「ぎゅってなる」曲
2月16日のQrzoneで、Sexy Zoneの菊池風磨くんが「ミュージックプレイヤーに1曲しか入れられなかったら何を入れる?」というお便りに答えていました。ドラマ「ファイトソング」絡みですね。
風磨くんの答えはiriの「会いたいわ」。
「ここ3、4年ずっと聞いてて色褪せない」「ライブで聞いたときに男3人でボロ泣きした」「もう1回生で聞いたら泣くと思う」などなど。
きっとライブで見た記憶とすごく結びついているんだろうなと、話を聞いていて思いました。そういうエピソード込みで心を揺さぶってくる曲ってありますよね。なのでこれは音楽の話でありつつ風磨くんの記憶の話だなあと思いました。
風磨くんはライブで聞いて泣いたときの感情を「ぎゅってなる」と表現していました。自分のぎゅってなる曲ってなんだろう?
Sexy Zoneでいうと「Twilight Sunset」はその一つだと思います。なぜならこの記憶があるから。
遠かったのに風磨くんがイヤモニを外したのに気がついて、そう分かった状態で聞く「笑うその声も ふとした仕草も すべてが愛おしくなってく」に胸がぎゅってなりました。感動とも興奮とも違う何かで、たしかにあれは「ぎゅってなる」だったなあと思います。
人生で見ると坂本真綾さんの「マジックナンバー」かなあ。
ライブでここを聞くたびにぎゅってなります。あれはもう嗚咽です。
学生時代からつらいときに、頑張りたいときに「マジックナンバー」を聞いていました。この曲を聞きながら泣いた帰り道がどれほどあったことか。
真綾さんの曲が好きな方には伝わるかなと思うんですが、真綾さんの歌詞はけっこう自分に厳しいというか追い込みタイプだと感じます。「気休めのオアシスに乾きは癒せない」とかね……。つらさに寄り添う優しさというよりは這いつくばってでも進んでいくような気迫がある。
だからつらいときに聞くのはちょっと自傷行為に近いのですが、それでも聞いちゃうんですよね。おかげさまで「マジックナンバー」でぎゅってなる人間ができあがりました。
やっぱり自分は音楽を思い出と共に楽しんでいるなあと思います。そんで人のそういう話を聞くのも好き。年末の「make me bright」語りも好きでした。
ちなみに嵐の「台風ジェネレーション」も風磨くんにとってぎゅってなる曲なんだそうです。ジャにのちゃんねるでも「台風ジェネレーション」の話してましたね。
ちょっぴりしんみりする話の最後がこのサムネで終わるのってどうなんと思いますが、まあそれはそれとして。