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日記

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2018年6月の記事一覧

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ギターを持ってもなんにも浮かばないことがおそろしくてギターにさわれない日がある。そんなのおそれず、たのしくギター弾いたらいいのにね。ひねりだそうとしなくても、浮かぶときは浮かぶもんね。でもね、なにも浮かばないときあんまり楽しくないんだ。つくるより歌いたい波が来てる。7月のライブのこと考えると胸が鳴る。張り替えたフォスファーブロンズの弦、やっぱりいい音で鳴る。

逆転生活もあと1ヶ月。8月からは規則

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24歳最終日

夜型の生活をいいことに、僕は真夜中に小さい音でワールドカップを見つつうたた寝る6月を過ごしている。暑くなったあとしばらく天気が悪くて涼しい日が続いた。今日から明日は天気も良さそうで暑くなるみたいでうれしい。日付が変わったら25歳になる。
誕生日の贈り物に、赤と青のメンバーのみずくみ、ボンドさん、まくらの3人からコルグのクリップチューナーと手紙をもらった。自分ではなかなか買わなそうな、丈夫でしっかり

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バンドが組みたい

最高なやつを。最高な人と。
歌う人生は常にバンドとともにあった。弾き語りはバンドと同ベクトル、時折は別ベクトルで、あくまでバンドがあった上でやるものだった。自分のバンドがなくなって一人でしか歌えなくなった2016年から2年少しになる。バンドができないこと、そしてバンドではできないこと、そういうのをだんだん見つけた。ひとりでやりたいこと、できないことが見つかった。ひとりでしかやりようがないから、ひと

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ホームでシックブルース

朝に帰りお疲れビールをして眠り、起きたら夕方。週に5日は寝すぎてしまい、さらに1日は泥のように半日眠ってしまう。今日も後悔の目覚めの中、慌てて着替えて入ったばかり給料を引き出して支払いを済ませた。すぐに帰ってきてからずっと部屋にいる。お金と生活と場所とやりたいことについて考えた。規則もリズムすらもないこの生活のことを呪いたくなった。つまりは自分自身をということだった。めずらしく紙に鉛筆で書いた汚い

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ふたつめの火

1本映画を見た。

今日の僕はぼんやりしていた。火の色も火の大きさもよくわからない。そんな気持ちを破ってくれるような映画を見たかったんだ。
執着から生まれる、知らないことへの怯えや不信、そういうものが描かれた映画だった。ひとりの男がかなしく映った。救いはなかった。僕は自分のことがなんだか少しいやになった。思ったこと、頭の中だけにしておこう。

余計に気持ちがどんよりしてしまったので、優しい音楽を探

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火がついている

火がついた気持ちがふたつ。

ひとつ、友達との話。夢みたいなことをやってやろうという気持ち。リアルよりリアリティ。古い友達との電信、数ヶ月ぶりの会話、遠くから流れてきて見聞きする情報による点火。他人は他人だと思っていた。そうなんだけど、やっぱり僕らが、そして僕がやるしかないのだ。この時代は、僕らの時代。錆びた年寄りを、インスタントヤングを、死んだロックスターを、生ける伝説を、こんな世の中を、殴りに

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見た夢のこと

眠るときほとんど夢を見ない、というか覚えてないんだけど、昨日おとといはすごく濃い夢を見た。

昨日見た夢は、東京の友達の家に行ってヤマハの赤ラベルを弾かせてもらう夢。きっと日曜日に出会った広島の槇平れんくんの赤ラベルを弾いたのが印象に残っていたんだろうな。あれはとてもいいギターだった。音が丸くかわいていた。
夢の中で友達のギターは見たことのない型番の赤ラベルで、ヘッドの形もボディの形も傷も歪な不思

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夏の扉

昼から投げ銭ライブだ。新しい歌がふたつできて歌えそうだってこともあり、なによりライブが楽しみだ。このまちの6月はいい。湿気がなくてからりと晴れるんだ。今日は通ってた小学校が運動会だったらしい。天気良くてよかったね。そういえば7歳の6月のことは思い出深い。日韓ワールドカップがあって、いつも日本代表の試合見てたからあの年はすごく楽しかったな。運動会終わった日も強豪国の試合があった。スーパーのコーラのお

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僕のピーズ

theピーズってバンドがずっと好きで、聴きたいスイッチがいつも突然入る。何週間か続く。無意識に調子が良くなってその気分はいつのまにか終わる。そんでまたなんだかなーとなってまた聴き始める時期に入る。そうして気づく、ああ今そういう気分なんだなと。その気分の名前はよくわからない。不調でも脱落でも絶望でもない。でも好調ではないことはたしかで、きっと気分や気持ちの波をのらりくらりとくりかえしているなかにその

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