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  • 【能登支援チャリティ販売】【サイン入り】踊る幽霊 / オルタナ旧市街 (柏書房)

    本出品は売上の一部を珠洲市の災害義援金(珠洲市で被災された方々に配分)に寄付いたします。(10月31日まで実施)珠洲市https://www.city.suzu.lg.jp/site/bousaisuzu/11594.html--------------------------------------------------【サイン入り】踊る幽霊 / オルタナ旧市街 (柏書房)2024年7月10日 第一刷発行私は街に憧れて東京へ出てきた。若い自分にとっては大きな憧れであった。それから10年以上が経つが、街はさらに不可解なものとなった。自らの生活に流入する都市の光景に、今でもたじろいだままでいるのかもしれない。オルタナ旧市街の視線は、憧れを平熱に変える。街は憧れでなく、「生活の断片」であるかのように。だからこそ、“街が此処にあること”をオルタナ旧市街は書き続ける。それが誰しもの生活であることをささやかに残してゆくために。(書肆 海と夕焼 柳沼雄太)以下、版元HPより抜粋。--------------------何度でも覚え直せばいいし、何度でも忘れていい。街をめぐる断片的な随筆21篇を収録。作家の小山田浩子も推薦、待望のデビュー作。【内容】巣鴨で踊る老婆、銀座の魔法のステッキ男、流通センターのゆで太郎から始まる妄想、横浜中華街での怪異、不穏な水戸出張……街をめぐる断片的な21篇。わたしたちは瑣末なことから日々忘れて暮らしている。忘れないと暮らしていけないとも思う。わたしとあなたの断片をみっともなく増やしていこう。何度でも覚え直せばいいし、何度でも忘れていい。インディーズシーンで注目を集める謎多き匿名作家・オルタナ旧市街が、空想と現実を行き来しながら編み出した待望のデビュー・エッセイ集。“誰の記憶にも残らなければ、書き残されることもない。それはそれで自然なのかもしれないけれど、身の回りに起こったことの、より瑣末なほうを選び取って記録しておく行為は、未来に対するちょっとしたプレゼントのようなものだと思う。”(表題作「踊る幽霊」より)誰にでも思いあたる(いや、もしかしたらそれはあなたのものだったのかもしれない)この記憶のスクラップ帳は、書かれるべき特異な出来事も起きなければ、特殊な事情を抱えた個人でもない「凡庸」な人々にこそ開かれている。【目次】踊る幽霊[巣鴨]されども廻る[品川]反芻とダイアローグ[水戸]スクラップ・スプリング[御茶ノ水]午前8時のまぼろし[駒込]老犬とケーキ[東陽町]タチヒの女[立川]麺がゆでられる永遠[流通センター]アフターサービス[横浜]大観覧車の夜に[お台場]ウィンドウショッピングにはうってつけの[五反田]おひとりさま探偵クラブ[銀座]白昼夢のぱらいそ[箱根]聖餐[吉祥寺]愛はどこへもいかない[小岩]猫の額でサーカス[浅草]がらんどう[南千住]さよなら地下迷宮[馬喰町](not) lost in translation[渋谷]見えざる眼[秋葉原]テールランプの複製[八重洲]--------------------版元:柏書房発売日:2024/06/24判型:四六判頁数:168pISBN:9784760155668--------------------

    ¥1,650

  • 【能登支援チャリティ販売】『百年の孤独』を代わりに読む / 友田とん (ハヤカワ文庫NF)

    本出品は売上の一部を珠洲市の災害義援金(珠洲市で被災された方々に配分)に寄付いたします。(10月31日まで実施)珠洲市https://www.city.suzu.lg.jp/site/bousaisuzu/11594.html--------------------------------------------------『百年の孤独』を代わりに読む / 友田とん (ハヤカワ文庫NF)2024年6月20日 印刷2024年6月25日 発行友田氏の原点である本書。待望の文庫化!G・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』を冗談のように、そしてなるべく脱線しようとして読む試み。思えば、読書とは眼前のテクストを愚直に味わわなければならないと誰が決めたのだろうか?誰かの「代わりに読んで」も良いだろう。新しい概念としての読書体験を本書で感じてみませんか?--------------------版元:早川書房発売日:2024/07/01判型:文庫判頁数:360pISBN:978-4-15-050610-0--------------------

    ¥1,298

  • 【能登支援チャリティ販売】【サイン入り】先人は遅れてくる パリのガイドブックで東京の町を闊歩する3 / 友田とん (代わりに読む人)

    本出品は売上の一部を珠洲市の災害義援金(珠洲市で被災された方々に配分)に寄付いたします。(10月31日まで実施)珠洲市https://www.city.suzu.lg.jp/site/bousaisuzu/11594.html--------------------------------------------------【サイン入り】先人は遅れてくる パリのガイドブックで東京の町を闊歩する3 / 友田とん (代わりに読む人)2024年3月15日 初版第1刷発行友田さんの文章を読むと、誰でも歩いている町が誰にも見えていない町であることがわかる。友田さんの手に掛かれば、赴いた思考はより多くの選択肢を伴って読者の前に提示される。それはまるで、目的がないままに十字路を進むように。以下、版元HPより抜粋。--------------------啓示を受けたように思いついた「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」という言葉を、意味もわからぬままに実践しようと試みる連作エッセイシリーズ最新作。コロナ渦中の町を歩き、近所で見かけた看板の言葉をきっかけに本当の言葉探しをはじめた「私」は、弘法大師と高野山から、『オズの魔法使い』、松任谷由実のドキュメンタリー番組、『西遊記』など、何かを求める旅の物語に思いを馳せるうちに、半導体エンジニアの職へと導かれた出会いの記憶へと至って……。訪ねた土地で過去の出来事や読んだ小説の断片の記憶を芋づる式に蘇らせていく至福が綴られる。全4章、約5万字の文章と18枚のカラー写真、画家・いちろうの挿画で構成。--------------------版元:代わりに読む人発売日:2024/03/15判型:新書判 並製頁数:144pISBN:978-4-9910743-6-3--------------------

    ¥1,870

  • 【能登支援チャリティ販売】【サイン入り】ナンセンスな問い 友田とん エッセイ・小説集Ⅰ / 友田とん (H.A.B)

    本出品は売上の一部を珠洲市の災害義援金(珠洲市で被災された方々に配分)に寄付いたします。(10月31日まで実施)珠洲市https://www.city.suzu.lg.jp/site/bousaisuzu/11594.html--------------------------------------------------【サイン入り】ナンセンスな問い 友田とん エッセイ・小説集Ⅰ / 友田とん (H.A.B)2023年2月20日 初版発行私鉄系スーパーマーケット8社共同開発の冷凍うどんとは?ドトールで出会う古井由吉に似た老人の行方は?藤山一郎が歌った歌とは?生活の中で湧き出る疑問は徐々に道を逸れて、現実と思考が綯い交ぜとなる。しかし、友田氏はひとつひとつを言葉にすることで思考の解像度を上げてゆき、自身の日常に還元しようとする。本書は、友田氏が今まで思考し言葉にしてきたものを集めている。思考は様々な方向へ発展するも、辿り着く場所は「本」である。その過程の「可笑しさ」が本書の醍醐味であり、友田氏が掲げる「可笑しさで世界をすこしだけ拡げる」というモットーに、読者もまた魅了されるのである。以下、版元HPより抜粋。--------------------(目次)【随筆】本屋に行く「共同開発されたうどんをめぐって」(H.A.Bノ冊子1)アウレリャノはTシャツを着たか?(月報1)本屋に行く「時々負ける水戸黄門」(H.A.Bノ冊子2)旅日記を書きはじめると(月報1)本屋に行く「思考はやがて発酵して妄想となり」(H.A.Bノ冊子3)東京で会いましょう(しししし2 双子のライオン堂出版部)本屋に行く「それは慣用句か?」(H.A.Bノ冊子4)串揚げ屋の向こうへ(月報2)本屋に行く「本屋に行かない」(H.A.Bノ冊子5)正解は一つではないが(月報3)本屋に行く「丘を越えて」(H.A.Bノ冊子6)いつだって私にはドトールがあった(灯台より増刊号vol.2 本屋lighthouse)本屋に行く「古井由吉をドトールで読む」(H.A.Bノ冊子7)とにかく書いている(月報2)本屋に行く「付録を探す」(H.A.Bノ冊子8)眠れない夜に(月報2)本屋に行く「すすめられた本」(H.A.Bノ冊子9)返礼品(書き下ろし)本屋に行く「縁」(H.A.Bノ冊子10)本町で地下鉄を乗り換えたことがある(代わりに読む人全点フェア(※全一点)in toi books記念冊子)本屋に行く「続いている首塚」(書き下ろし)積み重なっていく日常の先に(ユリイカ二〇二一年三月号 特集・近藤聡乃 青土社)【小説】私の応援狂時代(しししし3 双子のライオン堂出版部)スーパーの息子(書き下ろし)--------------------版元:H.A.B発売日:2023/02/25判型:四六判変形頁数:216pISBN:9784910882017--------------------

    ¥2,200

  • 【会場参加/イベント参加券】鴻池留衣「すべてを抱きしめる」(新潮2024年10月号掲載) 読書会

    【会場参加/イベント参加券】鴻池留衣「すべてを抱きしめる」(新潮2024年10月号掲載) 読書会※本アイテムは「会場参加」のみです。ご注意ください。2024年9月に新潮社より刊行された『新潮 2024年10月号』に鴻池留衣さんの最新長篇「すべてを抱きしめる」が掲載されました。掲載を記念し「すべてを抱きしめる」を課題小説として読書会を開催します。特別ゲストとして、著者である鴻池留衣さんをお迎えします。そして、今回は二部制のイベントとし、第一部を完全予約制の読書会、第二部を予約不要の鴻池さんとの懇親会といたします。是非奮ってご参加ください。自意識は肥大しながら、過去の夢を見させる。それらを愛すことのできる者だけが、人間として其処に居られるのかもしれない。(書肆 海と夕焼 柳沼雄太)--------------------◆催し詳細鴻池留衣「すべてを抱きしめる」(新潮2024年10月号掲載) 読書会日時 10月26日(土)ゲスト 鴻池留衣(小説家)※敬称略【第一部 読書会】時間 17時から18時50分参加費 1,500円(STORES決済、もしくは当日決済)会場 書肆 海と夕焼 / 夕凪文具店(府中市片町3-14-3)定員 7名【第二部 懇親会】時間 19時から21時参加費 ワンドリンク制(アルコール・ソフトドリンクあり)※キャッシュオンにて承ります。会場 マルジナリア書店(府中市片町2-21-9 ハートワンプラザ三階A)概略 ゲストの鴻池留衣さんと自由にお話できる会です。※事前申込不要、懇親会のみの参加も可能、時間内入退場自由。--------------------※ご不明点があれば、書肆 海と夕焼・柳沼まで。

    ¥1,500

  • 【★当日精算/会場参加/イベント参加券】鴻池留衣「すべてを抱きしめる」(新潮2024年10月号掲載) 読書会

    【★当日精算/会場参加/イベント参加券】鴻池留衣「すべてを抱きしめる」(新潮2024年10月号掲載) 読書会!!本アイテムは下記読書会へ「当日現金でお支払希望」の方への、参加申込窓口です。本窓口よりお申込の方は、当日に書肆 海と夕焼 柳沼へお支払いをお願いいたします。!!※本アイテムは「会場参加」のみです。ご注意ください。2024年9月に新潮社より刊行された『新潮 2024年10月号』に鴻池留衣さんの最新長篇「すべてを抱きしめる」が掲載されました。掲載を記念し「すべてを抱きしめる」を課題小説として読書会を開催します。特別ゲストとして、著者である鴻池留衣さんをお迎えします。そして、今回は二部制のイベントとし、第一部を完全予約制の読書会、第二部を予約不要の鴻池さんとの懇親会といたします。是非奮ってご参加ください。自意識は肥大しながら、過去の夢を見させる。それらを愛すことのできる者だけが、人間として其処に居られるのかもしれない。(書肆 海と夕焼 柳沼雄太)--------------------◆催し詳細鴻池留衣「すべてを抱きしめる」(新潮2024年10月号掲載) 読書会日時 10月26日(土)ゲスト 鴻池留衣(小説家)※敬称略【第一部 読書会】時間 17時から18時50分参加費 1,500円(STORES決済、もしくは当日決済)会場 書肆 海と夕焼 / 夕凪文具店(府中市片町3-14-3)定員 7名【第二部 懇親会】時間 19時から21時参加費 ワンドリンク制(アルコール・ソフトドリンクあり)※キャッシュオンにて承ります。会場 マルジナリア書店(府中市片町2-21-9 ハートワンプラザ三階A)概略 ゲストの鴻池留衣さんと自由にお話できる会です。※事前申込不要、懇親会のみの参加も可能、時間内入退場自由。--------------------※ご不明点があれば、書肆 海と夕焼・柳沼まで。

    ¥0

  • 【じゅうに読む会 第四十一回】ご参加チケット / 豊永浩平『月ぬ走いや、馬ぬ走い』(講談社)

    マルジナリア書店との共同の読書会「じゅうに読む会」の第四十一回を開催します。今回は豊永浩平『月ぬ走いや、馬ぬ走い』が課題本です。みなさんで自由にお話しましょう!※ご購入後にダウンロードいただけるPDFに当日のURLを記載しています。参加費:1,000円会場:オンラインのみ事前のお申込みをお願いいたします。【ご注意】※じゅうに読む会 第四十一回へのご参加チケットのみのご料金となります。

    ¥1,000

  • 月日のおとなひ 徳田秋聲随筆集 (大木志門・徳田秋聲随筆集編輯部編)

    月日のおとなひ 徳田秋聲随筆集 (大木志門・徳田秋聲随筆集編輯部編)2024年5月19日 初版発行2024年6月30日 第二版発行徳田秋聲の人柄がわかるものという趣旨にて集められた随筆集。秋聲の優しい眼差しにて映し出される日常は、いずれも鮮やかに読者に届くだろう。『徳田秋聲全集』未収録作品も収録。以下、版元HPより抜粋。--------------------徳田秋聲の人柄がわかるという趣旨のもとに編集した随筆集。徳田秋聲の随筆全35作品(『徳田秋聲全集』未収録の4作品を含む)を旧字旧仮名遣いにて収録しました。そのほか、各作品に登場する人物解説(全72名)を作品末尾に、編者・大木志門の書き下ろし解説・徳田秋聲略年譜を巻末に付記しました。--------------------発行所:手のひらの金魚発売日:2024/05判型:B6判頁数:224p--------------------

    ¥2,230

  • 天地2mm未満のÉpice 戦後短編新聞小説集 (手のひらの金魚編)

    天地2mm未満のÉpice 戦後短編新聞小説集 (手のひらの金魚編)2024年5月19日 初版発行2024年6月30日 第二版発行戦後日本で興隆した「超短編小説」を蒐集した一冊。収録された小説群には、何気ない生活や市井の人々に向けられた“眼差し”の豊かさが感じられ、当時の世相を思わずにはいられないだろう。以下、版元HPより抜粋。--------------------昭和二十一年~二十六年にかけて「朝日新聞」に掲載された超短編小説、全28作品を収録しました。旧字旧仮名遣い・新字新仮名遣いが混在しています。著作権が現存する作品については、関係者の許諾を得て収録しました。そのほか、著者の人物解説(全22名)を作品末尾に、斎藤理生氏の研究資料(抜粋・編集)、編集・藤乾のあとがきを巻末に付記しました。--------------------発行所:手のひらの金魚発売日:2024/05判型:B6判頁数:124p--------------------

    ¥1,650

  • 【サイン入り】増補版 町合わせ / 多宇加世 (百匹ブックス)

    【サイン入り】増補版 町合わせ / 多宇加世 (百匹ブックス)2024年4月20日 初版発行まるで真夏に知らない町に出会うように、まるで知らない記憶が不意に甦ってくるように、まるで自分以外の人が消えてしまった町のように。懐かしい哀愁を伴いながらひらかれゆく地図は唯一無二で、本書に収められた「町」を読者は逍遥することとなる。以下、版元HPより抜粋。--------------------山形県酒田市出身の詩人・多宇加世(たう・かよ)の第二詩集『町合わせ』(2022年、私家版)をリニューアルし、増補版として刊行します。第一詩集『さびていしょうるの喃語』を経て、『町合わせ』では酒田の郷土史や血縁といった自身の内側に照射された世界を舞台に「私」をめぐる詩的冒険が繰り広げられます。第二部は東京都板橋区の劇場「サブテレニアン」でパフォーマー・濱田明李が上演した共働作品で構成。増補版ではさらに9編を追加収録しました。--------------------版元:百匹ブックス発売日:2024/04/24判型:A5変型 コデックス装頁数:144pISBN:978-4-9913586-0-9--------------------

    ¥2,500

  • 【サイン入り】青あらし / 庵原高子 (田畑書店)

    【サイン入り】青あらし / 庵原高子 (田畑書店)2024年6月1日 印刷2024年6月6日 発行人間ひとりの人生とは、幾重の出会いと、大きな喪失の連続である。それは海のように、激烈と静謐の間で漂いながらも、書かざるを得ない人生があったことを、儼として感じさせてくれる小説。稀少な著者サイン入り。数量限定。以下、版元HPより抜粋。--------------------あのとき吹いた青あらしは、海台風のように激しかった!昭和、平成、令和の時代を市井で生き抜いた作家が自らの生涯を振り返り、失ったもの、得たものを凝視しながら、海の香り漂う豊かな作品世界に昇華させた、著者最後の長編小説!--------------------版元:田畑書店発売日:2024/06/06判型:四六判頁数:272pISBN:978-4-8038-0437-9--------------------

    ¥2,200

  • じゃむパンの日 / 赤染晶子 (palmbooks)

    じゃむパンの日 / 赤染晶子 (palmbooks)2022年12月1日 印刷2023年9月15日 八刷オルタナ旧市街『踊る幽霊』(柏書房) 刊行記念 選りすぐり書籍フェアの一冊。軽やかに描写されるわたしの周りの人々。おかしみに彩られた日々が小気味よく展開されるのは、赤染氏のまなざしの優しさであり、強かさの象徴でもある。いつしか読者の記憶には、京都の、北海道の風景が刻みつけられている。以下、版元HPより抜粋。--------------------時を超えて。生まれ育った京都へのおもい。こぼれだす笑い。『乙女の密告』で芥川賞を受賞。
2017年に早逝した著者によるエッセイ55 篇。岸本佐知子との「交換日記」併録。日常を描いていながら、想像が羽ばたき、 ことばで世界を様変わりさせていく。 ここに生きている人たちがいとおしくて、読んでいると、 ふしぎと気持ちがあたたかくなる。初のエッセイ集にして、マスターピース。--------------------版元:palmbooks発売日:2022/12/01判型:B6変型判頁数:208pISBN:978-4-910976-00-6--------------------

    ¥1,980

  • 瓶のなかの旅 酒と煙草エッセイ傑作選 / 開高健 (河出文庫)

    瓶のなかの旅 酒と煙草エッセイ傑作選 / 開高健 (河出文庫)2021年5月10日 初版印刷2021年5月20日 初版発行オルタナ旧市街『踊る幽霊』(柏書房) 刊行記念 選りすぐり書籍フェアの一冊。開高氏が旅した世界は、酒と煙草とともにあった。時には楽しく、時には哀切に。思い出される記憶には、酒と煙草が寄り添う。小説家によって描かれる酒と煙草の風景は、こんなにも滋味深いことを教えてくれる一冊。以下、版元HPより抜粋。--------------------世界中を歩き、酒場で煙草を片手に飲み明かす。随筆の名手の、深く、おいしく、時にかなしい極上エッセイを厳選。「瓶のなかの旅」「書斎のダンヒル、戦場のジッポ」など酒と煙草エッセイ傑作選。--------------------版元:河出書房新社発売日:2021/05/06判型:文庫判頁数:288pISBN:978-4-309-41813-1--------------------

    ¥979

  • 別冊代わりに読む人 試行錯誤3 (代わりに読む人)

    別冊代わりに読む人 試行錯誤3 (代わりに読む人)2024年6月30日 初版第一刷発行今号も自由闊達に書かれる5つの随筆は、随筆の形式自体を楽しんでいるように思える。それぞれの生活をどう描くか。それは様々な“ままならなさ”から始まり、それをどのように捉えてゆくかという歩みこそが、本書が「試行錯誤のための実験室」たる所以であろう。以下、版元HPより抜粋。--------------------わかしょ文庫 大相撲観戦記「相撲に熱中できない 寺山修司の世界からやってきたお相撲さん」【新連載】スズキナオ 谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する「生家の跡地でしゃぶしゃぶを」伏見瞬 蓮實重彥論「蓮實重彥と生活する」陳詩遠 なにがなんだか「走ることで金を失うことから身を守っている・他1編」友田とん 取るに足らないものを取る「事務所、借りるかもしれない」「文芸雑誌『代わりに読む人』よりもずっと小さくはじめた別冊『試行錯誤』の3号目がようやく完成しました。これまで通り、わかしょ文庫さんの「大相撲観戦記」、伏見瞬さんの「蓮實重彥論」、陳詩遠さんの「なにがなんだか」、友田とんの「取るに足らないものを取 る」のエッセイや批評の連載に加えて、今号からスズキナオさんの「谷崎潤一郎のことを考えながら散歩する」が始まりました。/最近、よく考えるのですが、つづけていくことで、はじめてできあがってくるものがあります。だから、連載という形で試行錯誤してもらえる小さな発表の場所をつづけていきたいと思います。何より、私自身が著者と並走し、何かができあがってくる様子を目撃していたいという気持ちがあります。読者の皆さんにもぜひ一緒にそれを見守り、またご自身でも何かを調べ、書き綴っていただけたらと思います。」(巻頭言「新しい仲間、つづけていくこと」より)--------------------版元:un poco / 代わりに読む人発売日:2024/06判型:文庫判 並製本頁数: 86p--------------------

    ¥1,100

  • 【サイン入り】フルトラッキング・プリンセサイザ / 池谷和浩 (書肆侃侃房)

    【サイン入り】フルトラッキング・プリンセサイザ / 池谷和浩 (書肆侃侃房)2024年5月23日 第1刷発行うつヰの一日を丹念に追うように、読者は“読む”。それは誰に“読まされている”物語なのだろうか。バスタオルで体を拭くことを忘れないことをメモしておくアプリケーションは何が良いのだろうか。ユーキューは「有給」なのか「有休」なのかを考えながら、うつヰは「プリンセサイザ」にログインし、京王線沿線の各駅に配置された王女たちと交流する。構造的に配置された事象は、それぞれが絡まり合いながら、“小説そのもの”を駆動させる。それらを“小説そのもの”と呼んでいるのは誰だろうか。「フルトラッキング・プリンセサイザ」が生み出すナラティブは、読者の想像を超えた場所で、“小説”を定義し得ると思う。表題作のほか、「メンブレン・プロンプタ」、「チェンジインボイス」を収録。--------------------版元:書肆侃侃房発売日:2024/05判型:四六判、上製頁数:224pISBN:978-4-86385-627-1--------------------

    ¥1,980

  • 【サイン入り】生きる演技 / 町屋良平 (河出書房新社)

    【サイン入り】生きる演技 / 町屋良平 (河出書房新社)二〇二四年三月二〇日 初版印刷二〇二四年三月三〇日 初版発行フィクションは現実を進ませるとともに、歴史も進ませる。フィクションのなかで、我々はすべての「場」で当事者となることをつきつけられる。(書肆 海と夕焼 柳沼雄太)以下、版元HPより抜粋。--------------------家族も友達もこの国も、みんな演技だろ――元「天才」子役と「炎上系」俳優。高1男子ふたりが、文化祭で演じた本気の舞台は、戦争の惨劇。芥川賞作家による圧巻の最高到達点。本心を隠した元「天才」子役・生崎(きざき)と、空気の読めない「炎上系」俳優・笹岡(ささおか)。性格は真逆だが、同じように親を憎み、家族を呪い、そして「家族を大事に」というこの国が許せない。互いの本音を演じあうふたりはどこへ向かうのか――?「今この国の空気」を生きるすべての人へ問う衝撃作!「デビューから7年のすべてを投じました」――町屋良平--------------------版元:河出書房新社発売日:2024/03/14判型:四六判変型頁数:368pISBN:978-4-309-03177-4--------------------

    ¥2,475

  • Marginalia vol.2 特集「ともに生きる」

    Marginalia vol.2 特集「ともに生きる」マルジナリア書店に集うゆかいな仲間たちで作るZINE、vol.2。特集は「ともに生きる」。様々な人が交わる場で、それぞれと「ともに生きる」とは?特別寄稿は、尾崎世界観さん!今回は、私、書肆 海と夕焼の柳沼が責任編集をさせていただきました。目次エッセイ と、ラッキー 尾崎世界観詩    浸み込んだ日付 奥間埜乃小説   我が家のブリタニー 鴻池留衣エッセイ 物語が国境を越えるとき 宇野和美エッセイ やがて、の十年が経ち 青柳しのエッセイ ふたつの手から ひさがたまい小説   みんなが君をまつ 青木淳悟エッセイ うんちと私。そしてふたご 長谷川尚詩    ユノミ 田中さとみエッセイ 風の吹くまま、気の向くまま 望月一星小説   これはへそです オルタナ旧市街プロフィール編集後記--------------------発行:よはく舎発売日:2024/05/19判型:B6判頁数:67p--------------------

    ¥1,320

  • 【サイン入り】昏色の都 / 諏訪哲史 (国書刊行会)

    【サイン入り】昏色の都 / 諏訪哲史 (国書刊行会)2024年4月15日初版第一刷印刷2024年4月22日初版第一刷発行待望の最新小説集。稀少な著者サイン入りです。数量限定。以下、版元HPより抜粋。--------------------芥川賞に輝いた第一作以来、作品ごとに文体を変幻させてきた《小説狂》作家による高踏的、唯美的、反時代的な、幻想文学の金字塔!!                       《狂躁の夜、悪魔の筆を藉り、これらの小説は書かれた》初出時の3倍に改稿された耽美的・象徴主義的な表題作「昏色(くれいろ)の都」170枚に、極限地の中洲でただ独り夢現のあわいを行き惑う幻想紀行譚「極光」、零落散逸した古漫画の記憶に遠い幼少期を幻視する瘋狂小説「貸本屋うずら堂」の2編を併録。文体や世界観を全く異にする鏤刻の3編。《夜ごと悪魔の筆が紡がせた》畢生の記念碑的小説集。──低い冬の陽が平原を黄金に透き、雲と地平、幾百年変わらぬ廃都ブリュージュの翳を紅に焦がし、日々わたしの眼裏に燃え落ちてゆく──--------------------版元:国書刊行会発売日:2024/04/24判型:四六判頁数:268pISBN:978-4-336-07596-3--------------------

    ¥3,960

  • 『対話1 本屋とことば』(高橋亮偉・牟田都子・長瀬海・浅生鴨・竹田信弥/双子のライオン堂)

    『対話1 本屋とことば』(高橋亮偉・牟田都子・長瀬海・浅生鴨・竹田信弥/双子のライオン堂)2024年5月19日 初版第1刷発行第1弾のテーマは〈ことば〉。〈ことば〉から本へ。本から〈ことば〉へ。密接にかかわり合う両者を、作家、編集者、校正者、書評家、書店主はどう見ているのか。〈ことば〉と本に携わる人々の対話は、様々な視座を与えてくれる。以下、発行元HPより抜粋。--------------------『めんどくさい本屋』から始まった、本と本屋をめぐる対話集。シリーズ刊行開始!『めんどくさい本屋』の刊行記念として2021年にスタートした、双子のライオン堂YouTubeチャンネルの連続対談イベント「めんどくさい本屋の寄り道」が遂に書籍化。配信順ではなく、テーマを設けたセレクション版として、1冊に数本ずつ対話を収録するシリーズを刊行していきます。作家、編集者、校正者、書評家、書店主などなど――多彩なゲストを迎え、双子のライオン堂店主・竹田信弥(と司会の編集担当者・秋葉)が本屋業界と出版業界の未来を語り合うシリーズ。今後の展開をどうぞ御期待ください。シリーズ第1弾『対話1 本屋とことば』、5月19日刊行記念すべき第1弾のテーマは〈ことば〉。それぞれの立場から〈ことば〉と向き合う、水窓出版の高橋亮偉さん、校正者の牟田都子さん、書評家の長瀬海さん、作家の浅生鴨さんとの対話を収録しました。高橋さんとの対話は、水窓出版から刊行された『無職本』とのコラボイベント。職があるとは、無職であるとはどういうことか。肯定でも否定でもなく、その意味をひもといていった先に見えてくる生き方を、「めんどくさい」という言葉と絡めて語り合います。ひとり出版社としての高橋さんの考え方、スタンスにも注目です。牟田さんとの対話は、初めての単著である『文にあたる』(亜紀書房)がつくられるまでと、つくられたあとの気づきがテーマ。全部が引用から始まるエッセイ集は、どのように執筆・編集されたのか。そして、言葉を引くことと文章を書くこととのつながりとは。校正という仕事を通じて、ひとりの著者の文章と向き合い続ける牟田さんだからこその、深い考察がなされていきます。長瀬さんとの対話では、『めんどくさい本屋』の書評が展開されます。著者の半生と実存が詰め込まれた本書を、書評家の視点から読み解き直してくれました。さらには、コロナ禍を経た先の本屋に求められる〈サードプレイス〉としての機能についての考察を。そのために書評家にできること、そして書評の役割が長瀬さん自身の歩みとも絡めて語られています。本書を締めくくるのは、浅生さんとの対話です。同人誌から始まった浅生さんの本づくりは、自由で遊び心満載。出版の常識を軽々と吹き飛ばしてくれる、楽しさと爽快感に溢れています。でもそれだけではなく、〈本の価値〉と〈値段〉との関係を問い直してくれる、出版活動の背景にある考えが語られていきます。そんな形で、『めんどくさい本屋』を未読の人も既読の人も楽しめる、多彩な視点の対話集が出来上がりました。いつでもどこでも気になる対話から、ページをめくってみてください。本を書くこと、本をつくること、本を届けること。それぞれに対する新たな気づきが、きっと見つかるはずです。〈目次〉はじめに 秋葉貴章「無職」から考える、「無職」から始める 水窓出版・高橋亮偉×竹田信弥文にあたり、言葉を引くこと 校正者・牟田都子×竹田信弥読書への欲望を生み出す装置としての書評 書評家・長瀬海×竹田信弥あまりにも自由な本づくりの話 作家・浅生鴨×竹田信弥おわりに 竹田信弥〈基本情報〉書名:『対話1 本屋とことば』著者:高橋亮偉/牟田都子/長瀬海/浅生鴨/竹田信弥司会:秋葉貴章イラスト:くれよんカンパニー装幀・組版:竹田ドッグイヤー発売日:2024年5月19日ISBN:なし--------------------発行元:双子のライオン堂出版部発売年:2024年判型:新書版、並製頁数:104p--------------------

    ¥1,430

  • 詩誌『いちがつむいか』よん号 / ゆずりはすみれ (ゆずりは舎)

    詩誌『いちがつむいか』よん号 / ゆずりはすみれ (ゆずりは舎)2024年6月1日発行「ユリイカの新人」としてデビューしたゆずりはすみれさんの散文集。生活の記憶をゆっくりと辿る散文は、読者の記憶を遙か遠くから呼び起こしてくれるようだ。以下、発行元HPより抜粋。--------------------・目次巻頭詩「とりで」土曜日のリンス或る朝彼女の話ろくろくびの夢茶簞笥の中おでこ魚たち、あるいは、夢ポケットのなかボタンのことはるうまれ詩誌『いちがつむいか』は、ゆずりはすみれによる個人詩誌。2020年より年一回、自作の詩や散文の発表の場として定期的に発行している。よん号は特集号。<「たそがれのこいびと」自選集>と題し、2018年より発行を続けている詩と散文のフリーペーパーに掲載した「散文」から10篇を選び、まとめた。--------------------発行元:ゆずるは舎発売年:2024年判型:A5判頁数:34p--------------------

    ¥880

  • アンソロジー 名刺をめぐる記憶あるいは空想 / 秘密結社きつね福

    アンソロジー 名刺をめぐる記憶あるいは空想 / 秘密結社きつね福2024年5月18日 第1刷発行〈不在〉の物語に惹かれるのは何故だろうか。本書はそれを改めて考えさせられる短篇が14篇収録されている。足りないものを埋めるように、或いはそのままでよいと気付かされるように。以下、発行元HPより抜粋。--------------------「ーーを忘れない」名刺に残ったメッセージと「百崎尋」をめぐる14編の記憶。カバー有/オビ付きカラー口絵6ページ+本文204ページ作中に登場する名刺が付録でつきます小説:伊藤なむあひ「生猫作り」今がいつかって? 私たちはそれをカンマ一秒の誤差もなく共有しており、だからこそ外部からの情報は必要なかった。私たちはもう長い時間をそのようにして過ごしており、私たち以外を求めるなんてことは遥か昔にしなくなっていた。小説:犬山 昇「草の上の三重奏曲」さまざまな商売の試みの中で、少なからずうまく行ったのが日記商売だった。名刺大の紙片に、その日の出来事や、心情を書く。それを治療として行う一群があった。記録は、たとえば薄紫のアールグレイの紅茶缶や、三日月の標章があしらわれた黒い焼き菓子の容器など、各自が気に入った小箱に収納されていた。小説:大木芙沙子「オーロラ」ポラリス・カーウォッシュは町にひとつだけある洗車場だった。従業員はレイとテオの二人だけ。雇われ社長のグエンはほとんど表には出てこずに、たいてい裏で金勘定か電話かサッカー賭博のどれかをしている。敷地内にはコンテナみたいな掘っ立て小屋の事務所と、車が二台までは入れる駐車場、それにやっぱり掘っ立て小屋みたいなガレージがひとつある。小説:尾八原ジュージ「ねずみが出る」わたしたちはそういうものを、決まって「ねずみ」と呼んでいた。小説:紅坂 紫「酒神(あるいはくいとめる)」前で、からだに魂をつなぎとめているのだから。記憶を部屋につなぎとめているように、気配を場所につなぎとめているように。誰かの苗字か、名前のどちらかを忘れてしまったとき、あなたのからだを作っている血や骨からそのひとの魂は削り取られてしまっている。小説:坂崎かおる「ヒーロー」いつごろからだろうか、百科事典が届くようになった。ブリタニカ。一冊ずつ、不定期に届いた。救世軍や支援団体経由で来たが、差出人はわからない。ただ、ときどき、名刺が挟まっていた。「百崎尋」。モモサキ・ヒロ。小説:鮭とば子「初恋」薬をやるようになったのは、おれがまだ十七とかそこらの可愛い子供だった頃だ。高校時代は勉強も部活もなんにもやってなくてとにかく暇で、誘われたらどこでも行くようにしてたらよくわかんないパーティに連れられるようになって、ある日友達の先輩の先輩の知り合いの、みたいな関係の人から薬をおごってもらう。小説:瀬戸千歳「虎の埋葬」はじめからいない虎の不在によって私たちの関係はあっけなく壊れてしまった。小説:鳥山まこと「タイムカプセル」土以外の他の何かを、自分は掘ったことがあるだろうか。硬そうな地表面にスコップを突き刺しながらコウタは思った。力をかけて掘り起こし、えぐれた土を眺めながらその何かを思い出そうとしたが、すぐには思い出せなかった。漫画:橋本ライドン「或る福の神からの手紙」就活で連敗中の私をみかねた両親から渋々明かされ 知り合いの神族経営の会社に裏口就職した小説:蜂本みさ「記憶の蟻塚」日曜日、あなたは汗をびっしょりかいて目を覚ます。大学の卒業式で実は単位が足りていなかったと発覚する夢を見たのだ。春なのに電気毛布の温度を高くしすぎたせいだろう。夢の中のあなたは黒地に牡丹の散った着物に薄紫の袴をつけ、誰かとセルフィーを撮りまくっていたが、やってきた大学事務の人に留年を告げられ、膝から崩れて泣きわめいた。小説:安河内瞳「君の葬式には行かない」その男は俺に永遠の命を与えると言った。小説:吉田棒一「インダストリーストリー」寮メシを食べながら会社の昔話を聞く。昭和の時代は環境対応がいい加減で、祝坐化学も海に汚染物質を垂れ流していたこと。稲津野の漁業組合と付き合いがある理由はそれで、今でも毎年「寄付金」名義で事実上の上納金を収めていること。生野さんと金さんは当時のことを知っていて、少し後ろめたそうにしている。写真・短歌:ヨノハル「昼の光に」遠ざかるほどに根雪はかがやいて記憶のための手旗となって名づけても名づけてもなお憎しみはきみを苛む野火の熱さで写真:ヨノハル装幀・編者:瀬戸千歳--------------------発行元:秘密結社きつね福発売年:2024年判型:B6判頁数:212p--------------------

    ¥1,650

  • 架空の文藝誌『魚は銃をもてない』令和六年五月号

    架空の文藝誌『魚は銃をもてない』令和六年五月号令和6年5月1日発行〈架空〉と言えども、この書籍は此処にある。それぞれの短篇、詩歌、漫画も此処にある。本書の巻頭言を読めば、〈架空〉が〈架空〉であることの面白さに気付くことができる。特集 みみず文庫FA総解説小説 伊藤なむあひ/へにゃらぽっちぽー/乾あまぐつ/ゐっぺゐ/糸川乃衣/久慈川栞/吉野茉莉/附田伴朔詩歌 魚住蓮奈/星野いのり/佐原キオ/草野理恵子漫画 まどめクレテック--------------------発行元:みみず書房発売年:2024年判型:A5判頁数:208p--------------------

    ¥1,500

  • SLOW WAVES issue 03 (なみうちぎわパブリッシング)

    SLOW WAVES issue 03 (なみうちぎわパブリッシング)2024年6月1日 初版第一刷発行いずれの作品も、何処か遠くへ向かうための文章であることが分かる。それは“イマ”を超えてもなお輝き続ける光を集めるように、儚く淡い思い出を伴って読者に届くだろう。以下、発行元HPより抜粋。--------------------海の文芸誌SLOW WAVES 第3弾。特集は「海辺のドライブ」。ドライブに出よう。よく晴れた日に海の匂いをかぐのは、いつだって格別だ。●創 作ホワット・シー・セッド 今枝孝之パーティー 春田玲奈ドライブ・バイ・ミー 小舟祐輔●短 歌ドライブ・ウィズアウト・ライセンス 水野葵以水彩の温度 塩見佯Winter Song 橘高なつめ●エッセイ人生のアクセル 土橋美沙グレーの海にゆられて 加藤菜瑠●詩西へ 四塚麻衣--------------------発行元:なみうちぎわパブリッシング発売年:2024年判型:新書判頁数:160p--------------------

    ¥1,000

  • 別冊代わりに読む人 試行錯誤2 (代わりに読む人)

    別冊代わりに読む人 試行錯誤2 (代わりに読む人)2024年3月31日 発行収録されている4本の随筆、論考は、いずれも思考が赴くままに自由闊達に書かれている印象を受ける。それはこの『試行錯誤』という土壌の豊かさの上に育つ/育ちゆく植物が伸びゆく様を見ているかのよう。以下、版元HPより抜粋。--------------------伏見瞬 蓮實重彥論 「『リュミエール』から読む「過去の現在化」わかしょ文庫 大相撲観戦記 「大相撲を観るようになったわけ」陳詩遠 なにがなんだか 「詩情、歯茎に埋もれて」友田とん 取るに足らないものを取る 「流星のごときケーキの手提げ」「文芸雑誌『代わりに読む人』の別冊「試行錯誤」は、年に数回、文芸に新しい視点と言葉をもたらす試行錯誤の「実験室」である。ここに、第2号をお届けする。だが、この第2号というのがなんとも居心地の悪いものだ。第1号という、新しいものが始まりそうだという新鮮さもなければ、なんだかよくわからないが目出度い、祝っておこうという祝儀も期待できない。(中略) ただ、1号と2号があればその二つの間の差異というものを考えることができる。点と点を線で結ぶ。それは1号だけではありえない。祝祭が終わってもじっとその場にとどまり、差異や変化を観察する。それこそが2号の役割かもしれない。差異を見て考える。まさに実験である。意外にも、2号というのは実験室に相応しいものかもしれないという気さえしてくるではないか。そもそも、そうした時間を持ちたくて、『試行錯誤』を作り始めたはずだ。実験はまだ始まったばかり。」(巻頭言「2号目の居心地」より)--------------------版元:un poco / 代わりに読む人発売日:2024/03判型:文庫判 並製本頁数: 60p--------------------

    ¥990

  • アンソロジスト vol.7 / 田畑書店

    アンソロジスト vol.7 / 田畑書店2024年05月18日 発行田畑書店から刊行されている『アンソロジスト』。毎号テーマを定めて、選者による短篇の選定とそれらを紹介する文章を掲載しています。今回の特集は「山川方夫」。山川方夫を多いに語る対談、小説家による紹介文、そして山川方夫論などが掲載されています。書肆 海と夕焼 店主の柳沼も「知悉する不確かさ——山川方夫における「恐怖」の多層性」という山川方夫論を書かせていただきました。初の作家論です。以下、版元HPより抜粋。--------------------田畑書店「ポケットアンソロジー」シリーズと連動する季刊ベース誌の第7弾!今号の特集は山川方夫。およそ60年前に34歳で交通事故により急逝。今も根強い読者がいる伝説の作家の新しさを解明する。また、〈文豪とアルケミスト〉とポケットアンソロジーのコラボにちなみ、徳田秋声研究の第一人者、大木志門氏に学会発表の一端をご寄稿いただいた。--------------------《目次》【特集】山川方夫を大いに語る 横田創×竹田信弥山川方夫 短篇ベスト9 庵原高子知悉する不確かさ 柳沼雄太【書下ろし短篇小説】水しか飲まない兄 太田靖久【短篇小説で一服】牧野信一『風媒結婚』 山本アマネ●PAエッセイ●創作のテーマを育てる 谷川嘉浩●特別寄稿●文豪とアンソロジスト 大木志門【新連載】読書ハンセイ記 渡辺祐真生活、日記、俳句 片上長閑●第一回〈アンソロジスト賞〉発表●そこを流れる川 紺屋小町選評および優秀賞発表 太田靖久編集後記--------------------版元:田畑書店発売日:2023年5月22日判型:B5変形判並製頁数:52pISBN:978-4-8038-0440-9--------------------

    ¥1,100

  • 【サイン入り】『百年の孤独』を代わりに読む / 友田とん

    【サイン入り】『百年の孤独』を代わりに読む / 友田とん2018年5月6日 初版発行2018年9月1日 第2版1刷発行2019年7月30日 第2版2刷発行友田氏の原点である本書。G・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』を冗談のように、そしてなるべく脱線しようとして読む試み。思えば、読書とは眼前のテクストを愚直に味わわなければならないと誰が決めたのだろうか?誰かの「代わりに読んで」も良いだろう。新しい概念としての読書体験を本書で感じてみませんか?※貴重な著者サイン入りです。以下、著者HPより抜粋。--------------------ノーベル賞作家G・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』を読者であるあなたの代わりに「私」は読む。ところが「私」が『百年の孤独』を読もうとすると、つい話が横道に逸れて脱線してしまう。しかし、その脱線こそが読書の登坂車線をつくり出し、気づけばあなたは『百年の孤独』を読んでしまっている。そんな不思議な読書を体験してみませんか? 『百年の孤独』を読んだことのないあなたも、かつて読んだあなたも、ぜひお手に取ってください。そして、『百年の孤独』の面白さを語り合いましょう。--------------------発売日:2018/05/06判型:A5判頁数:203p--------------------

    ¥1,320

  • 【サイン入り】ジャップ・ン・ロール・ヒーロー / 鴻池留衣 (新潮社)

    【サイン入り】ジャップ・ン・ロール・ヒーロー / 鴻池留衣 (新潮社)2019年1月30日 初版発行「僕」の物語の中に〈ダンチュラ・デオ〉は現れたのだろうか?1980年代に海外進出を果たしたバンド「ダンチュラ・デオ」の楽曲を、記憶をたよりに復元したと嘯く喜三郎。そのオリジナルについて知ったかぶりをした「僕」は、喜三郎とともにバンド活動を始める...。いつの間にか巻き込まれる情報戦のなか、「僕」らは何を信じれば良いのだろうか。そして、読者が読んでいる“物語”に〈ダンチュラ・デオ〉は現れたのだろうか。“物語”の構造に着目しながら、読者も情報戦に巻き込まれてゆく。引き込まれた“物語”を、我々はどれほど「視る」ことができるのか。※サインは一冊一冊異なります。どちらの絵柄かは、届いてからのお楽しみとなります。--------------------版元:新潮社発売日:2019/01/31判型:四六判頁数:156pISBN:978-4-10-351462-6--------------------

    ¥1,650

  • マッカラーズ短篇集 / カーソン・マッカラーズ (ちくま文庫)

    マッカラーズ短篇集 / カーソン・マッカラーズ (ちくま文庫)2023年5月10日 第一刷発行2023年11月20日 第三刷発行マッカラーズの物語の登場人物は、激情的に見える人物が殆どである。しかし、彼ら/彼女らの存在は語り手の眼差しにより繊細に描かれ、クィアな関係性の中で極めて繊細に描かれていることを、物語の展開に身を委ねながら読者は知ることととなる。以下、版元HPより抜粋。--------------------再評価が進むマッカラーズの短篇集。奇妙な片思いが連鎖する「悲しき酒場の唄」、アルコール依存症の妻に対する夫の愛憎を描いた苦みのある佳品「家庭の事情」、思春期の少女が必死に失うまいとする親密さと愛の形を細やかに描いた「そういうことなら」。異質な存在とクィアな欲望が響きあう触発の物語八編を収録。--------------------版元:筑摩書房発売日:2023/05/10判型:文庫判頁数:272pISBN:978-4-480-43871-3--------------------

    ¥1,100

  • 萬に壱つ / 吉村萬壱 (あゆみ書房)

    萬に壱つ / 吉村萬壱 (あゆみ書房)2023年12月2日 初版発行吉村氏の文學は屡々異端であると評されることもあるかもしれないが、それは何を基準としているのだろうか。本作では時に垣間見える“作家自身”の人間味を、垣間見ることができる。それほどまでに無雑な作家の視点が本書には収められている。以下、版元HPより抜粋。--------------------徳島ゆかりの芥川賞作家 吉村萬壱が2021年6月から2023年9月までに写した日々の写真1万枚から厳選した作品を書下ろしエッセイと共に収録。--------------------版元:あゆみ書房発売日:2023/12/02判型:B6判 並製頁数:102pISBN:978-4-9913313-1-2--------------------

    ¥880

  • 巣 徳島SFアンソロジー (あゆみ書房)

    巣 徳島SFアンソロジー (あゆみ書房)2023年12月2日 初版発行弊店でも『巣』が好評なあゆみ書房からの第2弾。王道からSF (そっとふみはずす) ことは、もしかしたら文学の本質かもしれず、読者をより引き込ませる構造たり得ている。以下、版元HPより抜粋。--------------------徳島で暮らす女性たちの文芸誌「巣」の第2弾は全作SF!(そっとふみはずす)、全作徳島が舞台。ゲスト作家は徳島ゆかりの芥川賞作家の吉村萬壱と小山田浩子。参加作家:田中槐、竹内紘子、なかむらあゆみ、田丸まひる、久保訓子、髙田友季子、前川朋子装画:津田周平編者:なかむらあゆみ--------------------版元:あゆみ書房発売日:2023/12/02判型:A5判 並製頁数:172pISBN:978-4-9913313-0-5--------------------

    ¥1,980