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【覚悟表明】休学して、コンピュータサイエンス学んでAI起業します

2024年3月から大学院を休学します。


年収2000万安定ルートを捨てて

東京大学から大企業への就職という黄金ルートも悪くない。

実際外資系のコンサルや投資銀行へ就職して、作り上げられた仕組みの中で堅く数千万円の給与を目指すルートもあった。周りからももったいないと言われる。

しかし、全くワクワクしなかった。就活を通じて色んな人と出会う中で、自分は仕組みを作る側に回りたいし、そこに熱量を持てるタイプであると自分の輪郭がどんどんクリアになっていった。

今ある組織をそこそこの成長率で上手く回すとか、いくらでもいる賢い人に任せておけばいい。

自分なりの日本への価値貢献の仕方

自分で産業を作りたい、自分が影響力を発揮できる組織を持っておきたい。日本に貢献したい。大学生活、特に旅を通じて自分は日本が大好きだと改めて感じる事が多かった。就活を進める上で、どう日本に貢献したいかを考え続けてきたが、自分の中での答えはシンプルだった。新たなサービスを作り、雇用と売上を生み出すこと。

自らやりたいのはなぜか

自ら立ち上げたいと思うのは、権限があり自由度が高い状態でいたいこと、苦しみながらも夢を追いかけ続けながら1日30時間働く青春感を味わいたいから。前者に関しては自分の人生の自由度を高い状態で維持したいという自分の思想が強い。

なぜ今、チャレンジする必要があるのか

後者は、若い熱量と体力があるうちにしか成し得ない。このまま修士を卒業し、就職して雇用関係に慣れてしまうともうチャンスがない気がした。40代の起業が一番多いように、歳を重ねてから事業を作ることはできる。しかもその方が成功確率も高いのかもしれない。でも、抱えるものが増えてから言い訳して逃げてしまう自分も怖かった。

それに、大きな生活の変化を生むようなプロダクトを生み出してきたのはいつも20代の若者だったはず。そして、Facebookのマーク・ザッカーバーグ、テスラやスペースXのイーロン・マスク、Amazonのジェフ・ベゾス、Microsoftのビル・ゲイツ。日本に目を向けると堀江貴文や孫正義。みな自分でプログラムが書ける起業家である。もちろんコードがかけなくても大成功した起業家は沢山いる。でも、実際にコードを書ける人が成功しているし、アイディアが生まれた時に自分の手でサクッと表現できる方がPDCAを早く回せるし、何より自分が楽しいであろう。

レールを外れる習慣

また、このタイミングで休学することにはもう一つ大きな目的がある。それは、人生を通じてレールを外れる勇気を持つこと。いろんな経験をしてきたと言われるが、ちゃんとレールから外れようとするのはこれが初めて。ただ、恒常性に縛られず、一見繋がりのないチャレンジをしていく人生でありたい。connecting the dots.いつか繋がるその日を信じて。

休学して何をするのか

では、実際に休学する一年で何をするのか。一言で言うと「コンピュータサイエンスを基礎から学ぶ」1年間にする。

起業したいだけならもっと実用的で表層的なwebアプリケーション開発とかを学べばいいと思う。ただ、毎年のように新しい技術が湧いてくる現代において、表面的な学びは危険だと思っている。根本を把握し、次に来るサービスを予想できるようになるくらい俯瞰できるような理解に至りたい。

42tokyoって?

そもそも42tokyoは一般的な就職支援プログラミングスクールとは異なり、相当前衛的な組織であり学校である。期限までに課題をクリアできなければドロップアウト、生徒同士で教え合い評価し合うピアラーニング、実用よりも基礎を大事にして、コンピュータが動く仕組みから学ぶ。さらに言うと、受講者に嬉しい授業料無料と、学び進めると無料で留学が可能な制度もある。海外の校舎では未経験からGAFAM就職者が出るなど前代未聞の成果も出している。

42tokyoで学んだ先

42tokyoにコミットした先は、いい意味でも悪い意味でも決めていない。自分が興味関心が湧く方に泳いでいこうと思う。もしサービス開発に一番燃えるのであれば起業、機械学習方向に興味が強く湧いたら東大の松尾研に入り直すなどがある。ただどちらにせよ、実務でチーム開発経験を積みながら学べることも多いため、途中からは42での学びと並行してエンジニアインターンにもチャレンジしようと考えている。

42tokyoに落ちたらどうするのか?

これは正直考えたくないし、考える必要がないくらい本気で3月の試験(Picsine)に捧げるつもりである。ただ、周りを納得させる意味でも、自分が躊躇せず挑戦するためにも一応策はある。未経験のエンジニアインターンからスタートし、少しずつインターンのレベルを上げていくのである。これは完全に実務だけでの学びルートになるが、これはこれで短期的な収入も増えるし、成長スピードは早い可能性があるので悪くはないと思っている。(万が一42に落ちた場合だが)

起業の仲間集め

せっかくもらった1年間のうちに、自分の事業を作れるようになりたい。42tokyoなどで仲間集めをしつつ、起業家としての繋がりを広めたりアイディアをビジコンなどで壁打ちする行動は最初からフルスロットルで取り組みたい。

1年後の自分が笑っていれるように、1日1日を全力で生きます。今年のテーマのように、"前傾"で行こう。

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