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ごちゃまぜ感

 大企業の次世代リーダーと社会の課題をかき混ぜるALIVEも設立以来、4年と半年。企業の人事部の業務として実施した、前身の異業種混合型の次世代リーダー育成プロジェクトからは丸5年。次回の2021年度2期は過去最大の100人の参加者を超える規模となる。

 そもそもALIVEを設立しようと思ったのは、異業種やソーシャルという異セクターの中で次世代リーダーが夢中になっていく様を見た時に、ビジネスセクター内・ビジネスとソーシャルセクターがごちゃまぜになる意義を見出し、この枠組みを継続したいと思ったからだ。

 この5年で実現できたことも多い。定員60人規模(次回はこれを遥かに超えて100人規模)で年間3回転の計12期。600人を超える卒業生・60社を超える参画企業。40近い答申先の社会的団体。これらがかき混ざった。

 ただ、大企業・男性中心・ビジネスパーソン・東京が中心となっているのは否めない。もっとごちゃまぜにして、よりリアルな泥臭い部分も追求していく。

 手始めは、ALIVE WEST。西日本で、中小企業や学生も含んだ等身大のリアリティをもった新たなプロジェクトの検討がスタートした。すでに実施した準備委員会でも、西日本在住のビジネスパーソンのアクセスや西日本特有の社会の課題へのアプローチ、さらにある意味東京の洗練とは違うリアリティやこじんまり感への期待が企業からも寄せられた。

 来年度のALIVEでは、女性や学生の参画のしやすさも含めて、さらなるごちゃまぜ感に挑戦をしていきたい。

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 2021年度2期の答申先の一つはHomedoor。ホームレスのおっちゃんの支援団体。14歳でホームレス問題に出会い、19歳で起業した代表の川口さんが立ち上げた、とりあえずそこに行けばなんとかなる場所。
 さらになる活動で多くのおっちゃんをバックアップするために、資金と関わる人をどのように確保していくか、考えていきます!


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