Ａ３とＱ３

2024年7月6日 11:37

アウディ、まだ乗ったことないんだよな。でも「クワトロ」っていう４輪駆動システムには昔から興味あってさ。北海道で生きていくのに四駆よんくは必須！って思ってたからね。

そんな若造だったころから半世紀も経っちゃったけどさ、レンタカーのアウディ借りたよ。その黒いＡ３の走行距離、たった247kmの新車！　えっ、いいの？

Audi A3 Sportback 40 TFSI quattro

予約してたのは advanced だったんだけど、用意されていたのは S line。ま、いいか。違いもよく分かんないし。きっとスポーティなヤツなんだろ。

後で調べたら、Ｓラインは全高が15mm低かった。たぶん最低地上高もその分低いんだろうな。もし買うんなら腹が低いと北海道じゃちょっと気になるけどね。運転席に着くとやっぱり低く感じたね。まあ普段使ってるクルマが背が高めの軽だからさ。歳をとって車高低いと乗り降りが大変よ。ＳＵＶ人気って、そんな理由もあるんじゃないの？　Ａ３のシート高調整して少し上げたよ。

この目つき顔つき、キツイな。ヘッドライトの形もやたら尖がってる。よく思いつくね、このデザイン。いまどきはどれも似ていて、好みはそれぞれだけど、サイドのプレスラインなんかは先代の方が好きかな。

横置きエンジンから後軸にもっていくクワトロ。ガソリンの直４ターボ。車重1.5トンで前輪に61％も荷重かかってる。アウディは基本ＦＦだから、クワトロでも前重まえおもだよね。

走り出すと、これが違和感ないんだよね。プレミアムコンパクトっていうの？　サイズがちょうどいい感じで、アクセルの踏み加減とかレスポンスも自然な感じ。ブレーキはガッツリ効くし。190ps ってあたしにゃ十分過ぎるけど。でも、ハンドリングとかおおっ！っていう感動は湧いてこなかったな。

シフトレバーが消えて、スイッチになってた。なんかヤダな、これ。普通に走って不都合はないんだけど、自分がクルマを運転してるって感じが薄いっていうか…。下りのエンジンブレーキなんか、シフトレバーでガンって操作したいんだよな。人間古いからな～。

乗り心地にしなやかさは感じなかった。小さいＡ３だけどホイールベースは2635mmあるんだよね。硬いってわけじゃなく、しっかりしてる…とかいうんだろ。Ｓラインだからかな。これ、ドライブモードで変わるのかね？　Auto から Comfort にしたけど違いがまったく分かんなかった。Dynamic にするとエンジン回転とギヤの変速タイミングは変わったよ。隣に女房が乗ってたから走りの違いをしっかり試すことはできなかったけどね。ほかに Efficiency と Individual もあったけど、そんなのはまあいいや。ドライブモード、こんなに必要なのかね？

これも後で調べたら、ダンピングコントロールサスペンション（アダプティブショックアブソーバーで減衰力を電子制御するやつ）は、Ｓ３にだけオプションになってた。

タイヤはブリヂストンの「TURANZAトランザ」って書いてあった。新車装着タイヤ、って扱いで通常のカタログには載ってないとか。Touring POTENZA から名付けたそうで、高いグリップ性能と居住性・静粛性も併せ持つんだと。どれも似たようなこと言ってるよな。それほど感じなかったけど。

前にほかで借りた中古320iビーエムが、信じらんないほど古いタイヤで怖い思いをしたことがあったんで、タイヤはしっかりチェックしてるのよ。こいつは2024年登録の新車だから、「4123」だったよ。つまり 2023年の第41週に製造したタイヤ。サイズは 225/40R18。扁平率40％って、よっぽど路面のきれいな道じゃないと乗り心地なんて期待できないんだろうな。

道の駅でトイレから戻ったら、傍にＡ４セダンが停まってた。Ａ３よりだいぶ大きく見えたよ。スタイルだけならＡ６とかＡ７なんかの流麗な感じが好きなんだけど、実際に使うんならＡ３のサイズ感がしっくりくるね。4.5ｍ超えない方がいいな。

このハッチバック、アウディではスポーツバックっていうの？　セダンと比べて使い勝手は良さそうだけど、どうも好きになれないスタイル。若いころはハッチバックやステーションワゴンが好みだったのに、歳を重ねて変わってきたんだよね。

７時間半使わせてもらって返却したら、ちょうど200km走ってた。リッター当たり15.7kmって、燃費なかなか良かったね。さすが TFSI（Turbo Fuel Stratified Injection）ってことか、パワーも燃費も…ってね。

Ａ３だけで長くなっちゃったから、アウディＱ３のレンタカー試乗は別に書くことにするよ。

-+-+-+-

AUDI A3 SPORTBACK 40 TFSI quattro, S line

初度登録：令和６(2024)年３月
型式：3BA-GYDNNF
長さ4350 mm × 幅1815 mm × 高さ1435 mm
車両重量 1490 kg
原動機の型式：DNN
1984 cc、直列４気筒DOHC16バルブ、インタークーラー付ターボ
190 ps / 4200-6000 rpm
32.6 kgf・m / 1500-4100 rpm
７速Ｓトロニック

※ 個人の感想です。忘れないうちに書き留めておこうと思っただけ

※ 写真はすべて2024年5月、やぶ悟空撮影（一部画像処理）

この続き、Ｑ３はこちらで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？