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読書 「RFワールド No.55」 CQ出版社 遊びから始まる世界

1 この本について
RFワールドは、駅前書店でも購入できた電子回路設計のハイレベル専門雑誌でした。今は、デジタル版のみです。この号、特集記事が、RFに限らず、電子工作に広く通じるので購入しました。特集記事の著者、原口さんは大昔のアマチュア無線仲間です。

2 本書との関係
私がアマチュア無線を始めたのは中学3年生です。高校で無線のクラブに所属、モールス通信にはまりました。隣の高校出身で無線をしていたのが原口さんで、お互いが社会人になってからも、メールで少しだけ交流がありました。原口さんがヨルダンでの技術指導から帰ってきた直後だったうような?
この本、心底モノ作りが好きな、原口さんの思いが伝わり、懐かしさを感じつつ読むと同時に、今、時々自宅でやる(やる必要のある)電子工作の参考にしています。

3 遊びから広がる世界
この本を読んでて、一生ものの遊びって、あるんだなとつくづく思います。原口さんが、典型的な例です。
遊びもとことんのめりこめば、仕事になり、世界を変えるパワーになる。
少しでも若い内に、いい遊びに出会うこと、今の若者に意識してほしいです。体を動かすこと、頭を使うこと、なんでもよくって、できれば、一人でできないことで、お金で解決できないことがいいですね。
アマチュア無線はその昔、キング・オブ・ホビーなんて、笑えるようなこと言われていました。私の場合、それ自体はすぐに止めましたが、電子工作からの流れで電子回路の研究開発が仕事になりました。
アマチュア無線は、自分の意思で最初に受けた公的な試験、手元に免許書だけは残してあります。

写真 本誌の表紙(著者撮影)

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