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BBBC 2月新年会&歓迎会 2020.2.14_レポート

BREWBOOKS(@_brewbooks)さんで間借り本屋として棚を借りているメンバーを、BBBC(BREWBOOKS BOOKSELLER CLUB)と呼んでいる。
今回はBBBCメンバー限定の新年会&歓迎会が開催されるということで、棚主として参加させていただいた。

私も棚主として活動し始めて、1ヶ月とちょっとの新米メンバー
まだまだお会いしたことのない方がたくさんいらっしゃるので、本に関するお話、本に関連しないお話もいろいろお聞きできると思い、3週間前くらいから楽しみにしていた笑。

ちなみに現在は総勢23名のメンバー。


しかも、今回は近くのCOZY@COZY20160312さんのケータリングもいただけるとのこと。BREWBOOKSさんに行くたびに気になっていたお店。さらに楽しみが募る。

(出していただいた料理とBREWBOOKSさんのビールを目一杯お腹に入れようと、お腹が鳴ることも厭わず昼食を少しにしておいたのは、ここだけの内緒のお話である…。)

いよいよ当日。
会場であるBREWBOOKSさんの2階に上がると、美味しそうな匂いが迎えてくれた。

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※写真はBREWBOOKSさんのご提供。お話に夢中で写真を撮っていなかったのです…。

徐々にメンバーも集合。
仙狸文庫さん、真夜中さんとポツポツとお話する。

仙狸文庫さんは、わさビーフ信州限定のベビースターラーメンを持ってきてくださった。信州限定のベビースターラーメン、とても美味しい。ビールに合う!

いつも参加しているイベントと同様、すでにゆるい雰囲気。
皆さんの人柄とBREWBOOKSさんの2階の佇まいが、そのような雰囲気にさせてくれるのだと思う。

目の前のCOZYさんの料理もとても美味しそうだ。
特に皆さん興味津々だったのは、レバーのニンニクソース炒め
レバーの下にはなんとフレンチトースト。今までこんな組み合わせは想像したこともなかった。
驚きながら食べてみると、とても美味しい。フレンチトーストが意外とあっさりしていて、味が濃いレバーと相まって、とても良いバランスで美味しい!(思わず美味しいを連発してしまうほど)


その後、ハタハタ書房さんとはるかのほんやさん、店主のOさん、Nさんも加わり、本格的にスタート

自己紹介もそこそこに、早速歓談へ。

例えば。
やはり本に関するお話が多く飛び交った。

・間借り本屋をするにあたって屋号に迷った。
・建築関連の本のお値段の高さに驚きつつも思い切って購入したが、読まなくなってしまった。
・雑誌を整理、処分するときの難しさや切なさ。
・古本一箱市について。
・BBBCの棚で社史を出品されている理由。

これだけでもメンバーの個性が垣間見えて、とても興味深い。

個人的に特に印象に残っているのは4つ

①古い地形図が好きで、自宅のトイレに壁紙として地形図を貼って眺めているお話
仲間と古い地形図を見ながら、次はこんなルートで散策したい!こんなルートで行けるだろうか?と話をするのが好き。
好きが高じて、自宅のトイレの壁紙を地形図に貼り替えた!しかも自分のお気に入りの山岳地帯の地形図!
すごい、めちゃくちゃ本格的ですね。
古い地形図を見ながら、こんなルートで登りたい、散策したいとワイワイ話す会をここの2階でするのも良いですよね。
いいですね、興味あります!
山、登らないけど、それも興味あるなぁ…。
②離島の本屋、地方の本屋
離島の本屋ってどんな品揃え?どんな本が置いているのか興味がある!
妹尾河童氏の著作に、北海道の北端の本屋に本が届けられるまでを書いたものがありますよね。
地方の本屋は、地域にその本屋ひとつしかお店がなかったりするので、本と生活必需品が置いてあったりします。
遠いとジャンプが発売日に届かなかったり…小笠原とかは船かな?
空輸だと重さで制限されるので、船じゃないですかね?
なるほど!
離島にものすごく興味があるけど、実際に行ってみるのではなくて、行ったことを空想して楽しんでいる。
特に企業が所有していて、その企業の関係者じゃないと入ることができなかったりする離島が面白い。
例えば軍艦島とか?
そうそう。そんな離島が好きです。
③豪華な装丁の苦労
この本は箱に入っていて、金箔が表1と表4にあります。箱は型抜きされていて、複雑に穴が開いているんです。
実は、本を作るときに、この型抜きをするだけのために金型を作らないといけないんです。
さらに表1と表4に入っている金箔も、金型で抜いて貼り付けます。時間もかかるし、何よりお金も…結構大変なんですよー。
え、残りの抜かなかった部分はどうするんですか?
半端な大きさなので、もう捨てるしかないですね。もったいないけど。
えー、知らなかった!
港の人(出版社)から『胞子文学名作選』という本が出てるのですが、表紙が銀の箔押し。さらに収録されている一篇ごとに本文の用紙が違うんです。
上から見ると「天」が縞々なんです。
面白い!
④ISBNとは?
蔵書が多いので、自分でデータベースを作って管理し始めました。
すごい!ほとんどお仕事ですね。
ISBNって10桁と13桁がありますよね?どう違うんですか?
10桁が古くて、13桁が新しいです。
ちなみに先頭の978-4は出版された国を表します。この場合は日本ですね。
次の桁は出版社を表します。数字が若いほど古く所得したことになります。
知らなかった!勉強になります。
ちなみにバーコードの位置も決まっていて、本の端から何ミリ離さないといけないかが決まっているんです。図柄が被ってもいけないんです。
(おもむろに漫画を手にして)
この漫画の1巻と13巻では、バーコード周りの余白が少し違いますよね?
おそらく巻を重ねて改訂していたんじゃないですかね。
昔はバーコードがついていなかったので、書店では数字を読み取る機械があったんです。
数字の下に図柄があると読み取りにくかったなー。

皆さんの興味があることや知っていることについて、気の赴くままにおしゃべりした。
地形図離島地方の本屋のお話は私自身も強く興味を惹かれた。
(本の装丁やバーコードについては私もたくさん話した。)
普段はなかなか聞けないようなお話も、詳しい方がいらっしゃるからこそ。
勉強にもなったし、何より皆さん楽しそうにお話されているのが良かった。

お話している間に、本屋あのあのあさんやよぶね文庫さんもいらっしゃって総勢8名に。
楽しいお話を聞きつつ、美味しい料理を食べつつで、充実した時間に。
私もとても楽しくて、写真を撮るのも忘れ、どんどんビールを追加。
ソラチエースとクラフトビール、美味しかったな…。(ソラチエース、強くオススメします笑)

そうしている間に、夜はあっという間に更けてゆく。
気付けばだいぶ時間が経っていた。そろそろ片付けの時間。
片付けをしながら、名残惜しむようにお話の続きを。
楽しいお話は尽きないものだなと、しみじみと感じた。

それぞれに「おやすみなさい」と言ってこの日はお開き。
西荻窪駅前の商店街の灯りがいつもよりあたたかく感じたのは、充実した夜をここで過ごせた証拠なのかなと考えながら帰路に着いた。

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皆さん、貴重なお時間をありがとうございました。

【感想】
初めて皆さんと共通の時間を過ごし、いろいろなお話ができて楽しかった。
BBBCをやっていなかったら実現しなかったと思うと、非常に貴重な時間だった。
様々なお話をしたが、改めてキーワードだけ羅列してみる。
地形図、隈研吾、社史、離島、編集、さくらももこ、電子書籍、しましま本店、高知…
上には紹介しきれなかったが、キーワードだけ並べても面白い。
それぞれの話題が興味深かったが、特に、どのような想いでBBBCをやっているのか、さらに深いお話を聞きたくなった。

このレポートを書きながら、BBBCの棚を振り返ってみると、今日のお話と繋がっている部分もよく見えて、そのような想いで出店されていたんだと納得することも多くあった。これも貴重な発見。
自分も棚づくりについて考えを巡らせなくてはと思い直した瞬間もあった。
次回はお会いできなかった方々ともお話したい。日程、要勘案。

※BBBCの棚はBREWBOOKSさんの奥、レジの近くにあります。(下の写真の中央、木の枠の向こう側です。)興味を持っていただいた方は是非ラインナップを見に行ってみてください。バラエティ豊か、皆さんの興味を刺激する棚が、本が、そこにはあります。

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「書肆 海と夕焼」です。 西荻窪のBREWBOOKS様(@_brewbooks)にて出店中。主に日本文学(三島由紀夫/中上健次等)。ライター/本と文章に関する仕事を生業に。Twitter:https://twitter.com/bs_sea_sunset_ #古本 #文学