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【RRR】人生について超考えさせられるインド映画を観てきた。

初めてインド映画というものを映画館で見たかもしれない。

バーフバリシリーズを手がけるS.S.ラージャマウリ監督の「RRR」というインド映画を観てきたのだが、これが凄かった。

言葉にできないが、3時間ずっと「あなたはなぜ生きるのか」と人間としての生き方を問われているようだった。

楽しいし、学べるし、苦しいし、ワクワクするし、不思議な映画体験だった。

そんな「RRR」を観たのはiMAXという超大画面・大迫力音響の映画館。

iMAXの中でも日本にも2ヶ所しかない、最高の映像体験を全身で体験できるiMAX レーザーGTという最上位設備らしい。

これまで何気なく観に行っていたが、そんな最高の映画体験が2000円以下で体験できるのは本当に最高。

メンバーズデイバンザイ。学生バンザイ。

映画の舞台は1920年代のインド。

インドがイギリスに植民地支配されていた時代だ。

今僕たちが生きるのが2020年代だから、まだ世界中で植民地支配が当然に行われていた時代から100年しか経ってないことに驚きを隠せない。

こんなにも安心して寝れて、3食不自由なく食べれる日常があることに感謝しなくては。

今ロシアがウクライナ侵攻してるのは特異的なことではない。

これまでも、そして起こってほしくないがこれからも人と人は争いあっていく。

日本人は平和ボケしすぎているのかもと思わされた。

反感を買われる可能性もあるが、世の中には知らない方が幸せなこともあるし、僕らの子供の世代には、最低でも100年後を生きる人たちに戦争はあくまで歴史上の出来事、と認識してもらえるようにするのが今を生きる僕たちの責任なのかも。

そろそろ映画に戻ります。

映画の概要をざっくりまとめると、「イギリス植民地時代のインドで、ビームとラーマという2人の若者が友情と使命のハザマでお互いの大義を掲げて戦うアクション映画」という感じだろうか。

短くまとめるのって難しいな。

もう少し内容に踏み込むと、

ビームはイギリス警察のトップに連れ去られた村の少女を救うために、ラーマは父親から受け継いだ「村のみんなへ武器を届ける」という使命のためにそれぞれの村から都会へ。

ビームはイギリス警察から追われる身、ラーマは大義のためイギリス警察となった中、熱い思いを胸に秘めた二人は惹かれあい、お互いの素性を明かすことなく唯一無二の友となる2人。

しかし、ある事件をきっかけにイギリス警察になったラーマと警察に追われているビームが敵対することになる。

徐々にお互いの思惑がわかる中、親友であり敵でもある二人が最終的に選ぶのは友情か、使命か?

というのが「RRR」のあらすじ。

映画を見終わって最初に出てくるのは「人生について考えさせられた。」という言葉だった。

同じイギリスという敵を憎みつつ、大義のために対立し、ついにはお互いを殺し合う。

うまく言葉にまとめられないが、3時間ずっと「あなたはなぜ生きるのか」と心に問われているようだった。

それぞれの人に思いがあって、正義なんて時代や環境によってころっと変わってしまう。

あなたは何を信じて、何をしたくて今を生きているのか?

他人のためにこんなにも命懸けで生きている人がいる。

生きるためには戦って勝ち続けなければならない。

ビームとラーマを見ていると、普段の悩みやもやもやが本当にちっぽけなものに感じた。

周りに流されて生きるほど、人生は長くない。

自分がやりたいこと、自分が信じれることで突き進め。

という強いメッセージを感じた。

面白いだけではなくて、自分の人生に対する発見がたくさんあって映画って凄いといつも思わされる。

今日は「すずめの戸締まり」を1日のご褒美としてナイトショーを観に行く予定なので、また感想をnoteにまとめようと思います。

改めて、最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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ではまた!



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