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銘柄分析 オリックス(8591)
①過去5年分の決算状況
②決算プレゼンテーションの確認と今後の展望
①決算状況
私が銘柄分析を行う際に重要としているのが
1.売上高の推移
2.営業利益の推移
3.営業キャッシュフローマージンの推移
4フリーキャッシュフローの推移
この4つです。
大事なことはもっとほかにもあるのですが、長期保有をするにあたってはこの4つが非常に大事になってきます。各項目の理由に関してはそれぞれの数値を紹介する際に説明していきます。
1.売上高の推移
![](https://assets.st-note.com/img/1688812907163-sTrEVADToV.png)
売上高に関しては、とにかくここが伸びないことには会社は伸びません。
物がしっかりと売れているのか、収益をしっかりとあげられているのか、ここが1番の肝といっても過言ではないです。
オリックスに関しては、コロナの間一時期大きく売り上げが落ちましたがそのあとは持ち直しています。
2.営業利益の推移
![](https://assets.st-note.com/img/1688821261903-dbmM4coAFx.png)
営業利益とは、売上高からその売上高にかかった費用を引いたものを指します。
売上高が上がっても、それ以上に費用がかさんでしまうと、
「増収だけど減益」ということになります。
コロナ時は売上高も併せて「減収減益」となっていましたが、ここ数年は「増収増益」を達成しています。
3.営業キャッシュフローマージン
![](https://assets.st-note.com/img/1688822202769-MaVZccgQJX.png)
聞きなれない言葉になるかと思いますが、売上高に対してどれだけの営業キャッシュフローがあるのかを示す指標になります。
決算書類を見ていると、「現金、預貯金」というののほかに、「売掛金」「未収入金」といったような感じで、資産としては記載されているけど、実際にまだ入金していないということがよくあります。
なので、売上高などすべての数字が上がっていても、営業キャッシュフローが増えていないと、資金繰りがうまくいっていないのでは?という心配が出てきます。そして、この営業キャッシュフローマージンが高いビジネスだと、売上高を見事にキャッシュにつなげられているということです。
目安は15%以上とされています。そしてこの数字は高ければ高いほど良いです。
4.フリーキャッシュフロー
![](https://assets.st-note.com/img/1688824040388-3UC2iAbLNi.png)
キャッシュフロー計算書の中には
「営業キャッシュフロー」「投資キャッシュフロー」「財務キャッシュフロー」の3つがありますが、このフリーキャッシュフローは、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを足した値で求められます。
要するに、稼いだお金(営業キャッシュフロー)から、会社に必要な投資額「投資キャッシュフロー」を引いたものがフリーキャッシュフローになります。
基本的良い会社は、
営業キャッシュフローはプラスで、投資キャッシュフローはマイナスになります。
オリックスの場合も、営業キャッシュフローはプラスで、投資キャッシュフローはマイナスですが、フリーキャッシュフローがこの5年間で-になることは多いということは、
「稼いできている額よりも投資に使っている」ということが見て取れます。
②決算プレゼンテーションの確認と今後の展望
・優待の廃止により、費用はどれくらい浮くのか。今後の増配を展望。
ここから先は
¥ 300
基本的には全くいりませんが、 記事を参考にしてめちゃくちゃ利益がでたときには、「端数くらいくれてやる」っていう感じで投げてもらえれば、また記事を書こうと思えます。笑