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今いるところで、今持っているもので、あなたが出来ることをやりなさい

「今いるところで、今持っているもので、あなたが出来ることをやりなさい。」

アメリカの歴代大統領 セオドア・ルーズベルトの名言です。


人は皆、理想とする自分をイメージします。

その理想と現実の違いに落胆してしまい、ネガティブな感情に悩まされてしまいます。

理想とする自分との比較が続く限り、満ち足りることなく、時間だけが過ぎてしまうのかもしれません。


「いつになれば、俺は這い上がれるだろう」

「どこに行けば、俺は辿り着けるだろう」

昔よく聴いていた楽曲のフレーズです。

当時、共感しながら、聴いていたことを思い出します。

どうしたら良いのかがわからない時期に聴く楽曲としては、心に響くものがあります。


今となっては、這い上がるとき、辿り着く場所は、自分自身が決めるものであるような気がしておりますが。。。


何かを始めようと思ったとき、「あれをしなければ、これもしなければ。。。」と、やらなければいけないと思うことが、沢山浮かんでくる。

一つでも欠けていると、始めることすらできないと感じてしまう。

隣の芝生は青く見えたりすると、尚更、始めることを躊躇してしまう。


「スキル」という観点で考えると、できるできないは、誰かとの比較になるような気がする。

スキルのある人と比較すると、「スキルがない」と感じ、スキルのない人と比較すると、「スキルがある」と感じる。

相対的なものでしかない話に右往左往してしまう。


必ず、自分よりスキルがある人が存在する。

故に、比較で物事を考え始めると、「スキルがある!!」と自信を持つことは不可能だと思う。


スキルのない人と比較して、優越感に浸るのは、論外。

いずれにしても、比較で物事を考えることはナンセンスであると確信している。


「今いるところは、どこなのだろう」

「今持っているものは、何だろう」

それらをハッキリさせることにより、次にすべきことが見えてくる。

が、それをできる人が少ないのかもしれない。


現実を直視し、現実を認めることは、思いのほか、難しい作業なのかもしれない。

「今できること」に焦点を当てず、「やりたいこと」だけに焦点を当て続け、「やりたいこと」を追いかける作業に終始してしまうのかもしれない。


「今やれること」に集中して、「今やれること」を増やしていく過程で、「やりたいこと」が、「今やりたいこと」に変われば、理想としていたイメージに近付けるのではないのだろうか。


この名言により、理想を目指す上で、「今できること」をハッキリさせることを意識し続けて行こうと思わされた。

仮にできないことがあるのであれば、どのように「できること」に変えて行こうかを考えいて行こうと思わされた。


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