目薬、日薬
#THECOACH 同期との読書会を経て、考えたことをつらつら書いてみます!
表題の読み方は、めぐすり、ひぐすり。
花粉症でさす目薬とは別物で、カウンセリングや医療の現場で使われる言葉です。
ようは、「見てますよ、そうだったんですね」というフラットな眼差しでの受容が目薬。
自分のことがわかってくれてる人がいる、そんな心理的安全な状態で話を聞いてくれる人がいる状態が続くことでいつの間にか「なるようになる」のが日薬。
「時間が解決することがある」は日薬の言い換えだと認識してます。
※日薬、目薬についてはこのブログが分かりやすかったです。ネガティブケイパビリティは今年の私のテーマになってます。
なんの話?って導入だと思いますが。
職場において若手への組織の眼差しにおいても、この日薬、目薬的構造をつくることが大事なのでは? と思ったので書いてみてます。
聞く、聞いてもらうは循環。
コロナ禍(比較して)見るが増えたSNS時代。
聞く、聞いてもらう機会が以前より激減している実感値がある。
職場において、ナナメン(斜め上の先輩を後輩が指名制で飲みに行ける制度)が第7期まで続いているのも、この「聞く、聞いてもらう」が欠乏しがちな昨今に、目薬、日薬的にワークしてるのかな、と思った。
「聞くためには、まず聞いてもらうからはじめよう」と東畑さんの本にも書いてあって、本当に大切な提言だな、と。
私も、会社において強い立場の存在になりやすいことを自覚して、(時には話を聞いてもらって)人の話を聞いていける人になりたい。
社会人3年目の子会社立ち上げ期、事業責任者として成果を出せなかったがために、メンバーを10数人解雇しなければならなかった経験をしている。
優しくて居心地の良い組織で伸び伸び仕事できることよりも、厳しくて苛烈で強いられる組織でヒリヒリしながら仕事する代わり成果が出る。その方がマシ、という考え方が根っこに深く刻まれている。
信じて待つことと、成果至上主義やより良いものを作ろうというものづくり思考が、自分の中でバッティングすることに最近悩んでいる。
その時、厳しくても未来への気付きになればと願っているが。渦中、ただただ不安や心配ごとが増やす関わりをメンバーにしてしまっているのでは?と考えることもある。
信じて待つことと、こだわり抜いて成果を出すこと。これが両立する組織づくりができる責任者になりたい、脱皮したい。
という思いがあります。
信じて待つ側において、日薬、目薬的環境づくりがマネジメントしてる組織において足りないかも、と気付いたのでアクションを具体的に考えていきたいところです。
(それもあって今度、会社の次期リーダーとORSCシステムコーチングを勉強してきます。)
かなり散文になってしまいましたが、直近の悩みの開示と思いのシェアでした。
この辺りピンと来た方と話したい!
今週は丸々、東京は渋谷にいますのでランチでも行きましょう。
ではまたっ。
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