牛を喰い、ライオンに喰われる世界

たまーに、youtubeやSNSを見ていると、過激なヴィーガンの人に関する話題が上がってくる。なお、実際にそういう人に出会ったことはまだない。

私も詳しいわけではないが、ヴィーガン＝野菜しか食べない人の主張として「生きている動物がかわいそう」という意見がある。なお、実際にそういう人に出会ったことはまだないが、東京ビッグサイトの前の通りで無許可のパネル展示されていたので、少なからずそういう意見を持っている人がいるのは違いない。

と畜場の映像を見て、肉が食べられなくなったとか、肉を食べる気がしなくなったという意見もある。まあ、これはまだわかる。

ファッションにおいても、世のトレンドはフェイクファーで、本物の毛皮を着ることはナンセンスとなっている。野生動物保護の観点であるとすれば、これも理解できる。

でも「かわいそうだから食べない」というのがどうも理解できない。

もちろん、人間だから生き物に対して慈しむ感情が芽生えるのはわかる。申し訳なさとか、感謝の心とかもわかる。でも「かわいそう」とはならない。

人間も地球においては動物と同じだと、私は思っている。
なので簡単に言えば、「ライオンにはいつでも喰われる可能性があるのに、人間も捕食しないのは不平等だ」と思っている。
実際に日本で生活していて野生のライオンに出会うことはない。だけど、地球上という意味では野生動物と同じフィールドだ。なお、日本だと最近は野生のクマとかの方がわかりやすいかもしれない。

「でも人間は鉄砲や麻酔銃などの武器を持っていて有利であり、野生動物にとっては不平等だ」という意見があるかもしれないが、それはライオンの牙やクマの爪に値するものであり、野生動物と人間が対等ではないことにはならない。

だが、不必要な殺生や経済的メリットのための乱獲は賛成しない。
あくまでも、私たちが健やかに生きていくための糧となるようにしたい。

つまり何が言いたいかというと、

お残しは許しまへんで〜〜〜〜〜