するオンラインコミュニティ型の学びの場です。ライティングやデザイン・動画編集など複数のスキルアッププログラムを提供しています。

https://minnano-college.jp

【木村仁美さんプロフィール】

木村仁美さん(34)
兵庫県出身
徳島県へ移住して約4年
道の駅勤務
これからライターとして活動するため準備中!
〈みんなのカレッジ受講歴〉
・WEBライターコース
・取材ライティングコース

きっかけは何もできずに過ごした2週間

関西の言葉を話す彼女に出身地を尋ねると、兵庫県出身だが、現在は徳島県に住んでいると答えが返ってきました。

—— 徳島県には、どんなきっかけで移られたのですか?

木村:大学の先輩の知り合いがこの街にいて、「面白い街があるよ」と教えてもらったのがきっかけです。
30歳手前までずっと地元兵庫に住んでいたので、「違う街に住んでみたいな」と思って、移住しました。

—— すごいフットワークが軽いですね!先輩の誘いだけで、移住されたってことですよね?

木村:そうですね 笑
ここで何かがしたいとか、よく知ってるというわけではなく、「面白そうな街があるって聞いたから来た」って感じです。

—— 今は副業として、ライターのお仕事をされているのですか?

木村:いいえ、ライターとしてのお仕事はまったくやったことがなくて。
先月みんなのカレッジの「WEBライターコース」を受けたんですが、そのために初めてパソコンを買ったくらいなんです。
パソコンを使った仕事も今まで全然やったことがなくて、先月「WEBライターコース」を受け終わって、そのまま「取材ライティングコース」を受け始めました。

—— そもそも、WEBライターに興味を持たれたきっかけを教えてください。

木村:2月に、実家で2週間ほど過ごさなくてはいけない時期があったんです。
それまで接客業しかしてこなかったので、パソコンも持っていなかったし、この2週間の間できることがなくて。

自分にできそうなことって、何かなって考えた時に「ライターとかいいかもしれない」と。
それで急に「やろう!」と思い立って、早速「在宅ワーク」で検索して出てきたのが、「クラウドワークス」でした。

仕事のやり方もわからへんし、どうやって書けばいいのかもわからないから、とりあえず講座を受けようと思って「WEBライターコース」を受けました。その時に「取材ライティングコース」が面白いと聞いて、「じゃあ、続けて受けよう」と思い、今に至ります。

—— ライターとしては、まさに「これから」って感じですね。

—— 道の駅で働いているとのことですが、接客のお仕事も続けていきたいとお考えですか?

木村:接客業はもちろん好きなんですが、接客業が好きというよりは、人とコミュニケーションを取るのが好きなので、人と関わることは続けていきたいなぁと。

「取材ライティングコース」を受けて、取材記事を書くことを仕事とできるなら、それは人とコミュニケーションが取れる仕事なので、接客業というカタチではなくてもいいかなと思っています。

—— その想いがあって、「WEBライターコース」から「取材ライティングコース」と、続けて受講されているんですね。

木村:そうですね。家に一人で籠もってっていうのは、向いてないので 笑

—— わかります 笑

—— では、申し込む時も迷いなく決断されたんですか?

木村:はい。クラウドワークスを見つけて、そこに講座も準備されていたので、「あ、これだ!!」って感じで、深く考えていなかったですね。

唯一悩んだのが、「今この時期に受けるべきかどうか」という点でした。
というのも、北海道に行こうかなって思っていたので。
北海道で羊の世話をするという住み込みのバイトがあって、「めっちゃ楽しそう」と興味があったんです。

実は、先ほど話した「パソコンで仕事がしたい」のには、もうひとつ理由があって。
いろんなところへ行くことが好きなので、場所に囚われずに働きたいというのが、その2つめの理由です。

—— いろんな場所へ行って、気になった人やモノを取材して、記事を書いてお金になったら、最高ですよね!

木村:ほんまにそれが、憧れというか、理想のカタチですね。


受講してみたメリットと初心者ライターが求めるもの

—— 今回、受講して気づいたことや、想定外の良さや効果があれば教えてください。

木村:実際ライターとして活躍されてる方が多いので、未経験の私にとっては、シェアされる皆さんの課題を見るだけでも勉強になっています。

毎回要約する課題があるんですが、決められた文字数で、自分がインプットしたことを他の人に分かりやすく伝える、というところが勉強になりました!
同じ動画を見ていても、人によっていろいろなまとめ方があるのを見て、私も参考にさせてもらっています。

—— 他にはありましたか?

木村:実際にライターをされてる方が、どんな感じで日々お仕事をされているのかを知ることができたのは、まだ仕事としてライターを始めていない私には、勉強になりました。

ただ、普段私は7〜8時間寝てるんですけど、お忙しそうな方とかもいて、そんなに寝てないんだろうなって思って、ちょっと心配してます 笑

—— 仕事量も働く環境も、人それぞれだとは思うので、まずは無理せず楽しんでくださいね!

——「取材」に対して、印象は変わりましたか?

木村:取材中に自然に出てきた質問や答えを載せるのが、取材記事なのかと思っていたけど、実際はしっかりと企画があって、目的を達成するために聞き出したいことを聞き出すためのものなのだと分かりました。
なので、印象としては「ざっくばらんなもの」だと思っていたのが「割ときっちり決まったもの」に変わったという感じです。

接客業では、「どれだけ雑談で仲良くなって、常連さんになってもらうか」、みたいなところが大事だったりするけど、取材は「盛り上がらなくてもいいから、必要なことを聞き出すことが大事」だということで、頭をフル回転させながらお話しするのは、結構難しいな~と思いました。

私にとって得意分野かも、と思っていたのが、これはしっかり経験を積まないとできるようにならないな、と思うように変化しました。

—— このコースに今後求めること、期待することがあれば教えてください。

木村:「WEBライターコース」の時は、一人ずつ担当のメンターさんがついてくれて、個別にフィードバックがいただけたけど、ここでは全体に対してコメントいただく感じで。
それでも吸収できる方が多いんやと思うんですけど、私はできたら個別フィードバックが欲しいかなと思いました。

—— 初心者の木村さんだからこその気づきですね!
   受講生同士のフィードバックがあっても、いいかもしれないですね。

木村:それもいいですね!

—— 最後の取材記事に対しては、しっかり個別フィードバックがあるので、楽しみです。


取材ライティングを学んで見つけたモノ

—— 最後に、今後この受講経験を生かして、どんなライターとして、どんな活躍をしていきたいですか?

木村:全く経験がないので、まずはクラウドワークスで案件を取るところから、やっていかなあかんかなと思っています。

対面の方が断然好きなので、コロナが治まってきたら実際出向いて、気になる人や場所にまつわる話などを聞いて、文章にできるようになったら一番楽しいかなと思っています。
そこに向けてまずは、文章を書くところから、頑張っていきたいです。

—— 明確な目標を見つけられたようですね。
   これまでの経験も生かして、自分の楽しみがリンクするといいですよね。

木村:世の中そう甘くはないんやろうな、とは思ってるんですけど 笑

—— ぜひ、北海道から沖縄にとどまらず、海外からもいろんな記事を書いて欲しいです!!

—— 最後に、これから受講を考えている方には、どんな言葉をかけたいですか?

木村:全くの未経験でも、ついていけない内容ではないと思っています。
あらかじめ情報を自分の中に入れておいて、実際取材記事を書く時に活かせる内容だと思うので、ぜひ受けてみて欲しいです!

—— すでにライターとして活躍されている方もいる受講生の中で、ライター初心者の木村さんの意見はとても参考になります。
   本日は、貴重なお話と楽しい時間をありがとうございました!


「取材」は人と人とをつなぐスキル

「接客業しかしてこなかった」という木村さんが、取材ライティングを学んだワケは、彼女のこれまでの生き方にリンクしていたからだと、取材を通して確信しました。

短い取材時間の中で脳裏に残っているのは、「面白そう」という言葉と、可愛らしい笑顔に反して、アクティブでフットワークの軽い木村さんの力強い印象です。

人との関わりを楽しみ、大切にされている彼女が、これからどんな人に出会い、どんな記事を発信してくれるのか、今から楽しみで仕方がありません!

「取材」という、人と人をつなぐスキルを持つことで、木村さんが「理想」と話すように、外へ出て場所を選ばず、さらに収入が得られるようになったら素敵ですよね。

インタビュー内にも出てきたように、全くの未経験ライターから、すでに取材記事に取り組んでいるライターまで、幅広いレベルの方が受講されています。
しかし、どのレベルであっても報酬をもらうプロなら、同じように大切なことを学ぶことができます。
しかも、ライターに限らずどんな職種であっても使える、ビジネスTipsまで学べてしまうのが、みんなのカレッジ「取材ライティングコース」。

そんなスキルを存分にシェアしてくれる特別講師が、佐々木ゴウさんです。

佐々木ゴウ:株式会社ライター組合 douco株式会社代表。数多くのSEO記事や取材記事を手掛ける。国内最大規模のライター向けオンラインコミュニティ「ライター組合」を主宰。ライター向けに執筆のコツや仕事獲得のノウハウを発信。

https://minnano-college.jp/course/interview

経験豊富な佐々木ゴウさんのユーモアと気配りに溢れた講義と、一緒に学ぶ仲間と共有できる有意義な時間を、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。


※こちらから「取材ライティングコース」の詳細と、次回スケジュールが確認できます。

取材日:2022年5月10日
執筆・インタビュアー:yacco


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