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30代後半の婚活ってどうなの?

某婚活サービスを成婚退会した。
そのサービスの成婚退会率は2割前後とのことで、僕はかなり低いと感じたが、世の中のサービスとしては1割程度らしくむしろ高い方に入るらしい。

婚活はマイナスになる

こういうリアルな数字を知っていれば、8割は成婚せずにサービスにお布施して何も得ないで終わる。何も得ないというより時間を浪費するのでマイナスとも言える。

noteにも婚活サービス会社があれこれと指南を書いているが蓋を開けると、大半は破れて、結婚できず、または様々な彷徨ってなんとか結婚まで漕ぎ着くのだろう。

若いに越したことはない

若ければチャンスがある。
時間があるので、その婚活サービスが合わなければ別のサービスに変えることができる。

そもそも、若いというだけで男性からアプローチもされやすく可能性上がるのもある。それだけ、いい札を掴める確率も上がる。(容姿か、年収か、年齢か、性格か)

ただ、時間が過ぎて老いたことは取り返しがつかないし、今が一番若いのだから今、走り始めた方がいいのも事実。僕もそうだった。

30代後半の婚活は時間との戦い

僕自身、37歳なんで油断していると40歳を超えている年齢になった。

友達は5年も6年も恋活・婚活をしていて理想の高さからうまくいかず、昨年ついに大台の40歳になった。焦りはあるが理想は落とせないといまだに苦しんでいる。

子供が欲しいから35歳以下の女性で容姿も可愛いか美人でおばさん感が出ている人は嫌だという。

それでいて専業主婦は嫌で共働きで2馬力のパワーカップルを目指していると聞いて、そっと応援の言葉をかけた。そして、そんな女性は現れませんよという言葉を心の内に秘めて、彼が最近始めたユーブライドというマッチングアプリでのやり取りを安っぽいブラックニッカハイボールを飲みながら聞いていた。

彼がもし20代〜30代前半なら、若くて可愛くて仕事も充実している同年代の女性とも出会えたかもしれない。
ただ、5歳以上年下のそういう女性は同年代かちょい上ぐらいのルックスと相性が程よい男性を選ぶ。誰が好き好んで条件が多い平均年収の40歳のおじさんを選ぶのだろうか。

刻一刻と迫る40歳という壁、時間との戦いだ。
僕は反面教師になる存在がいたおかげで、時間を投下して4ヶ月弱で成婚までいった。
早い方なのかわからないが、素敵な方と出会えた運もあったのだろう。

どんな人がいいのか明確にすべき

ビジネス思考というわけではないが何が必須で何が諦められるのかを明確にした方がいい。

  • 子供が欲しいかどうか(または2人以上など)

  • 共働き・専業主婦

  • 実家の親と同居・別居

  • 容姿

いろんな要素はあるが、僕は上記よりも一緒にいて楽しいかどうかがマストだった。
1回目に会ってカフェでゆっくり話し、仮交際に進んだ2回目に一緒に飲みに行った際に正直ベースにお互い話せて楽しかった。

特に婚活サービスを使う女性は真面目な方が多く、お酒を飲んで腹を割って話すタイプの人と出会えなかったから余計に新鮮だった。

スペック的なところはどうでもいいのではないけど、内面的なところに惹かれてその彼女と会ってからは他のデートは入れなくなった。

子供が欲しいから年齢は○○歳まで。でも、専業主婦でも共働きでもどちらでもいいなど絶対に譲れないポイントとどちらでもいいところは明確にした方がいい。
そうでないと、若くて可愛くて共働きでタバコを吸わなくて学歴はMARCH以上で・・・みたいなこんな人いる?みたいなのを永遠に探し求めることになりかねない。

そもそも、婚活をやらないといけないのか考えるべき

僕自身、成婚したからといって結婚してもいないし何者でもない。
そして、結婚が全てを幸せにする幸福製造機でないとも言える。

成婚退会率20%なんていうプロ野球の打率の悪いバッター並の低確率にbetするのは割に合うか?というのを考えてほしい。

noteで書いている婚活会社さんはすごく役に立つし、失敗例や成功例も実際にあったものだから勉強にもなったが、それのおかげで成婚までたどり着いたかは不明だ。

結婚を諦めろというつもりもなく、婚活をして敗北をして病んだり、自分を無価値と悩むぐらいならそんな活動をしないで自然に出会う道を模索しつつ、趣味や仕事に打ち込むのも有りだと思う。

最後に

婚活サービスがこんなに多いのは儲かるからでしょう。
仕入れがないので倒産する恐れが低いのもあって、変な話自分の家でもやろうと思えばできるから。

志のある会社さんもあれば、儲かればいいと営業力押しな会社もあるだろう。僕も面談に行ったがクロージングがなかなか押してきて期間限定で価格を下げてきたり、場合によっては寄り添う言葉で入会してもらおうというのは逆に心がさめてしまった。

30代後半という崖っぷちにギリギリ小指でぶら下がっている中で、ここだ!と思えるサービスを見つけるのも、そこから突っ走るのは難しかろうと思う。
実際に使ったサービス、スピード感、取り組み方については僕のブログで紹介していく予定だが、切羽詰まっているからこそ、男女ともに真剣でちょっとしたザ・ノンフィクション的とも言える。

僕が成婚できたのもたまたま低い確率なのに運良くうまくいけただけだと思っている。うまく行ったからサービスを使って良かったと思えるが逆ならどうだっただろうと時より頭をかすめる。

今、ニートをしている人、職場で苦しんでいる人をサポートできる記事を書く活動費にします。応援よろしくお願いします。