葉桜が一番好き？

私が住んでいるところでは、桜の時期はとっくに過ぎてしまいました。なんだか初夏の気候です。

小学校の通学路が、お堀端の桜並木だったからか、桜ってとにかく懐かしい色々を思い出します。
一番好きな花は何？って訊かれたら桜って答えるんだろうな。

濃いピンクの蕾の先がほころんできて、少しずつ花が咲いてきたなと思ったら、一面淡いピンクに包まれ、数日したらハラハラと花びらが散る様子も美しく。。。

今もパートに通う道にあるちょっと大きめな公園に桜がたくさんあるので、桜の季節はその木々の変化を愛でながら毎日過ごしています。

ただ、散り際が美しい桜だけれど、葉桜って汚い感じだな、淡いピンクに緑や茶色が混じってしまってと思っていました、去年までは。

今年、ふとTwitterで、「葉桜が一番好き」という一文を見つけて、えっ？！って思って、葉桜を眺めてみました。

そしたら、確かに美しい！というか、渋い味があってそれはそれでとっても良い感じ！

せっかく綺麗な桜の時期が終わっちゃって残念だなぁ、綺麗じゃなくなっちゃったって思いで見るのと、これはこれで綺麗なのかも？という目で見るのと、ちょっと見方を変えるだけで、なんだか多様な価値観を受け入れる事ができるようになる。人間なんて単純だな(これって私だけかもだけど)

歳を重ねるに連れてなのか、ヒッポで多言語活動を続けて、多様な価値観に出会う事を続けているからなのか、たぶん両方の相乗効果だと思うけれど、汚くなっちゃったなぁって過ごすより、この時期もこの時期で美しいって思って過ごす方が幸せなので、どんどん楽しい、嬉しい、美しいが増えていく人生で良かったなって思ってます。