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総理大臣と煙草

Column~№29
 喫煙者は健康ブームと受動喫煙の関係から減少しているが、石破総理は今も喫煙されているかは分からないが、以前は喫煙者だったそうだ。私の知人がインタビューをした時に写真撮影を先に済ませた後、喫煙を始めたそうだ。話ではかなりのヘビースモーカーだったそうで、喫煙の写真は使わないようにお願いされたという。
 知人の話では気さくな方で質問にも熱心に答えてくださったそうだが、当時は喫煙者も肩身の狭い時代ではなかったがイメージを大事にされていたという。確かに白黒の時代には喫煙している著名人の写真は残っているが、近年では喫煙しているような写真を目にする機会はなくなった。
 総理大臣と煙草で思い出すのが橋本龍太郎元総理大臣の話で、橋本元総理はチェリーという銘柄の煙草を吸っていた。当時国会だったが、議員会館だったか煙草の自動販売機が置かれていたのだが、チェリーを吸う議員はいなかったので販売機にはチェリーが入っていなかった。だが橋本元総理が総理大臣に任命された時に、この自動販売機にチェリーを入れてもらいそれをとても喜んだという。
 橋本元総理は自動販売機の中にチェリーを入れてもらうのが悲願だったと周囲に漏らしていたそうだが、総理に任命されるような方でもなかなか自動販売機1つ文句を言えないのだと思ったことを思い出す。
 なお今も自動販売機が残っているのか分からないが、橋本元総理が国会議員をお辞めになった後、チェリーは他の銘柄になったような話を聞いた記憶がある。つまりチェリーは橋本元総理しか買っていなかったという落ちだったような気がする。だがここの記憶は曖昧なので注意していただきたい。
 

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