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がんになった父親

久々に帰省した。3年ぶりか?コロナ以降、60歳を過ぎた親のところに帰るのもリスクがあるしやめていた。

オミクロンが落ち着いた頃、胃に不調を感じた父親が検査したところ、スキルス性胃がんという進行性が高く、外科的処置ができないぐらいになって発見されることが多いらしい。ネットで調べれば調べるほど、ああ、これはヤバいやつだと理解した。

その1週間前に腸捻転で緊急手術をしていて、退院日に合わせて帰省をした。退院日に先生から呼ばれ、腸捻転手術時に開いた際に腸にまでがんが転移しており、外科で取り除くのは難しいと。あとは抗癌剤治療をしていくしかないとのことだ。

がんを取り除くのは困難で、もはやがんと付き合って生きていくしかない。抗がん剤がどこまで効くのかはやってみないとわからないし、きっと、その過程で肉体的、精神的にも辛いことが多くなっていくはずだ。

5年後生存率7%。スキルス性胃がんの患者の生存率だが、実家が田舎なので父親と会える回数は多くない。親孝行してこなかった後悔をしてもキリがないので、これからはこまめに帰り、父親の最後をしっかり見届けたい。

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