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友達が彼女と別れた話

その友達とは6年の付き合いになる。
何かの合コンで一緒になって、年齢は僕よりも3つ上で趣味も違うし、仕事も異なる。が、ただ1つ最寄駅が一緒だった。それだけで翌週、その駅付近の有名な焼き鳥屋に行って以降、僕が2年前に引っ越しするまで毎週のように飲みに行っていた。

6年以上ぶりにできた彼女

彼はゴリゴリに婚活・恋活をしていて、マッチングアプリはもちろん、街コンに合コン、婚活パーティーなどジャンルを選ばず、よくやっているなと他人事のように思っていた。

そんな彼が2ヶ月前に彼女ができた。
僕と知り合う前から彼女がいなかったのだから最低6年はフリーだった。
そして、今年40歳という大台に乗ったのもあったので、その連絡を聞いたときにめちゃくちゃ喜んで新宿のてけてけで2500円の飲み放題付きコースで角ハイボールを浴びるほど飲んでお祝いをした。

彼女がいる状態が大事

「俺だったらその女と付き合わないですね」
と言ったのを覚えている。

その一方で「付き合った方がいい」とも助言した。
長年付き合っていない状態が続くと、それも6年以上になると次に彼女を作れるイメージが消え、自信もなくなる。

彼女には誠実ではないのかもしれないけど、とりあえず付き合ってみたら?と背中を押した。

結婚のビジョンがわかない相手

別れたキッカケは約束していた時間に「結婚式の友達にお祝いを買うために1時間半遅らせて欲しい」とメッセージが来て、友達は「それはなくない?」と返信した些細な出来事から。

店を予約して、都合に合わせて準備してきたのに明日でもいい用事をぶつけて遅らせたいというのはわがままだと僕も思ったが、そういうわがままを含めて受け止めて欲しいし、言わなくても察してほしいと彼女が泣き始めて、別れを告げられたらしい。

察して欲しい文化ってめんどくさい

男女ともにそうだけど、察して文化が正直苦手だ。
言わなければわからないし、言ったとしても当人の考えを100%伝えることだって難しいと思う。

では、逆にこちらのお気持ちも察してくれるの?というとそうではないところもセットでイラつく。
僕は友達側の人間で彼から話を聞いているのもあって、彼女から聞くとまた感想が変わるのかもしれない。
今聞いた情報だけでみると、クソの中のクソで別れて間違いじゃないと思う話をしながら濃いめに作ったハイボールを流し込んだ。

婚活市場に戻ってきた彼

2週間前に婚活を始めた僕と、2ヶ月前に婚活から足を洗ったはずが舞い戻った彼。
彼には悪いが仲間が増えて少し嬉しいというか、ともに目標に向かうことができて安心している自分がいる。

彼は彼で頑張るだろうし、僕もしっかりと活動していく。励ましたり、励まされたり、そういう関係って大事やん?

最後に

付き合った方がいいよと押した手前もあって、若干の罪悪感はあるが2人の関係性にもよる問題なので、しょうがないなというのと彼とも話したが恋愛というラットレースからいい加減降りたいというのもある。

結婚しないと永遠に追いかけることになりそうなんで、終わりをきっちり見つけたい。まだ活動を始めて2週間しか経っていないのだが、マッチングアプリが忙しくて、仕事以外にやりたいことができなくなった。

かといって、マッチングアプリを利用する時間が減ると、それはそれで活動期間が長引きそうだし・・・と悩みどころだ。

仲間と一緒に活動頑張ります。
ここでも良い報告ができたらと思う。

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