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急性疾患(廃用症候群)のリハビリテーション栄養 ポイント5つ

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1.廃用症候群の患者の大半に、低栄養を認める

・栄養改善と同時にリハを行わなければ、効果が出ないどころか逆効果となる可能性がある

「これは常識になりつつありますが、改めてリハビリ職は注意しなければいけない点かと思います。リハで結果が出ないときに、栄養状態に目を向けるのも重要だと思います。栄養状態に応じた負荷量の設定になっているか・・・など。管理栄養士がいるなら密な関わりが必要かと思います。」

2.低栄養の原因は侵襲が最も多く、飢餓、悪液質を合併することも少なくない

・安静臥床の期間が長い場合、廃用症候群の程度が重いだけでなく、疾患が重度で侵襲が大きいため栄養状態も悪いことが多い。

「いわゆる廃用といわれる方は、やせている方が多い印象です。廃用ならどんどんリハをして体力つけて!となりがちですが、筋力や筋肉が付くメカニズムを考えれば、栄養状態は絶対に無視できませんよね。大げさにいえば、ガリガリでお腹を空かしている人にベンチプレスやらせるような感じです。逆効果ですね。」

3.リハを実施されている急性疾患患者に対して、強化型栄養療法を行うことが推奨される

・自主的リハに加え強化型リハプログラムの併用が望ましい

「栄養×リハ。筋トレ業界でも運動×栄養×休養は常にセットです。

なかやまきんにくんも言ってます。」

4.るいそうより軽度肥満の患者で、ADLが改善しやすい可能性がある

・サルコペニアが軽度で廃用症候群になる前の栄養状態が良好であれば、栄養障害も比較的軽度である

「栄養と少し逸れますが、高齢になると味覚が衰え、歯も少なくなり、最終的には甘くてやわらかいものを好む方が多い印象です。そして食欲も減退していきます。栄養素も重要ですが、どうしても食欲がわかない方などであれば、好きなものを食べることを最優先にしてよいと思います。糖質中心となっても、そもそもカロリーがとれなければどんどん痩せてしまうので。また栄養補助食品を上手く組み合わせて、たりない栄養素など補うことができればベスト。いいたいことは、痩せるなら少し太っているくらいのほうが将来的には良いので、お年寄りは好きなものを食べて欲しい!若い人は肥満に繋がりやすいので我慢も大事。」

5.適正体重や過栄養でも、栄養障害やサルコペニアを認めることがある

・るいそうを認めない場合も、検査値を含めて栄養状態を評価しなければ単なる廃用症候群と解釈しがちである

「やはり検査値などデータでみることは重要ですね。体重は重いから蓄えはある。と思いがちですが、蓋を開けてみると栄養障害・サルコペニアという方は少なくないですよね。これは意外と見落としがちでは?僕はそうでした。やはり、いろんな意味でも人は見た目で判断してはいけません。ということで。」


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