見た夢のこと

眠るときほとんど夢を見ない、というか覚えてないんだけど、昨日おとといはすごく濃い夢を見た。

昨日見た夢は、東京の友達の家に行ってヤマハの赤ラベルを弾かせてもらう夢。きっと日曜日に出会った広島の槇平れんくんの赤ラベルを弾いたのが印象に残っていたんだろうな。あれはとてもいいギターだった。音が丸くかわいていた。
夢の中で友達のギターは見たことのない型番の赤ラベルで、ヘッドの形もボディの形も傷も歪な不思議なギターだった。そりゃ夢だし。だけどびっくりするぐらいにいい音で、僕の理想の音だった。僕はまたギターの隅々を見て、あれこれ友達に聞いたりして、本当にいいねなんて話した。友達はなぜかそのタイミングでハンチング帽をかぶりはじめていた。似合ってた。僕も欲しいんだよな。そして僕はそのギターで新曲のマイジェネレーションを歌おうとしたんだ。いつかそんな一本に出会えたらいいな。

その次に見た夢は、大学か高校かなにかの打ち上げに行く場面で、大勢ですすきのから大通公園の方へ入る店を探すんだけど、人数が多すぎて入れるお店がないままけっきょく解散するという夢だった。知らない人ばかりの中にバイト先の人やバンドの友達や高校の同級生とか自分の親とかが混ざっていて変な感じだった。僕はだれかとお酒を飲みたいと思っていたけど、話したいような人はいなくて、それでもいいから誰かに混ざれたらいいなと思った。でも解散となってから、すぐにみんなは街に消えていた。そういえばそこにいた知ってる人はみんな札幌の人だったのに、誰かを追いかけた僕は知らない大きな駅にいた。その高い天井からは中央総武線、西武新宿線などの東京の電車の案内がさがっていた。そして僕は見覚えのないひとり暮らしの部屋に帰った。

おととい見た夢の記憶はもうあんまりないな。ここを出なくてはいけないという強い気持ちに駆られて、あわてて荷造りをする。そんなだった。

今日は工事の音がいちばんうるさい日らしい。早く目が覚めた。コーヒーを淹れながら文章を打った。家にいれたもんじゃないので、洗濯物をたたんだら出かけようと思う。どこにいこうかな。