今年の抱負「自分の可能性と向き合うぞ〜」

あけましておめでとうございます。
本年は自分の可能性と向き合いながら現代美術家としてのキャリアを止めることなく頑張っていきたいです。

●女性アーティスト
私はうまくいけば今年の5月に出産予定です。
みなさんは出産育児により内定していた展示の参加が中止になりうるとうこともご存知ですか。
運営側の目で考えたら、子供の病気で、体調の戻りが悪くなどの理由で参加アーティストからスケジュールを空けられたら困っちゃうよな、と思います。

でも考えられうるリスクのために、決まっていた展示の機会すら失うのってどうなんだろうか。
誰がコロナに、そして突然命を失ったっておかしくない今の時代において「妊娠出産の人だから」でひとくくりにして断るのはちょっと不条理だと思います。


●自分の可能性
もちろん、権利ばかり主張するのではなく、責任は果たさねばなりません。

これまでは自分の可能性を信じ、「挑戦」してきましたが、
プロとして「いつでも最低限できるレベル」「スケジュール感」の理解が必要です。
ビジネスの世界では当然のことかもしれませんが、恥ずかしながら私はどうもそれが苦手です。
いつも展示の日程が決まってワァワァしています。

2020は決まっていた展示がいくつかあったけれど、その多くがコロナで中止・延期になりました。
私はなくなってしまった物事や時間の代わりを考えることができず、ただただぼんやり日々を過ごしてしまったことを非常に後悔しています。

「子育てしているから無理だよね」と自分に言い訳して、また後悔したくない。
「私は子どもがいますが、このようなスケジュール感ならこんなことができます」と逆に提案していきたい。

●そんなこんなで2021は
・決定済みのプロジェクトは誠心誠意実行
・今、描いている絵を中心に発表できるようポートフォリオやウェブを頑張る
・新しい家族を迎えても創作活動は継続し、無理のないリズム・スケジュール感を自分なりに模索

こんなこと言っておきながら絵画の発表先はまだ決まっていなくて。。
だからどんどん新しい絵を発信しなくてはならないのだけれど、ウェブじゃなくて展示で実物見てほしいなというジレンマ。
私に興味を持ってくれるギャラリーさんのグループ展とかに組み込んでもらうのがいいのかな。
こんなことばっかり「う〜ん、、」とか考え込んじゃって半日すぎたりするから、そこを気をつけたい。

やりたいこと、やるべきこと。もりだくさん。
まずは目の前の出来事をひとつひとつ取り組んで、自分の力量を見定めて、そこについてくる人や物を裏切らないようにだけ、頑張ろう。
そうやって、ギャラリーや他の作家から信用が得られたらどんなに幸せなことか。

そんなこんなでよろしくです。

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