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仕事はリレー競技だ!

絶対に一人で完結する仕事はありません。

資料をまとめる、議事録をとる、提案をする、契約書を作る、請求書を作る、メールを打つ、電話する、訪問する、社内調整する、MTGをセッティングする。

どんな仕事を切り取っても対象は社内外あれど、誰かのために行っています。

それが数珠つなぎとなって一つのゴールに向かっていくわけです。

そんなことから私は

「仕事ってリレー競技だよね!」

という持論を持っているのですが、今回はお客さんへの提案→受注という一連をリレーに例えて持論を展開していきます。

100m×4の400mリレーに分解してみると、、

第一走者:市場調査・データ収集

第二走者:資料作成

第三走者:資料デザイン

第四走者:お客さんの前でプレゼン提案

(粒度・どこで切り分けてんだよ!っていうご指摘はご容赦ください笑)

どこでもいいのですが自分がどこかの担当になったときに大事にしているのは

130m走りきること

です。

例えば第一走者:市場調査・データ収集の担当だったら、文字通り資料に必要なデータ・数字を集めることがゴールです。つまり必要データ集めた時点で100mを走り切ったことになります。ただ加えて130m走るとした、「資料作成の人がまとめやすいように予めデータを表にしておく」、「調査していて追加で必要そうなデータを自ら集めておく」

続いて第二走者資料作成者。

「第三走者にあらかじめデザイン規定を聞いてそろえておく」「当初の要望に加えて新しい提案を盛り込む」

続いて第三走者、資料デザイン。

「必要そうな図解をあらかじめ作っておく」「資料だけでなく、第四走者のために原稿まで用意しておく」

ここまでくると実は最後の第四走者は残り10m走りきるだけでゴールは達成されてしまうのです!

ただここで大事なのが第四走者も130m走りきることです。そして第四走者はゴールを駆け抜けてその先に行くというよりも、スタート地点を予めスタート前にゴールに近づけるために走ったりもします。例えば、「提案前にあらかじめ予想される稟議の障壁を取り除いておく」「クライアント先の稟議のタイミングで不足がないか、稟議通過のための提案に最大限サポートする」「失注したとしてもその後の受注につながるよう関係構築を継続しておく」

そうして最終的に受注というゴールに到達するわけです。

上記はそれぞれが120%の成果を出した場合なのですが、時たまあるのが次の走者が自分が走るべき100m手前の80m地点でバトンを受け取ってくれちゃうこと。こんな状況の時は自分の力不足と情けなさを痛感します。

「信頼されていないのか。。。次は絶対に見返す!」

そんな気持ちを忘れずに次のリレーのスタート地点に立つんです。(信用と信頼についても持論を記したので見てみてください!)


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