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何かを捨てるその前に

捨てて、無くして…初めて気づくことがある。

私は最近もやもやしている。
仕事も、プライベートも、家族とも。
上手くやってるはずなのに、「これでいいのか」と己に問いただしている。

去年、いらない繋がりを捨てた。
スッと楽になった気分は今は「寂しさ」に代わっている。

信頼とか、安心とか、どこから湧いてくるのだろう。

私にはわからないや。

今繋がってる知り合い全員が、私を安心させてくれる人ではない。

定期的に会ってくれる高校時代のサッカー部の5人。
音楽フェスで集まる少し年上のお兄さん、お姉さん。
大学のバイトで知り合った同期の人たち。
会社で話しかけてくれる先輩方。
去年の末、おじさんに言い掛かりをつけられた私を偶然助けてくれた中学の同級生。

年末年始で沢山の人と、久々に触れ合った。

本当に何年ぶりの人もいたし、数か月ぶりの人もいた。

私を”暖かく”迎えてくれる人。
かたや、”そっけなく”接する人。
”いつも通り”話してくれる人。

「本当に私は”彼ら”に受け入れられているのだろうか」

そう、思わず考えてしまう。

それだけ私は、人との関わりを避けてきたのだろう。
それは、良いとも悪いとも言えなくて…。きっとそれぞれの価値観で決まっていくものだ。

私はいらない”mono”を排除したけれど。
あなたにはあなたの繋がりの『守備範囲』がある。

自分から守備範囲を広げない私がいて、日に増して範囲を広げていくあなたがいる。

ふと、立ち止まって思考する。

「私が守れる広さって、いったいどれくらい?」

今の状態は狭いのか、広いのか。
それはきっと「寂しい」とか「うざったい」とか、そんな気持ちの中にある。

でも広さより、重要な物は。

いかに”自分でいられる空間”を作れるか。

なんじゃないかな。

交友関係いっぱい広げて、それを探す人がいて。
慎重に選んでいくやり方の人もいる。

私はミクロのようにちいさなこの空間を、今年は少しでも幸せにできるだろうか。


書いて、消して、悩んで、話して。
年が明けて20日間、noteも書かず悩んだことは混沌とした友好関係だった。

今年は、捨てる前に少し考えて。
踏み入れたい場所には、少しだけ顔を出して。
私だけの私が生きる(活きる)空間をつくろう。

ビバ、2020年の私。


あなたの生活のプラスになりますように…。