沖縄県与那国島をめぐる旅②
前回のブログの続きです。
与那国島最東端の東崎(あがりざき)から南側を西へ進めていきました。今回は有名なドラマのロケ地と日本最西端についてです。
1.Dr.コトー診療所
2003年と2006年に放送されたフジテレビ「Dr.コトー診療所」の志木那島診療所です。2020年に再放送があり、診療所やその周辺でロケが行われました。与那国島南部・比川集落の外れにあります。
ドラマの時より老朽化していますが、面影はバッチリ。なお診療所で海岸側の道路は行き止まりです。レンタカーを停める場合、駐車場所が小さいので注意しましょう。
ドラマでも登場する診療所そばの砂浜です。
砂浜から診療所を眺めます。
当時のままの受付。私が行った時に係員はいなかったので、受付に300円置きました。
玄関には近くの飲食店八重山そば「さとや」の宣伝も。
中に入るとコトー先生が使用した自転車にポスター、旗があります。
診察室もほぼそのままです。
病室もそのままです。
2.比川地区西部にある駐車帯
日本最西端の地に向かう途中に駐車帯があります。
比川付近の砂浜、右側はコトー診療所前の浜まで見えます。コトー診療所より向こうは崖が多い険しい地形で、海から行く事になります。崖の近くにある海岸線から近い場所にあるのが、あの人工的な形をした海底地形です。ダイビングする人にはおすすめ。
もう少し車を進めるとまた与那国馬がいました。この光景を名残惜しみながら更に進むと自衛隊基地。更に進むと日本最西端の地です。
3.日本最西端の地・西崎(いりざき)
西崎にある駐車場に車を停めると、カジキマグロの形をしたモニュメントが登場。
「日本最西端の展望台東屋」とあります。
展望台へ行ってみましょう。
与那国島、台湾、中国、尖閣などの位置が良く判ります。
展望台から見た西部・久部良地区の景色です。久部良地区については次回取り上げます。
展望台から最西端の地までは舗装された道を上ります。なお展望台からは最西端の景色は山に邪魔されて見えません。
日本最西端の灯台・西崎灯台です。
最西端の景色の前に「太陽の火」の碑があります。1987年の沖縄海邦国体が行われた時、与那国島で採火が行われた事を記念して建立されました。
そして有名な「日本国 最西端之地」の石碑です。実際の最西端は岬でなく海上にあります。こちらの碑の下は船で行かなければ近づけないほど高い崖になっていて、上から眺めるしかありません。
西崎から眺めた本当の日本最西端・トゥイシです。ここから台湾までは約110km。正直コロナ前は台北へ安く行ける事と、その手前にある日本国の地に行くのにかかる飛行機代の差に驚きました。年に数回台湾の山並みが見える日がありますが、当日は見えませんでした。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。次回は与那国島西部・久部良地区などの名所を紹介します。
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