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仕事のコツの”素”のはなし
新社会人の方々がまだソワソワしているこの時期。
もはや転職のベテランとまで化してしまった私の思うこと。
社会人として最低限のビジネスマナーは大事で、それは理解できるし必要!
更に今は、同時に自分を知ってもらうアピール方法なんかを教える会社も多くなってきて、年毎にそこに重点が置かれているような気がしている。
どのお辞儀は何度で、エレベーターの乗り方はといったマナー講習。
特技を盛り込んで、且つくすっとさせて相手を引き込む自己アピール。
分からなくもないけど、それより仕事始めとして学ぶべきものがあるのではと思ってしまうのです。
仕事をというより、社会人として何より必要なのは”相手を尊重する”という考え方だと思う。
相手を尊重して行動すれば、マニュアルに無くても自ずとその状況に相応しいお辞儀、言葉遣い、心遣いのある対応が生まれる。
相手を尊重していれば、もっと相手の話をしっかり聞くだろうから、相手もこちらを知りたくなって良い会話になっていく。そうして両者の間に橋が架かる。
よく言われることなのかもしれないけれど、私が一番大切だと思うのは単純に相手との間に橋を架けること。これに尽きると思う。
同僚であれ上司であれお客様であれ、他者との間に互いに尊重しあう橋を架けることが仕事が上手くいくコツ、ひいては人間関係全般に言える人生のコツともいえる気がする。
さあ、一度橋が架かれば素直にぶつかって仕事が出来る。間違っても素直に謝れる、受け入れられる。教え、教えられして成長もする。商品の販売も真剣に聞いてくれるし、WIN WINの関係が成り立ちやすい。
表面だけを撫でて仕事をしていると、トラブルがあった時にスムーズに対応できないし、手の差し伸べられ方も違う。
色んな自己啓発本やらマナー本、仕事の効率化があふれているけれど、仕事は人とするもの。基本は相手との橋のかけ方こそが仕事のコツの”素”だと私は思っています。
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