木偶人形の日常の一コマ

奥野というのは木偶人形である、オートマターである、自我があるバージョンの自動人形である。というのは少し前から、霊界の者たちが入る用の身体として誂えているのである、それは霊界から見て非常に尊いというか、正しいというか、まあ少し言えないのだが、非常に重要なことである、その見返りに、私達霊団が、奥野に真理を教える手助けをしているのだ。

スーパーに入ると、やはり何かを買うようになるのだが、完全に何も買わないときもある、そのときはそこでは別に何も買う必要がないと指令しているから、奥野は自我のほうにあまりそれが上がってこないから何も買わないのである、そのへんはすこし一般人とは違う、一般人は、ウィンドウしたいからする、買いたいから買うと言う点でかなり自我の決定に寄っている、しかし奥野は買いたいから買うのではなく、買わされているといった表現が近い。ウィンドウするにもべつにウィンドウそのものがしたくてやっているのではない。何らかの理由でそこにいることだけが理由なのである。

この世は出したぶんだけが帰ってくる、そう思ってよい。私達が奥野に懸かってそれをやらせているというのは、私達の代理の身体という捧げ物を私達が受け入れた点であり、それをしなければ自我のまま獣状態であるということだから、べつにそれはそれでお前達が幸せなら私達は構わない。ただ、奥野陽介は自分を神に捧げたので、私達はそれを受け取り、見返りに、奥野の人生を通して霊的真理を少しずつあたえてやっていると、こういうことなのだ。

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