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人の精神は目にあらわれる

「人の精神は目にあらわれる。だから、人を見る時には、目を見ることが大切」

幕末の思想家 吉田松陰の名言です。


芸能人やモデルなど、メディア、SNSを通して拝見する機会があります。

身長、体型、髪型などの問題もあるのかもしれませんが、その人「目」が、相手に与える印象を左右しているような気がしております。

理屈で説明し難い何かが、そんな風に感じさせているのだと思いますが。


相手がどんな人なのか。

会話を通して、知ろうとするのかもしれません。

が、会話中の「目」が、とても重要であるという実感はあります。


何を考えているのか。

自分に対してどう感じているのか。

それらのことは、相手の「目」が教えてくれている気がしておりますが。。。


「人は見た目が9割」

色々な人とお会いする度に、「見た目」を確認している気がする。

無意識のうちに、確認している気がする。


色々な感性がある中、僕自身、相手を見た瞬間、すぐに意識が向くのは、「バランス」なのではないかと思っている。

相手が視界に入った瞬間、特定の場所に目が行くのではなく、「全体のバランス」みたいなものを拾おうとしている気がする。


相手が視界に入った瞬間、その相手に対して感じたことを、瞬間的に捉えている。

いい感じ、悪い感じ、自然な感じ、違和感を覚える感じ、、、色々な感じ方があるような気がしている。


会話の最中、「相手の目を見ながら話す人」が、多くないような気がする。

一瞬、目が合ったとしても、目を逸らしたり、目を閉じたり、視線をずらす人が、多いような気がする。

「話すときは、相手の目を見て話す」

昔、何処かで教わった気がするが、相手の目を見て話すことは、普通ではないのかもしれない。


相手に対して、会って間もなく感じた「見た目」の印象は、話している間に変化して行く。

視線以外にも、話し方、聞き方、姿勢、、、諸々の「見た目」から、良くも悪くも、最初の印象とは変わって行く。

「見た目」を形成する「内面」が見え始めることによって、最初の「見た目」だけでは判断できない部分が、わかり始める。


いずれにしても、会話の最中は、相手の目に焦点を当てる。

相手の目を見ることによって、相手の身体全体が、視界に入ってくる。

身体全体が見えれば、ちょっとした仕草なども、拾うことができる。

観察する訳ではないが、そんな風に人を見るようにしている。


目は、その人の全てを物語っているような気がしている。

理屈ではなく、感覚的に捉えるものであるような気がしている。


これからも、色々な人との出会いを通して、色々な目に触れて行きたいと思っている。

まだ見たことのない「目」に「お目にかかる」ことを楽しみにしたいと思っている。


この名言により、相手を知るためにも、「相手の目を見て話す」ことを当たり前のことにしていかなければと思わされた。


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