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公開日記 2023.4月その②

4月10日
朝。
明後日からの初登校に向けて、できる限りの早起きをして、学校へ向かう時間と同じ時刻に待ち合わせ場所まで散歩してみる。
職場に行くと、同僚の方々が、
「うちの子全然起きないんだけど。昼まで寝てるつもりみたい。」
とか、
「うちも。朝ごはんも昼ごはんも一緒になってるみたいよ」
とか話している。
これが数年後のわが子の姿なのか。
新一年生の生真面目さを、少々恥ずかしく感じる。

4月11日
夕方、お友達のお母さんに誘われて近所の公園で遊ぶ。
この方、いつも気軽にふわっと誘ってくれる。
だから、こちらからも誘いやすい。
私はいつも誰かを誘う時に、妙な自意識が発動して考えすぎてしまい、しまいには面倒になって終ぞ誘えず仕舞いということが、往々にしてある。ありまくる。
今年のテーマは、
「妙な自意識を発動させない。」
これ。

4月12日
小学校初登校の日。
予想していたよりもスムーズに朝の支度が進む。
寝起きだけ少しグズグズしていた娘も、出かける前にはシャキシャキと準備を進めている。
心配は杞憂に終わったということか。
帰宅して、「楽しかった」の一言。心底ホッとする。
通学班の高学年の子に、「もう少し朝の集合時間遅くても良いよ」
と言われたそう。
「今10ぷんくらいだけど、50ぷんでもいいって。」
と娘は言っているが、7:10と7:50はだいぶ違うぞ??

4月13日
学校登校2日目。
帰宅したら、すぐ時間割あわせ(明日の支度)をする。
やることが全て終わったら、自由時間にしても良い。
というルールを決めてみる。
だが。集中すればものの5分で終わるであろう時間割あわせが、全然、出来ない。
口出しすると怒る。
娘の口癖はこう。
「分かってることは言わないで!」
(こっちは分かってるかどうかがわからないんだよ〜)
毎日このバトルはキツいな・・・
そういえば。これを書きながら、娘が3歳か4歳で、コロナウイルスが蔓延しはじめて間もない頃、保育園から帰ってきて一番に手を洗うのに手こずって毎日大喧嘩してたこと思いだした。
しまいには、なんでこんなに頑固に言うことをきかせたいのか、こっちも混乱してしまい。二人で大泣きしていたところに父帰宅。呆れ顔されてたような。
いつの間にか、手洗い・歯磨きみたいな生活上の基本的なことは、すんなりやってくれるようになったけど。
落ち着いた頃に次のハードルがやってくるのが、子育てってもんなのだろう。

4月14日
スプラトゥーンの追加コンテンツが欲しい娘。
だけどそんなにやり込んでるわけじゃないし、ステージも全然進んでいない。
そこで、
「ステージ半分は進めて、レベルも今より15くらい上がったら買ってもいいよ。」
ということにしてみた。
お父さんと一緒に頑張っていたけど。本日ボソッと一言。
「スプラ買ってすぐは楽しいと思っていたけど、最近は”やらないといけないこと”になっちゃった。」
うーーーん。核心をついてきましたね。
義務感生まれたら、楽しさは消えがち。そして、その義務感を親は押し付けがち。
こうやって書いていると、日々どれくらい自分が娘にルールを強いているかが分かる。
つら。

4月15日

この世界からわたしが消えてなくなるまで
変わらないものを持ち続ける
たとえば
夕焼けを
美しいと感じる心とか

今日の人生2/益田ミリ

色々な物事の評価や対応を他人軸で考えがちな毎日なわけです。
「こうしたらどう思われるかな。」とか「人に迷惑かかるから」とか「人によく思われていたい」とか。
でも、その他人が私の人生に責任をとってくれるかというと、そうでもなくて。
だったら、過去から今まで他人と自分の境界線がゆらゆらと揺らぐ中でも、ずっと変わらず持ち続けている気持ちや感覚を見つけて、そこを拠り所にして生きていけるように、練習するのが良いのかな。と思った次第です。

4月16日
わたしは夫のことを尊敬しているし、大好きなのですが、なぜかというと、
・人に自分を強要しないから
・社会に対して興味があるから
・自分で自分の人生を引き受けているから
です。
ちなみに、夫に私のいいところは?と聞いてみたことがあります。
「TODOリストをよく作ってるところ?」
だそうです。
なんやそれ。

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