白川町民的「岐阜にイジュー! 第1話白川郷じゃないよ、白川町だよ」感想

あらすじ
冴えない都会生活を送ってきた美晴と花。
ゆるーく新生活をスタートさせようと、岐阜県白川町へやってきたふたりは、 町の空気を感じながら空き家の下見をしてみたり。
田舎で新しい一歩を踏み出そうとするふたりのイジュー生活は・・・

公式サイトより

予告動画

感想

白川口駅へと向かうJR高山線。その風景を見ただけで一気に懐かしい気持ちが溢れてきました。

「白川町を舞台にしたドラマ」
それだけならここまで引き込まれなかったかもしれません。
ですが、このドラマは「白川町の情報はほぼリアル」。
駅名も、ドラマに出てくるお店の名前も、実際のものがそのまま登場します。
そのおかげで、「風景は似ているけど違う世界線の物語」ではなく、「白川町での生活そのもの」を隣で見ているような、そんな感覚が湧き起こりました。

1話では主人公たちが白川町で住む家を探します。
古民家ならではの部屋数の多さ、山や畑つきの物件、家具つきの物件などなど。
住宅や間取りを見るのが好きな私は見ているだけで自分が引っ越しするようでワクワクしました。

田舎体験住宅、というものがあることを初めて知りました。
私も住んでみたい!

田舎体験住宅「どさない」

移住を考えている方を対象に、最長3ヶ月でお試し生活ができる住宅。家具・家電も揃っているため気軽に体験生活を始められるとのこと。現在はドラマで紹介された佐見地区ではなく、三川地区と切井地区の2カ所にあるそうです。(切井地区の田舎体験住宅は、映画「his」のロケ地にもなりました)

「どさない」のイントネーションだけはどうしてもツッコミたくなりましたw
そして、「どさない」の意味、ドラマでは「心配ないよ」のような前向きな意味あいで使われていましたが、個人的には「そんな小さなこと気にするな!」というキツめの印象があるので、なんだか意外でした。
こういう事も、地元の中だけで暮らしていたら気がつかなかったことかもしれません。
このドラマのように明るく、前向きな雰囲気で使っていきたいな、と気づかせてくれました。

白川町プチ情報

白川町には「白川」「黒川」「赤川」「佐見川」「飛騨川」の5本の清流が流れています。白川町に住んでいた頃は何の疑問も感じていませんでしたが、よくよく考えると「白」「黒」「赤」の3色の川があるって面白いですよね。地元外の人に話してもなかなか信じてもらえませんw

ドラマの中で白川町の人口は8700人と紹介されていましたが、2020年3月現在では約8000人まで減少しています。ドラマの放映が2017年だったので3年で約1割減・・・。人口の減少は白川町にとって深刻な問題です。

「イジューに乾杯~AFTER TALK~」その1

白川町移住交流サポートセンター
長尾弘巳さん

伊勢谷さんのモデルとなった方だそうです。
白川町移住交流サポートセンターは現在白川町役場から一般社団法人として独立し、移住に関する業務を行っています。


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