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「ソウ」シリーズのリー・ワネル監督が描く映画「アップグレード」と「透明人間」

こんにちは
映画が大好きなゆっちゃんです。

最近、リー・ワネル監督にとても興味を持ちました。

以前、こりゃ掘り出し物だって思った「アップグレード」、最近観て楽しませてくれた「透明人間」の監督が、リー・ワネル監督だったからです。

この方、ルックスもかわいいなぁって思っていたら、ご自身もいろいろな映画に出演しているのですね。

というわけで、今回は、リー・ワネル監督の映画「アップグレード」「透明人間」についてレビューしたいと思います。

1)リー・ワネル監督ってどんな人?

まず最初にリー・ワネル監督ってどんな人かをご紹介しますね。

生年月日:1977年1月17日
出生地:オーストラリア メルボルン
身長:170cm
配偶者:コルベット・タック(女優)
子供:一人娘・17歳(2020年)

★映画学校在学中に、ジェームズ・ワンと出会い、「ソウ」を製作。
現在までにシリーズ7作製作されています。

★本人が出演している主な作品
リー・ワネル監督は、写真を見ると、俳優にしても良いくらいの素敵なルックスなので、出演者として出ていても「もっと出てほしいな」って思ってしまいます。

・マトリックス・リローデッド(2003)
・ソウ SAW (2004)
・ソウ3 SAW III (2006)
・狼の死刑宣告(2007)
・インシディアス(2011)
・インシディアス 第2章(2013)
・インシディアス 序章(2015)
・デス・ライブ(2017)
・インシディアス 最後の鍵(2018)
・アクアマン(2018)

★脚本作品
・ソウ(1~3)
・デッド・サイレンス(2008)
・インシディアス(1~2)
・ゾンビスクール!(2014)
・ブレイキング・ゴッド(2014)
・インシディアス最後の鍵(2018)

★監督作品
監督としては、まだ3作なんですが、その3作ともヒットしているというすごい実績!

・インシディアス序章(2015)監督兼製作兼脚本
・アップグレード(2018)監督兼製作兼脚本
・透明人間(2020)監督兼 原案・脚本兼製作総指揮

2)リー・ワネル監督が描く映画:アップグレード

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まずは、リー・ワネル監督が描く映画「アップグレード」についてご紹介しますね。

製作年:2018年
時間:95分
出演:ローガン・マーシャル=グリーン、メラニー・バレイヨ、ベッティ・ガブリエル、ハリソン・ギルバートソン等

あらすじ:街は、音声指令で動き回る電気自動車が行き来し、警察はあらゆる空間にドローンを飛ばして市民を守っている近未来の世界。
仲睦まじい夫婦、グレイとアシャは突如謎の組織に追いかけられ、アシャは殺され、グレイは四肢麻痺になってしまいます。
目の前で妻を殺され、自分は四肢麻痺となり、自暴自棄になったグレイは自殺を試みますが失敗。
そんな時に天才科学者エロンに、再び手足を動かすことのできる方法を教えてもらいます。
神経組織をつなぐ高性能チップ「STEM」を脊髄につなぐことで脳からの指令を回復することができる。
グレイは、その手術を受け成功し、脳から発せられる「STEM」との会話をしながら手足を自由に動かすことができるようになりました。
そして、妻を殺した犯人を捕まえるために、「STEM」と共に動き出すのでした。

見どころ:『ゲット・アウト』、『セッション』、『ブラック・クランズマン』など高評価作品を手掛けてきたジェイソン・ブラムが、プロデューサー。
「ソウ」シリーズの脚本・出演、「インシディアス序章」で監督デビューを果たしたリー・ワネルが監督。
この2人が放つ、斬新な高次元SFアクションの世界が大いに見どころです。
「プロメテウス」等で注目されたローガン・マーシャル=グリーンの無機質でいて時にコミカルな演技力が作品をより見ごたえのあるものにしています。

評価・感想:チップとの体内会話が面白い!
そして、「リベリオン」のガン=カタのような動きに興奮しました。
敵の筋肉内に銃を埋め込んで発砲しているところは、「落とさなくて便利だなぁ」と感心してしまいました(^^;
でも、STEMが勝手に暴走していくところは、近未来に起こりうる感じがして怖い!

3)リー・ワネル監督が描く映画:透明人間

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次に、リー・ワネル監督が描く映画「透明人間」についてご紹介しますね。

製作年:2020年
時間:122分
出演:エリザベス・モス、オリバー・ジャクソン=コーエン、オルディス・ホッジ、ストーム・リード、ハリエット・ダイア、マイケル・ドーマン等

あらすじ:セシリアは、富豪の天才科学者エイドリアンの異常な束縛から逃れるために、こっそりと家を飛び出します。
その後、エイドリアンが自殺したと知り、遺産500万ドルが手に入ることになりますが、セシリアはどうしてもエイドリアンが死んだとは思えず、不安におびえます。
そして、周りでは不可解なことが起こり始めるのでした。
セシリアの精神は崩壊してしまったのか?

それとも、エイドリアンは生きていて、透明人間になってセシリアに近づいているのでしょうか?

見どころ:1933年のジェームズ・ホエール監督の「透明人間」のリブート版として、リー・ワネル監督が新しい視点で作り上げた点が見どころです

1933年の作品では、薬品服用で透明化し、その副作用も働いて主人公は狂暴な殺人鬼になってしまうのですが、今回は、光学迷彩という最新の科学装置で作られたスーツ着用で透明化するという新たな発想となっています。

また、見えない空間を「恐怖」に見せる「間」や空気感の演出が抜群で、何もない場面から緊張感が伝わってきます。
それに加えて、重低音のBGMがハラハラ感を醸し出してくれます。

評価・感想:主人公の精神が崩壊してしまったのか?
それとも、本当に透明人間がいるのか?
観ている者に一時的にそう迷わせたところがすごいです。
それは、エリザベス・モスの体当たり的な演技力がそう思わせたのかもしれません。
また、透明人間がすぐそこにいるという恐怖感がすごく伝わってきました。

4)まとめ

いかがですか?

「ソウ」シリーズのリー・ワネル監督が描く「アップグレード」「透明人間」についてレビューしてみました。

学生時代にジェームズ・ワン監督と出会い、ヒットメイカーへの道を歩んでいるという、これはもう運命だったんですよね。

この2作品は、「ソウ」シリーズに比べるとグロいシーンは少なく、ストーリーや演出でぐいぐいと引っ張ってくれている映画だと思います。

また、「透明人間」では、エリザベス・モスという演技力抜群の女優を起用することで映画のクオリティをより高めてくれたのでは?

これからもリー・ワネルの作品(脚本でも出演でも監督でも)をとても楽しみにしたいと思います。

まだ、観ていない方はぜひご覧ください。
絶対に損はしませんよ!


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