ダメ男、ワクチン接種(一回目)に行く
↑は結構有名なboketeのネタです。ま、コンプライアンス的に目隠しだけはさせてもらいましたが。
それとワクチン接種と何の関係があるんだ、と思われるかもしれませんが、いやね、こういう体験はほとんどの人にとっては初めてなんじゃないかと。もちろん「新型コロナのワクチン接種が初めて」ってことじゃなくて。
アタシの接種予定日は9月21日でした。
用紙が郵送されてきたのはもっと早い。たしか7月だったと思う。んで、8月に入ってそろそろかな、とネットから申し込みをしようと思ったら受付停止になってる。それでね、伸びに伸びてしまったのです。
で、接種予定日が決まったのが9月の頭。問題は接種予定日が決まってから接種予定日までの間です。
ワクチン接種の副作用で「強度の腕の痛み、高熱」ってのは散々言われてたことですが、となると接種予定日の9月21日から最低2日は予定を入れられない。どうしても外せないことは別ですが、なるべく控えなきゃいけない。
もちろん風邪とは違う。でも9月21日から高熱が出るのはほぼ確定しているってことになるわけで、そんな前もって、その日は高熱で寝込んでるからダメ、なんてわかってるとか、前代未聞ですよ。
冒頭のboketeのネタを改変するなら
別に面白くはないけど、異常さは伝わるはずです。何で2週間以上先に熱が出て寝込んでるってのが確定事項なんだよ、と。
てなわけでワクチン接種の話を書きたいのですが、正直このネタを書くのは若干コワい。反ワクチンって勢力は世界中にあるらしいし、少なくとも誰しもが受け止められる穏当なネタでないのは間違いありません。
だからワクチン接種の是非を書こうってんじゃない。ここから書きたいのは、ま、記録です。つまりあくまで記録としてワクチン接種をした前後のことを書き残しておきたいと思いまして。
正直、前日からかなり気が重かった。そりゃあね、高熱が出て身体がしんどくなるのがほぼ確定ですからね。んなもん、嫌に決まってる。
アタシは良くも悪くも注射慣れしてるので、その瞬間はいいんだけど、やっぱその後ですよ。これで気が重くならないわけがないっつーか。
で、当日です。
朝の6時40分くらいに目が覚めて、朝飯を食ってね、でも接種予定時間は13時30分からだからまだ時間はある。
気分転換に散歩に出かけた。ま、近所の公園にですが。
公園の近くのセブンイレブンに寄って、半分最後の晩餐の<ノリ>でプチ贅沢をしてしまった。
アタシの軽食三種の神器であるセブンプレミアムカフェ・アイスコーヒー、揚げ鶏、塩むすびです。
朝飯を食ってまだそんな時間は経ってないから腹が減ったわけではないし、昼飯までもそんなに時間がない。なのに、今食べておかないと二度と食べられないっていうね、そんなことがあるわけないのに、そういう<ノリ>で買ってしまったと。
んで昼飯を食って、っても何せさっき揚げ鶏と塩むすびを食べたばっかりなので半分くらい残してしまったんだけど、急いでワクチン接種会場に向かった。
場所はノエビアスタジアム。もう神戸で大規模ワクチン接種会場はここくらいしかない。
中に入ると結構並んでいる。たまたまシャトルバスの到着時間と重なってしまったってのもあるんだろうけどね。
あ、中での写真はないよ。撮影禁止だったし、そもそもこんな場所で撮影するってことが間違ってる。
ただ面白かったのが、イニエスタです。
ノエビアスタジアム神戸ってことはヴィッセル神戸のホームスタジアムですが、ヴィッセル神戸の大看板選手と言えば世界的なプレーヤーであるイニエスタです。ちなみに↓は拾い物の画像。
こんな感じであちこちにイニエスタのポスターなんかが使われている。とくに面白かったのはイニエスタがバッテンポーズをしているヤツで、それこそ「撮影禁止」みたいなヤツで。残念ながら画像は見つけられなかったけど、これ、どんな感じで撮影したんだろ、と思うと笑いがこみ上げてきた。
「イニエスタさん、両手をクロスしてバツを作ってください。あ、ちょっと手が顔にかかってるんで、少しだけ腕を下に降ろして・・・」
まったく、イニエスタに何させてんだ。いや案外ノリノリだったかもしれないけど。
その後、何だかんだ、ぐるぐる歩かされて、実際に接種した、つまり注射を打たれたのが13時41分くらいだったかな。注射自体は普通の注射と一緒。別段太い針とかでもなかったし。あ、ちなみにアタシが接種したのはモデルナです。
その後、待機室みたいな場所で10分ほど座らされていたんだけど、何しろ場所がノエビアスタジアムですからね。モニターで延々ヴィッセル神戸のハイライト映像みたいなのが流れてて。
ボーッとその映像を眺めてたらあっという間に10分経って、それでおしまい。
で、その後の経過観察。
まず当日、ですが、改めて書いておけば接種時間は13時41分です。
正直、接種してから3時間くらいで何らかの症状が出てくると思っていたのですが、夜になってもとくに何もなし。しいて言えば患部、いや患部じゃないけど注射を打った位置が若干痛いくらい。これは想定通りですが、ホントに注射した周りだけで腕全体が痛いとか腕が上がらないまではいかなかった。 少なくとも慢性の腰痛(つか背中痛)に比べると屁でもない。
そして一番ビビってた発熱も、とくになし。ま、とにかく拍子抜けする初日でした。
二日目。どうも「二日目になって発熱するパターンが多い」って話だったのでかなり警戒していたんだけど、夜になっても発熱もせず。倦怠感もゼロではなかったけど、そもそもアタシは普段から倦怠感があるからね。
いやね、もっとそもそもなのですが、接種の直前まで異様に体調が悪かったのです。何でこんなにしんどいんだろってくらいしんどくて、でも接種の日までに何とか体調を整えようと頑張ってた、いや極力何も頑張らなかったくらいです。
ところがむしろ、接種後の方が体調が良くなった。直前の体調の悪さはいったいなんだったんだってなるほどで、上手く体調が反転してくれたのかね。そんなことあるわけないと思うけど。
三日目。念の為に記しておけば23日。つまり祝日。
腕の痛みもほぼ取れて、この日も高熱の気もまるでなく、普通にというか公共交通機関に乗って出掛けたりしたけど平気。
あと、これは「翌々日からオッケー」とか「最低4日間はダメ」とか、情報が錯綜しててよくわからないんだけど、気にせずシャワーも浴びた。
さすがに、もう「今回はとくに、副作用らしきものは何もなし」という判断をしても問題なかろう。
ってな感じで経過報告、おわり。
ワクチン接種の待機時に二回目の予定も決まり、10月中旬になりました。
モデルナの場合、3週間の間隔が必要なのですが、結局ほぼ1ヶ月後。長いなぁ。
何よりコワいのは、あまりにも一回目が何にもなさすぎて、次も大丈夫だろ、みたいな慢心が出てくることかな。そこだけは気をつけないと、ね。