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ちいさきいのちをこの世に誕生させた話

※この記事には作成途中のぬいぐるみの写真が出てきます。
苦手な方は読まないことをおすすめしますm(_ _)m


 こんにちは。
金曜日は大雨の影響で早めの帰宅となったので、久しぶりにのびのびnote書いてます。(一晩で仕上げるつもりが土曜日までかかってしまった…🤫)
みなさま、台風の被害は大丈夫でしょうか…

 新日本の会場に行くたびにぴょんすけがうらやましくなったり、ぬいブームにのっかって推しぬいが欲しくなったのですが、ノアではなかなか出なさそうだな…と思ったので自分で作ることにしました。

 最近TwitterのTLでもぬいの話がチラホラでているので、圧倒的に写真が足りないですが自分でつくったときのあれやこれやを残したいと思います。
参考になるかは…謎(*'▽')✌️


つくりたいぬいを考える

 マストな条件は以下の6つ。

  1. ミシン無しでも作れるレベル感

  2. ぴょんすけと同じくらいのサイズ

  3. ポーズを変えられる

  4. 肩に乗せられる

  5. 推しになるべく似せる

  6. 髪型を変えられる

これを元に、
どういう材料が必要で
どのような構造で
どのような作り方にするか
を考えます。

1.ミシン無しでも作れるレベル感

 型紙を写して布を切って…という作業もなるべく時短で簡単にしたかったので、「ぬいパタ」という商品を使いました。

 肌色のぬいぐるみ用の布にぬいぐるみのパターンが印刷されているので、切って縫うだけでぬいぐるみのベースが作れます。
肌色は2色、サイズは10cm・16cm・22cmの3種類あります。

2.ぴょんすけと同じくらいのサイズ

 プロレス観戦時に肩に乗せても後ろの人の邪魔にならないように、ぴょんすけと同じくらいのサイズ感で作ることにしました。

3.ポーズを変えられる
 肩に乗せる=座ったポーズにできる
ということでぬいぐるみ用のボーンを入れて自由にポーズを変えられるようにします。

4.肩に乗せられる
 
磁石で挟む方法を採用することにしました。
簡単に素早くぬいをつけ外ししたいので、磁石を3個使い次の図のような構造にしました。

(1) の磁石はぬいを縫う段階でぬいのお尻の部分に入れて固定します。
(3) の磁石は服の中に入る台座になるのでフェルトで挟んでおきます。

装着時、あらかじめ (2) と (3) の磁石で服を挟んでおきます。
ぬいをつけたいときだけ (2) の磁石の上にぬいを置けば素早くつけ外しができます。

5.推しになるべく似せる

 これは最重要事項w
ぬぐるみ用の顔のワッペンを見つけたのでそれでどうにかします。

6.髪型を変えられる

 推しの清宮選手は時々ガラッと髪型が変わるので(最近は前髪分けることが多め)、髪型や髪色が変えられるようにします。

用意した材料・道具

材料

  • ぬいパタ スキンパフ 16cm (Web通販にて購入)

  • 髪の毛用の生地 (Web通販にて購入)

  • 髪の毛の裏地用の生地 (Web通販にて購入)

  • 髪の毛用の生地と裏地を貼り合わせるための接着芯 (Web通販にて購入)

  • 顔用ワッペン  目・眉毛・口 (Web通販にて購入)

  • ぬいスケルトン (Web通販にて購入)

  • 綿 (100円均一にて購入)

  • 磁石 (100円均一にて購入)

  • シールタイプのフェルト (100円均一にて購入)

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  • 服用の生地 (オカダヤにて購入)

  • 靴用のフェルト (100円均一にて購入)

道具

  • 糸 (基本隠れる縫い方をするので色は特に気にせず、白か黒しか使用していません)

  • はさみ

  • チャコペン (時間が経つと消えるタイプ)

  • まち針、仮止めクリップ

  • ピンセット (綿を詰める用)

  • 布用ボンド

  • 布用両面テープ

  • 裁縫用メジャー

  • 型紙用の紙 (普通のコピー用紙と厚紙)

ちいさきいのちの錬成

 材料がそろったので時間と体力を対価にちいさきいのちを錬成していきます。

1.ボディと髪の毛
 ぬいパタを販売しているグッズプロさんが公開されている手順に沿って作業しました。
錬成前に以下の2つは読んでおいた方が良いかもしれません。

後頭部以外のぬいパタのパーツを縫い終わった状態。
後頭部のみ髪の毛用の生地を使って作成。
右奥に見えるのがぬい用ボーン

 前髪は縫い込まず、後からボンドで貼り付けます。

 マスト条件に挙げた「4.肩にせられる」の通り、身体に綿を入れる前にお尻の内側の部分に磁石を両面テープで貼り付けておきます。 

赤丸の位置に磁石があります。
左側の台座の方はこんな感じで磁石をフェルトで包みます。
右側の裸の磁石を使って服に固定します。

 ぬい用のボーンは綿を入れながらいい感じに綿で固定されるように入れていきます。
手足の先に綿を詰める時にピンセットが大活躍しました。

綿入れ前の状態がこんな感じ。
綿入れ後こんな感じになります。
前髪はまだ仮止め中。

 位置を調整しながら前髪をボンドで貼り付けてベースは完成です。
 本当にあとからちゃんと取れるか少し不安ですが(笑)縫った糸ほどくよりは気持ち的にマシなので…

2.顔

 目・眉毛・口はすべてワッペンを使用しました。

便利な世の中だ…(便利な世の中だおじさん)

 ワッペンは貼る前に色を付けておきます。
わたしは油性ペンを使いましたが、今少し滲んできていて…染色ペンの方が良いかもしれません…。(ココだけマジ後悔中orz)

 まち針や糸でセンターの印をつけながら、ワッペンを貼る位置を調整し、ボンドで貼り付けます。

美容鍼(ではない)

3.コスチューム

 ぬい錬成で最大の難関だったのが「コスチューム」。
なんせ布にプリントするプリンタなんて持っていない…。そしてこのぬい用の型紙もない…。
なのであきらめて長ズボンの型紙でシンプルなロングタイツっぽいズボンを作成し、小物&ブーツでそれっぽく見せました。

 ロングタイツの型紙は持っていたぬい服とネット上にあるズボンの型紙を参考に、メジャーでぬいを採寸しながら作成しました。慣れてないのでヒィヒィ言いました。

ブーツはこちらを参考にしました。

 ガウンはジャケットの型紙をアレンジしました。
無理なく着脱できるよう大きめに作りました。
襟元のファーは縫えなかったので、ボンドで貼り付けました。
肩に乗せた時にガウンが邪魔になったので後ろに2か所切れ込みを入れています。

後ろから見た図。
座りやすいように2箇所切れ込みが入っています。

ちいさきいのちの誕生

 そして生まれたちいさきいのち…

5.4ノア両国大会にてデビュー

なんて愛おしんだ!!!!
自分で作ったので愛着わきまくりです。

推しぴ様とちいさきいのち

作ってよかった…


 作成期間はボディ・髪・顔で約2週間、服は約1週間。
平日の夜にちまちま作業していたので結構かかりました…。

 普通にバッグに入れて持ち運んでいたのですでに少しダメージが…ぬい用のポーチを早く買わなければ😭
そろそろコスチュームが変わる頃かと思うので、変わったらすぐに新しいのを作りたい…😇✨

 以上、雑ではありましたがぬいの錬成記録でした。

おわり。


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