【元レペゼン】DJ社長さんの言い分が理解できない【地球】

めちゃくちゃ久しぶりに投稿する内容がこれでよいのかわからないけど、時間ができたので投稿します。

知人から、DJ社長さんの「本当のレペゼン地球 解散の経緯について」という動画を紹介いただき、何を言っているのかよくわからなかったので、よくわからなかったポイントを備忘のためにメモしておきます。だれか詳しい方がいらしたら、教えてください。

①「債権者に差押えられないようにするため新会社設立」の謎

DJ社長さんは、新会社を設立した理由について、「一発当たった時に、債権者が株を差し押さえることを防ぐため」という説明をしていましたが、ちょっとよくわかりませんでした。

一発当たったら、普通はそのお金で借金を返すので、債権者はわざわざ差し押さえたりはしません。

念のため付言すると、新会社を設立し、かつDJ社長さんに株をもたせないこと自体は、なんとかわからない話ではありません。莫大な借金を抱えるDJ社長さんの破産リスクから、事業を隔離する必要があるであろうことは容易に想像できるので、DJ社長さんに株を持たせたくない気持ちはあったのだろうと思います。

②「株を預かっておく」の謎

仮に、上記の「債権者が株を差し押さえることを防ぐため」というのが本当だった場合、株を預ける、あるいは買い戻すという約束を借金の完済前にすることは通常考えられません。なぜなら、そのような約束をした場合、その約束を根拠として、債権者に株を差し押さえられてしまう可能性があるからです。この矛盾について、DJ社長さんはどう考えているのか、よくわかりませんでした。

③資本金100万円の謎

資本金が100万円ということは、会社にあるお金は最大200万円ということになりますが、レペゼン地球がブレイクするまでの間、たった200万円でなんとかなっていたとは思えません。ライブ等を行うにしても、会場のデポジット等があるでしょうから、会社は、H氏に対して少なからず借金があったのであろうことは、容易に想像できます。

また、2019年にパワハラの炎上プロモーションを行ったとのことで、西武ドームでのコンサートが中止になったりもしましたが、これによって生じた損害は、一体誰が負担していたのか、よくわかりません。素直に考えると、会社の負担なので、これすなわちH氏の負担であった可能性が高いです。

活動の信用を担保していたのは誰なのか、言い換えれば、失敗したときに誰が血を流すのか、という観点からいうと、それは多分ずっとH氏だったんじゃないか、という気がします。炎上したところで、DJ社長さんの腹は何も痛まないのではないでしょうか。

このあたりの事実関係は全くわからないので、想像にすぎません。ただ、このような点について説明もなく、会社の迷惑は仕事やん、といいながら、いざ本当にクビにされると文句をたれるDJ社長さんは、ちょっとダサいなと思いました。

内部事情はわかりませんが、外からみる限りは、成功は全部自分のお陰だけど、失敗は全部H氏が尻を拭うという構造に見えます。謝るのはDJ社長さんかもしれませんが、金を出していたのはH氏なのでは?

④借金6000万円完済の謎

DJ社長さんは、借金が6000万円あったそうですが、レペゼン地球の活動を始めて以降に借金を完済したようです。

6000万円という数字は相当なもので、例えば毎月200万円もらっていたとして、(税金が引かれるので)完済にほぼ丸4年かかります。この数字は、貰った報酬を全部返済に充て、かつ利子がゼロであることが前提です。

レペゼン地球の他のメンバーの数倍のお金をDJ社長さんは貰っていた可能性が高く、DJ社長さんの立場で、メンバーの給料は知らん、というのは通用しないとおもいます。傍目からは、DJ社長さんがメンバーから搾取していたように見えてなりません。メンバーはそれをよしとしているのかもしれませんが、ちょっとなぁ、と感じてしまいます。

⑤H氏が提示した条件の謎

株式の対価の額がよくわからなかったほか、DJ社長さんのおっしゃることがふわっとしていて、シンプルにそれぞれの単語が何を指しているのかよくわかりませんでした。hold harmlessの一般条項にキレ散らかしているようにみえるし、H氏も投下資本の回収が全く済んでいないようにもみえます。

あまり業界に詳しくないのでよくわかりませんが、パッと見、レペゼン地球はあんまり利益をあげられなかったのかもな、という印象も受けました。

⑥DJ銀太さんの闇

録音の中で「応援するなら見返りは求めるな」とかメチャクチャなこと言ってましたね。DJ銀太さんに限らず、それぞれのメンバーが2000万円くらいずつ、どこかから調達してきて、H氏に叩きつければそれで済む話だったような気もします。各メンバーが、2000万円を調達することの難しさを本当の意味で理解できていれば、こんなことにはなっていないのでしょうが。

⑦最後に

H氏が不透明な経理を行っていたとの主張がなされており、それはそういうこともあるだろうな、という印象を受けました。DJ社長さんがものすごい報酬を貰っていたことが予想されることの裏返しとして、まともなガバナンスはなされていなかったこともまた予想されます。

H氏の言い分を見ていないのでなんとも言えませんが、しかし、DJ社長さんの言い分だけでも、よくわからないことがたくさんあります。ご本人は、株を渡したことを後悔してらっしゃるようで、それはそれでよいかと思われますが、問題の本質は本当にそこにあるのか、検討の余地はありそうです。

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