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公開日記 5月②母と娘の宿題戦争/先生へ。怒らないで欲しいです。

5月15日

小1の娘が宿題をやりたがらない。
毎日毎日、宿題のことになるとぐずぐずしている。
「今日はお父さん、夜に出かける日だから、お父さんさんがいる間に済ませてしまったら?」
と伝えるも、
「いい。晩ごはん食べたらやる。」
と、キッパリ。
それならと思って、放置しておいたら、晩ごはん後もとりかかる様子はなく。
「8時30分になったら、寝る準備するからね。」
と言うと、分かったようにしたような、分かってないような。
ようやく「おかあさん、宿題...」と言い出したのが8時25分。
「お布団敷かないといけないから、先にやっておいて」
と言うと、ぐずぐずと泣き出してしまった。
「そんなに嫌なら、嫌じゃ無い時間にやるか、もうやらなくても良いよ?」
言うと、
「なんでやらなくても良いことをやらなくちゃいけないの?」
と。そうきたか。
「大人になって、色々なお仕事する時に、勉強が出来ないと困るでしょ?すぐに勉強出来るようにはならないから、今のうちからちょっとずつやるんだよ。」
と伝えるも、我ながら30点くらいのアンサー。
正直、宿題やる意味、お母さんにも分からねえんだ。

その後、ぐずぐずするだけで時間が過ぎていきそうだったので、とりあえず歯磨きを済ませ、なんやかんやしているうちに、娘、就寝。

娘は"宿題やらないといけない気持ち"vs"やりたくない気持ち"。
私は"娘の主体性に任せたい気持ち"vs"まだまだ親主導でないといけない?"
お互い、内なる自己同士で闘っている、いわば戦友というヤツなのかもしれない。

とりあえず、朝はやめに起こして、声だけかけてみようと思う。

5月16日


昨日宿題をやらなかったので、はやめ(といっても10分ほど)に起こす。
朝、ちゃんと宿題を片付けてから登校。
身支度をしている娘に、「やっぱり、帰ってきたらすぐに宿題をやった方が、楽だと思うんだけど、どう思う?」と聞くと、「うん・・・」と。

帰宅後、おやつを食べたらすぐに宿題に取り掛かる。
最初渋っていた娘だったが、朝のやりとりを聞いていた夫がたまたま在宅しており、「今朝、帰宅したらすぐやるっていう話やったやん。」とバッサリ言われ、アッサリ言うこと聞いていた。

宿題が終わっていることで、その後の生活が全然違った。
娘もルンルン。私もホワホワ。
心なしかダラダラとYouTubeを見ている時間が減り、お絵かきや工作なんかで遊ぶ姿も多く見られたような・・・
YouTubeは現実逃避のためのツールだったのかもしれない。

私の心も軽くなったのは、「やるべきことが残っているのにそれを強制できない」という葛藤に脳のリソースを割かなくても良くなったから。

もう、「私の心を軽くするために、帰宅後に強制的にでも宿題を片付ける」で良いではないか。

5月17日

宿題をやる気にさせるために、更なる仕掛けを。

1、お母さんも一緒に勉強する作戦。
家族で2年後にオーストラリアに行く予定なので、(お金は今から貯めます。)気負わず喋れるくらいに英語を習得しておきたい。というわけで、娘が宿題をしている間に、私は英語学習をすることに。
アプリとかだと、娘と”同じ”感じが出ないので、英語のエッセイをプリントアウトして一段落づつ読んで訳してという感じで取り組んでます。

このサイト、めっちゃ使える。↓

2、宿題後のごほうび作戦。
お菓子やおもちゃでなく、娘にとってもっと建設的なごほうびってなんだろう。
と考えた結果、娘がYouTubeで見ていた動画を思い出す。

アニメも、図工的な作業も好きな娘。
早速100均で、バインダーやらシールやらを買い込む。
メインとなるキャラクターのステッカーを何種類か用意して、宿題が終わったら、くじ引きのように1つ引ける、というルールに。

これが大当たり。
(以後、数日は、コラージュノートつくるために、さっさと宿題を進めるという好習慣が続く。)

ご褒美をもらうために勉強するということについては、賛否両論あるのはわかっている。
けれど、何かの本に、”内発的動機づけが出来るようになるには、ある程度その下地が出来るまで導いてあげることも必要”というようなことが書いてあった気がする(完全にうろ覚え)し、ご褒美の内容も、自らの創作意欲を刺激するような内容になるように留意したつもり。

そして、そもそもこの宿題というのには甚だ疑問を持たざるを得ない、と感じている話はまた別の機会に。

ひとまず、母と子の宿題戦争はここで休戦。

週明けて、月曜日からどうなるのかは、変化があればまた報告したい。

5月20日


明日はクラス懇親会のBBQ。
楽しみにしていたところ、ママ友からクラスLINEに連絡が。
なんでも、「兄弟の体調不良が治らず、明日は欠席します」とのこと。
クラスメイト本人の体調は大丈夫そうなので、
「良かったら一緒に連れていこうか?」
と返信。すると、
「本人、絶賛反抗期中で、荒れてるので今回は辞めておくわ。」と。
なるほど、他人に預かってもらえるような状況じゃないのね。了解。

彼が学校で先生たちに怒られてることは、娘から聞いて知っていた。
娘にいろいろといたずらしてくることも聞いていた。
たぶん、いたずらされてるのは娘だけじゃないだろうけど。
でも、それで先生が怒らなければならないほどのことか?
小学校一年生の語る内容なので、全容がわからず、想像の部分が大きいけれど、落ち着きがないとか、秩序を乱すとか、そういうことで怒っているんだとしたら、ハッキリと、きっぱりと、やめてほしいと言いたい。

例えば、娘の鉛筆を彼がいたずらで取り上げることがあったとして。
この事象で怒っていいのは娘だけで、先生ではないはず。

たとえば、不用意に椅子や机の上に乗ったりすることがあったとして。
それは、注意したり諭したりすることであって、怒ることではないはず。
さらに、「危険だから」という理由はOKで、「授業中だから」という理由はNGなはず。
何度も同じことを注意しなければならない場合も、怒るのは違う。
それは、生徒をコントロール出来ない状況にストレスを感じているだけで、コントロール出来ないのは生徒のせいではないから。
(そもそも人間をコントロール出来る先生がいたら、それはもはやメンタリスト的な何か)

話は変わるが、「クラス目標が決まりました!」と、写真付きで学級通信が配られた。
にこやかな顔の中に、一人渋い顔の子が。
娘に「この子、どうしたの?」と尋ねると、
「違う目標が良かったから、悲しかったみたい」と。

皆で決めた学級目標だから、という聞こえの良い大義名分の恐ろしさよ。
皆で同じ目標っていうのに、だれも気持ち悪さを感じないのか?

今週はよく野本響子さんのVoicyを聴いて過ごしていたので、余計に学校へのむずむずとした居心地の悪さを感じた一週間だった。


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