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2020年、新たに習慣にしたこと

Matsumoto Yuki

2020年の振り返りがてら、この1年で新たに習慣化したことについて書いてみようと思います。コロナ感染拡大以降、生活も仕事もスタイルがガラッと変わりました。新しく挑戦したことなど色々ある中で、特に良かった取り組みを紹介させてください。

習慣化への取り組み

今年の前半で読んだ本の中にAtomic Habitsというものがありました。これは端的に言うと良い習慣を確立するために、「きっかけ => 欲求 => 反応 => 報酬」という習慣化に関する人間の脳の反応をうまく活用していこうというような本です。合わせてチャールズデュヒッグ氏の習慣の力も読むと良いかもしれません。

習慣化された努力は日を追うごとに大きな資産となりますが、それを可能とする手法についてうまく体系化して説明された書籍でここしばらくの行動に大きな影響を与えました。その中で取り組み始めた習慣について3つほど書いていこうと思います。

習慣① Weekly Planning with Notion

まず挙げるのが週次・日次の計画策定です。stand.fmでも以前取り上げている内容になります。

この計画策定、一番の目的は「今取り組む事以外を考えない」ことにあります。

この1年はとにかく管轄する部門・チームが多かったため多数のミーティングやタスクに忙殺されがちでした。そうすると、手元の仕事に取り組んでいてもすぐに他のことが頭に浮かんでは集中力を削ぎ落としていきます。また、SlackやSNSなどからの連絡も同じように大きな集中力の敵となって立ちはだかります。

そうした時に、今日何をすれば問題ないと言えるのか、その基準を明確にしておくことが集中力を高めるためのよい支えとなりました。目の間に何かが降ってきても、その瞬間、そのタイミングで対処せねばならないトラブルというのはそうそうありませんし、そういったトラブルなら何度も連絡がくることが大半ですので、まずはいま集中している事以外を一旦思考の外に出してしまって問題ないはずです。

タスクや連絡を確認して優先度付け・切り捨てするというのは、それ自体でエネルギーを持っていかれます。今この瞬間や今日、今週という単位でやるべきことを明確に持ち、それに従うことで考えることが減りより多くのアウトプットを出せるようになった実感がありました。

その具体的な方法論ですが、計画策定の手法自体はだんだんと変化しておりこれが最良だというものはありません。現在はNotionでテンプレートを作って記録をするようになりました。テンプレートには下記のような内容が盛り込まれています。

・今週の優先すべき事項トップ3項目
・先週の振り返りから得られた挑戦事項(Try)
・土曜〜金曜の日毎のタスク表
・振り返り事項(Keep, Problem, Try、詳しくはKPTで調べてみてください)
・週の状況に応じたカスタマイズ(長期休暇だと読書リストが並んでいます)

ちなみに土曜始まりにしているのは、週の最もコントロールが効き、かつ体力のある休日をスタートと定めることで自分の思った通りのタスクをできるだけこなせるようにという考えからになります。

このドキュメントを中心に計画と振り返りを進めています。スタートとして、金曜夜にその週の成果を振り返りながらより良く成果を上げるための反省事項をKPTベースで抽出、その後翌週の計画を作成。ここではカレンダーともにらめっこしながら土曜〜金曜までの毎日こなすべき内容について列挙しています。この作業を通じて、翌週のイメージトレーニングといいますか、どのように動くべきかを頭に入れてタスクの組み立てを行っています。

その後、毎日朝からこのタスク表に従って活動し、夜にその状況を振り返ります。だいたい10~20分もあれば振り返りは可能です。振り返りの間に明日のカレンダーや横から入ってきた追加のタスクの確認、明日以降のタスクを調整していきます。

こうしてまた週が終われば振り返り、計画を行い、より多く、より効率よくタスクをこなしたり、また優先度に合わせた活動ができるには何が必要か考えていきます。タスクをすべて完璧にこなすというのは常に仕事を詰め込もうとする自分の性格上ほぼ不可能です。優先度と振り返りがあることで、そうしたスタイルの中でもできる限り求める方向に進めるようにしていこうとしています。

この習慣自体は実のところDMMの入社タイミングあたりからやっているものではあるのですが、改めて今年はNotionの各種機能を活用するなど方法論を見直して取り組んでいます。

自分が今日納得行く活動できたか漠然と不安に感じている方はぜひこうした週次や月次など自分に合わせたペースで優先度リストと計画策定、振り返りを取り入れてみると良いかもしれません。

習慣② noteでマガジン執筆

もう一つの活動としてnoteでマガジンの執筆を始めました。ソフトウェアを経営に活用する上で必要な知識・方法論、特にソフトウェア開発やデータ活用、プロダクトマネジメント、ピープルマネジメントなどの項目について執筆中です。現時点では30週以上続けて毎週5000~10000字ほどの記事を公開させていただきました。

この活動の目的は、自分のこれまでの活動・経験から得られた知見を整理してより多くの人に活用してもらいたいというところにあります。後述のコーチングなどを通して、自分のやりたいことに向き合ってきたところ、「自分の知見や方法論を、自分が面白いと感じる狂ったリーダーたちのために役立てたい」という考えに至りました。文章を公開するというのは、そうした目的に対して薄いながらもより多くの人に役立ててもらう、自分のアウトプットをスケールさせる良い方法だと感じています。

仕事の傍らでの執筆ではありますが、連休の間に数カ月分のアウトラインを仕込み、それに対して執筆していくというスタイルを採用した結果、思った以上の効率で文を書くことができています。先に大雑把なアウトラインを詰めて連載の全体像をイメージしておくことで、関連する書きたい事項をメモなどに書き留めておき、空いた時間で一気に執筆することができるようです。今後も引き続き最低でも月2回以上は更新できればなと考えています。

この習慣を始めてから、思った以上に自分の知見が人の役に立つのだということにも気づけました。出資先や社内にて、このコンテンツを活用してミッションやビジョンの明確化や、短期・中期の戦略策定、プロダクト改善などに役立てていただけている場面を目にする事が増えています。

また、余談ですが、文章は書き続けていると日々執筆するスピードが上がってくるようです。5000字程度の記事は抵抗なくサクサクかけるようになってきました。習慣化といいますか、継続は力ですね。

習慣③ スキマ時間での筋トレ

Work From Homeが始まってからというもの、運動不足の声もよく聞かれるようになってきました。自分は元々趣味的に筋トレしていたのですが、リモートワーク以降同じく歩くことも減り、またジムがコロナの影響で閉鎖になったこともあり、運動不足を感じる日も出ていました。さらに、リモートになってからというもの、ミーティングがZoomで効率化されたことでより密度高く組まれるようになってしまい、席の前からほとんど動けない日も増えています。辛い日だと会議だけで朝から晩まで30分刻みで詰め込まざるを得ないということも幾度となくありました。

こうした状況に対応すべく、まとまった時間ではなくスキマ時間を活用したトレーニングを習慣化することにしました。習慣化のコツは、習慣に取り組むきっかけを明確にし、取り組み開始の難易度を下げることと言われています。

このアドバイスに従って、まずは隙間が10分でも空けば席をまず立ち、筋トレに取り組めるようにしました。また、現在の自宅の作業部屋では、隣にチンニングバー、足元にダンベル、床には常にマットを敷いており、すぐに何らかのトレーニングへ取り組めるようにしています。

さらに、10分の時間を有効活用すべく取り組んだのがYouTubeのトレーニング動画でメニューを強制的に決めるというものでした。現在、YouTubeには多くのトレーニング動画があります。HIIT、つまり短時間で強度の高い運動を休憩と交互に取り組むメニューの動画も多々見つかります。このHIIT系の動画を中心に、席を立ってすぐ適当な動画をクリック、そのメニューをやりきる、というようなルーティンを組んでみました。

↑よく見てるチャンネル(他にも色々あります)

WFH開始から今に至るまで、この習慣はある程度続いています。動画を再生してしまえば強制的にトレーニングが始まりますので、非常に低いハードルでまとまったトレーニングをこなす事ができています。一時期は沼(詳しくはシャイニー薊さんの動画を見てください)と合わせて体脂肪率をおもむろに落としてみるということも取り組んでいました、なんとか12%くらいまでは落ちました(今は15%くらいまで戻っていますが…)。

YouTubeのトレーニングメニュー、それぞれ当たり外れもありますが、トレーニングはとにかく挑戦すること、継続することが重要だと思っています。どんなに忙しいと言ってもやれることがありますし、筋トレに限らず習慣化を活用してみるのはいかがでしょうか。

番外編:半年間のコーチング

また、番外編ですが年初から半年強、知人にコーチングをお願いしていました。継続的に自分の考え方に向き合うことは優先度を整理する上で非常に大切ですね。この活動通じてnoteでの執筆や個人投資の再開なども決めました。

主には、ビジネスとして達成したいこと、学びたいこと、家庭のあり方、社会への貢献など広いテーマで壁打ちをしていただき、それを言語化していくことで自分の考えがはっきりしてくるなという感覚がありました。

個人も組織も、何を優先すべきか丁寧に向き合うことで無駄の少ない行動につながるなと感じます。もしいまもやもやしている課題があるなら、周りの人や専門の方にコーチングをお願いしてみてはいかがでしょうか。

最後に

2020年、事業環境も生活環境も大きく変化する苦難の年でしたが、その中で何が3年後も残る変化なのか考え、それらに対して種を撒く年でもありました。個人としては今行政や大企業がソフトウェアで変わろうとしているこのタイミングに非常に大きな機会を感じ、2021年はそうした取組に貢献していきたいなと思う次第です。

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