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サマージャム2020@函館

 こんにちは、もしくははじめまして。颯人といいます。普段は札幌の市立高校で受験生をしながら、コーヒーやその周りのかっこいい文化についてワクワク勉強したり、札幌で学生の友だちみんながもっと楽しめるよう画策したり、それら全部をひっくるめて遊んだりしています。

 6月の13日から14日、リバ邸札幌のきーむらさんから声をかけていただき函館へ行ってきました。その紀行をここに記してみようと思います。なんだか書きたくなってしまった。

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 5月下旬に木村さんから「ねね、函館の弁天町いかない?」とTwitterにdmが届いた。弁天町にはわらじ荘という有形文化財を活用したシェアハウスがある。3月の下旬にそこで暮らしているあんなさんとごうさんにお会いできる機会があったのだが、お二人とも変わっていて、すごい素敵な方だった。「こんど函館おいでよ!」とその際に声をかけていただいており、念願だったので木村さんの問いに「行きたいです!!!」と即答した。

 また、最近IRENKA KOTANでYOUtHを運営したり、友人の田畑快らとよくお仕事をしているもつさんにお会いするのも目的の1つだった。行くことをTwitterで発信したのが6月12日と直前だったのに関わらずわざわざ時間を割いてくださり、函館をガイドしてもらった。詳しくは後述。

 旅路は木村さんの運転で進んだ。往復の長旅、本当にありがとうございました。森町でラッキーピエロに寄る。腹ペコだったのでチャイニーズチキンバーガーのセットとオムライスを注文。

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 函館に来たらやっぱり外せないなぁと感動する美味しさ。甘じょっぱいチャイニーズチキンバーガーのソース、他にないよなぁ。そのソースとマヨネーズがおいしい鶏の唐揚げに絡んで最高に美味しい。オムライスも外せないおいしさ。値段に対して信じられない大きさ。ふわっとした卵にケチャップの王道な味わい。ケチャップライスに含まれる豚肉の旨み。すべて最高でした。これのために函館来たいって考えちゃうな。

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 店の内装も独特な世界観でクラクラする。全店舗コンセプトがまるで違うらしい。全店舗制覇、いつかしたいな。

 道の渋滞で到着が遅くなってしまい、爆速で高速道路を走ってもらう。そうやって函館に到着。JR五稜郭駅でもつさんと待ち合わせる。YOUtH内だったり、snsを通じてだったりで面識はあるが、よく分からない距離感だったため会話できるか一抹の不安が出会う前にあった。しかしもつさんが会話をリードしてくださったためとても楽しい時間を過ごさせてもらった。

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 最初に連れて行ってもらったクロエという喫茶店。インターネットで調べていた時点で最高なんだろうと期待していたのだが、それを上回るほど素敵なお店だった。

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 ネルで淹れられたフレンチブレンドを、もつさんおすすめのパフェをともにいただく。このパフェの美しさ!チーズケーキに数種類のベリー、生クリームにアイス。幸せってこれのことだなぁと思う。パフェなんて全然食べる機会ないなぁと思った。少し財布が潤ってるときのびっくりドンキーか家でスーパーカップやコーンフレーク等を盛って作るなんちゃってしかないものなぁ。

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 五稜郭公園やロープウェイといった有名な観光地でなく、生活感のある素敵な場所に連れて行ってもらえて、その景色一つ一つに大きな感動を覚えた。函館の生活事情や大学生の楽しさや大変さについて等、色んなことを教わった。楽しかった。

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 これはプリンを買い占めるもつさん。おいしいパン屋さんと喫茶店を教わったらもう、長居したくなってしまうよなぁ。

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 この日はもつさんや快、IRENKA KOTANの共同創業者ではこだて未来大学に通うゆうひさんも一緒にわらじ荘で夜ご飯を食べようってお話になっていたため、みんなでお金を出し合ってお土産としてのプリンを20個購入する。そんな数のプリンを持っているというのが面白くてたまらなかった。

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 函館駅前も回らせていただいた。最近できたというお店。独特の趣があって面白かった。というか、函館は全体的に独特の色や空気があってそれが気持ちよかった。

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観光客。

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 朝市ともつさん。

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 図らずもペアルックだったらしい二人。合流してわらじ荘へ向かう。快は息抜きのために函館旅行に来たらしいのだけれど、相変わらず仕事に追われていた。お疲れ様。

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 わらじ荘ではBBQが始まっていた。初めて出会う方、久しぶりにお会いできた方、馴染み深い札幌から共に来た方、、色んな人が集まっていて、うっすらとbgmにダンスミュージックが流れていて、それはもう幸福な空間だった。

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 風鈴の音を聞きながらBBQをするなんて、最高な夏の状況じゃないか。素敵じゃないか。

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 ブレてしまったもつさん。持ってきていただいていたぶどうジュースが おいしすぎて衝撃だった。

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 わらじ荘は何だかとても風通しが良くて、多様性があって、美しい高揚感に場が包まれているような、形容する言葉がどれも言葉足らずになってしまうほど、素敵な空間だった。住民の方々の姿勢や個性のかっこよさ。青春という言葉をどうやっても頭に浮かべてしまうような、人生のハイライトの1つになりそうなほど鮮やかで幸福な時間の流れ方。本当に行けてよかったなぁと思う。夏にもう一度行きたい...!

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 こういう浪漫を感じるものがたくさんあって、ずっと興奮していた。レコードプレーヤーとか、蔵とか、、あと、夜だから全然写真撮れなかったのだけどご飯が最高に美味しかった。木村さんがタコのカルパッチョを作ってくださったり、ごうさんがパクチーやネギがふんだんに乗った特製の焼きそばを作ってくださったり、激ウマベーコンがあったり...。夜の函館の海沿いや坂道を散歩させてもらったりもした、最高の瞬間だった。

 2日目は朝一番で温泉に入り、サウナでととのう。その後岬や山を巡った。

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 生活の中の美しさも大好きだけど、自然や街並みに圧倒されるような美しさも、どうやったって大きく感動してしまう。海の奥の方に青森県らしき陸をみつけられて驚いた。函館の魅力の深さに、ずっと圧倒されていた。

 昼食時に再度わらじ荘を訪ねた際に衝撃的な1幕があった。大家さんから「釣ったから、これ食べなよー」とサメを頂いて、それをさばき刺し身にしていた。函館という街の特別感やわらじ荘の街との親密さ、そしてフットワークや対応力のすごみを感じた。そして、サメおいしかった...

 帰り道には焼き鳥弁当のハセガワストア、スペシャルティコーヒーのテーラードコーヒー、そして2度目のラッキーピエロを寄り道した。どのお店も最高だった。本当に、ゆっくり時間をとって時間を過ごしたいな。心から思った。

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 誘われて、会いたい人がいるなぁ、行きたいなぁと思って行ったこの2日間だったが本当に幸せな日々だった。確実に、行ってよかった。

 会いたい人がいて、その人が会ってくれるというのは本当に幸せだと感じた。ガイドブックに載らないような街の魅力というのは本当にたくさんあるなぁと感じた。生きていく、大人へなるということへの期待感、ワクワクが増えた。何だか、とても幸福だなあ。


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