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帯広VOR/DME、リニューアル工事中

ここは 帯広空港。

▲ 帯広空港

今年2度目、4か月ぶりの訪問。日高山脈はうっすら雪景色。スタッドレスタイヤで峠を越えてきました。


▲ 帯広VOR/DMEサイト

「帯広VOR/DME更新工事」が行われています。公表されている契約情報では、今年7月に、令和6年1月までの工期で入札公告が出されていました。落札は今年8月だったので、いま、工事の真っ最中。

VOR : VHF Omnidirectional Radio Range、超短波全方向式無線標識施設
DME : Distance Measuring Equipment、距離測定装置

飛行中の航空機に対し、VORは方位情報を、DMEは距離情報を提供する航空保安無線施設です。


▲ 帯広VOR/DMEのアンテナ新旧

2年前の写真と比べると、アンテナが新しくなっていました。 よく見ないと気付かない程度ですが…。

まん中に立つ赤い棒がDMEアンテナ。その下の白から赤に変わった部分に、VORのキャリア(CAR)アンテナが入ります。周囲にたくさん並んでいるのが、VORのサイドバンド(SB)アンテナ。カバーが少し尖ったので、雪が積もりにくくなりそう。

▲ 帯広VOR/DMEの旧アンテナ(2021年10月)

これが2年前に撮影したクローズアップで…

▲ 帯広VOR/DMEの新アンテナ(2023年10月)

こちらが最近の写真です。背後の木も成長したね。


▲ VORのモニターアンテナ(新)

VORの方位情報や電波の強さなどを監視する3本のアンテナのうちの1つ。鳥除けがこれまでと変わり、いまどきの標準的な形式になっていました。

▲ VORのモニターアンテナ新旧

上の写真が以前のモニターアンテナ。かなり古いタイプの鳥除けでした。

下の写真が今回撮影した新しいモニターアンテナの1つですが、これには鳥除けが付いていません。なぜだろう? すでに鳥のフンの跡がたくさん付いているので、ここに鳥が留まっていることは間違いなさそうです。止まり木にされると受信レベルが変動してしまうと思うのですが…。


▲ ターミナル側から見た帯広VOR/DME(2023年10月)

「帯広VOR/DME更新工事」に関連する記事は、こちらにもあります。ご参考に。


航大帯広分校のシーラス

穏やかな秋の日、SR22がタッチアンドゴー訓練を繰り返していました。いいなー、また飛びたいなー。

航空大学校では、いま、操縦教官を募集しています。(応募締切:令和5年12月8日)


※ 写真はすべて、やぶ悟空撮影



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