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入社2ヶ月の自分にツッコミを入れる【アドバイスと振り返り】

こんにちは箱です。

未経験からWEBエンジニアに転職して丸4ヶ月が経った私ですが、入社して2ヶ月の頃にこんなnoteを書いています。

久しぶりに読み返したところ、色々今と違う考え方をしている部分だったり、反対に、認識が変わっていない部分があったりして面白いなーと思い。

ちょっと振り返ってみたいなと思ったので、今回は上記noteを読み返しながら「その認識は今も変わってないよ」「もっとこうしたら良いんじゃないの」みたいな感じでツッコミを入れていきたいと思います。

上記noteの「入社して思うこと」以降を、

1. 当時の自分より成長した部分

2. 当時の自分にアドバイスしたい部分

3. 当時の自分に同意する部分

に分けて振り返ります。

自分の中での振り返りにとどまらず、入社を控えている人や、入社したばかりでちょっと苦しいな〜みたいな方の参考にもなったら良いなと思います。

1. 当時の自分より成長した部分

・コードを読むスピードが上がった

開発をしていて最も大変だなぁと思うのは、仕様の把握をすることと既存のコードを読み解くことです。

今は入社から4ヶ月たったので仕様が把握できていることは当たり前ですが、この頃に比べると初見のコードでも楽に読めるようになりました。

読めるようになった理由として、仕様理解が深まったことである程度予測ができるようになったというのもありますが、それまで避けがちだった技術書で体系的に学ぶのが好きになったことで、単純に知識量が増えたことも大きかったかなと思います。

就職前はどうしても「動くものを作る」ということを目的に学習してきてしまっていたのと、動画とかの手軽に学習できるツールでインプットするのが好きだったこともあり、知識として抜けている部分が多かったのかもしれないです。

なので私と同じように「自分でポートフォリオを作ったりすることはできるけど、レベルの高いコードが読めない」みたいな状況の人は、技術書で概念的なところを勉強するのがお勧めです。無理してたくさん読まなくても、言語とフレームワークで1冊ずつ読むだけでもだいぶ変わると思います。

・コードを書く力が圧倒的に上がった

2ヶ月経った今、まだ自分で考えてイチからコードを生成する機会は少ないです

当時はちょっとした修正や似たような機能の複製がメインだったこともあり、他のところを参照すれば実現できる実装が多かった分、自分で考える機会が少なかったように思います。

今は全く新しい機能に取り組んでいて、日常的に自分で考えて書くことができるようになりました。(もちろん、力としてはまだまだですが、、)

徐々に書けるようになる上で大事なことは、先輩のコードを真似ることかなと思います。

GitHubの過去のプルリクを見るとかでも良いですが、業務に入ると、普通に開発しているだけでも先人が残してくれたコードを至る所で読むことになるので、「ふ〜ん、こういう風に書けるんだ」という気づきが嫌でも入ってきます。

あとは自分で書くときに「あんな書き方をしてたから自分もやってみよう」という感じで、試すのをひたすら繰り返すだけです。

ちなみに、読むのも書くのも順調に成長していったというよりかは、急にふわっとできるようになった感覚がありました。あまり自分が右肩上がりで上達していないように感じる人も、多分こういう時期が来るんじゃないかなと思います。

順番的には 読む力が上がる→書く力が上がる だったので、まずは難しいコードを理解できるようになることが最優先のような気がします。(読めないと真似もできないので)

・精神的負担が軽くなった

普段仕事や勉強が思うように進まないと、プレッシャーに感じることも多々あります。

入社して2ヶ月目くらいまでは常に何かに追われている感じがあり、ずっと喉に野球ボールくらいの空洞があるような違和感を感じていました。(ストレス症状でこういうのがあるらしい)

コートが読めなかったり、書けなかったり、実装でつまづいて前に進めない時にこういう感覚が顕著に現れていたので、それがなくなった今はきちんと業務に慣れることができているんだと思います。

これに関してはもうコツとかは無いんですが笑、私は結構ツイッターで毎日の反省を投稿していたのが多分毒抜きになっていました。

もしツイッターをやっていなかったら一人で抱え込んでいたかもしれないですが、ツイッターのおかげで自分にはたくさん応援者がいるような気がしていたので笑、見えないところで原動力になっていたかもしれないです。吐き出す場所、大事。

2.当時の自分にアドバイスしたい部分

・もう少し早く頼ってもいい

先輩に聞こうにも「全然読めないんでイチから説明してください」なんて言えるわけもなく、まず何がわからないのかを抽出するために結局は自分である程度読み解いていかなければいけません。
これに関しては、地道にデバッグしていくことで徐々に紐解いていきました。

デバッグを頑張ったのは間違った努力ではなかったと思いますが、もう少し早い段階で先輩に頼ってもよかったのかなと思います。

折れずに自分で調べたりデバッグしたりしていた結果、「自走力がある」とマネージャーに言っていただけたのは嬉しかったですが、この頃だからこそもっと初心者の特権を使って分からないアピールをしても良かったのかもな、とちょっと思いました。自走力にこだわりすぎていて時間がかかっていたかも。

何でもかんでも頼りすぎは良くないですが、「自分で調べたりする時間は最大○分まで!」という風に上限を決めて、それ以上悩んでしまう場合は聞くというルールを持っておく方が良いと思います。

「どこまで調べたか」「何が分からないのか」といった現状をきちんと伝えられる人であれば、先輩も嫌な顔はしないと思うので。

・多少面倒でも自分でタイピングしろ

他のところを真似して書いたり(コピペではなくきちんと理解はしている)しながら、新しい機能の実装も任せてもらえています。

コピペではなくきちんと理解はしているって言ってますが、今思い返すとコピペ多かったなと思います(笑)他のところから持ってきて、必要な箇所だけ変数名を修正するとかよくやってました。

確かにきちんと理解はしていたのですが、やっぱりエンジニアたるもの手を動かして初めて身になると思うので、ちょっとした一行ですらコピペせず見ながら書くっていう風にした方がよかったんじゃないかなと思います。最初のうちはただでさえ進捗が少なく書く量も少なかったので。

もし、業務入りたてで読む力や書く力が足りないと感じている人がいたら、ちょっとしたコピペもグッとこらえて、少し時間かかるしめんどくさいけど自分の手で書くことを心がけて欲しいです。結構、無意識のうちにコピペしてるんですよ。笑

・人と比べなくていい

もっと厳しい環境でしごかれている人と比べると、もしかしたら自分の成長スピードは遅いかもしれません。

この頃はとにかく自信がなくて、自分は未経験者の中でも技術的に劣っているんじゃないかという意識がめちゃくちゃありました。入社して2ヶ月なので、むしろ実務入ってない人の中にも自分よりできる人がいるんじゃないか?みたいな。

実際のところ、同じくらいの経験値で自分よりできる人なんて多分たくさんいると思います。だけど、それは未経験スタートの今だけではなくて、多分この先何年経っても一緒で、もう上を見たらキリがないから他人と比べるべきではないということに気づきました。笑

当時は、この不安を埋めるために勉強しなきゃと常に焦り、家事やら付き合いやらで勉強時間が取れないとイライラしてしまい…めちゃくちゃ負のサイクルだったなと思います。

「昨日より何かできることが増えていれば大丈夫」と当時の自分を励ましたいです。

3. 当時の自分に同意する部分

・この会社を選んでよかった

この会社に入ってよかったと心から思います。

これはマジで今でも思います。

弊社に入ってよかったなと思うポイントはいくつかあるのですが、例えばこういうところ。

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私のPRに対して先輩がくださったコメントです。

一見普通に見えるかもしれないですが、いつも「〜の方が良いかなと思います」とか「〜した方が良さそうです」とか、皆さん言い方がとても柔らかいんです。

これは別に相手が新入りの私だからというわけではなくて、技術力や立場に関係なくチーム全体で日頃からこういう雰囲気のやりとりが行われています。語尾がぶっきらぼうだったり、無知を責めたり、攻撃的な言い方をしたりする人は誰一人いません。

エンジニア云々の前に、一緒に仕事をするメンバーに対して相手を尊重する気持ちを持っている方々って本当に素晴らしいですよね。こういうちょっとした気遣いができるチームって最高だなと思います。

私の中で「どんな人と働くか」はかなり大事なポイントだったので、ここに関しては良い意味でギャップが一切無く、とても心地よく働かせてもらえています。

・プログラミングが楽しい

いかに精神を病まずに楽しくプログラミングを続けられるかに関しては順調です。

今も順調です。むしろこの時よりも楽しい

先ほど述べたようにこの頃は結構プレッシャーを感じていたのですが、 プログラミングが楽しいという感情はいつも根底にありました。

スクール時代は「全然できない」「楽しくない」と思うこともありましたが、業務に入っていろんな事が分かるようになってくるとどんどん楽しくなります。(まあ普通に考えたら当たり前の順序な気がする)

「エンジニアは作りたいものがないと厳しい」「プログラミングを楽しめないとエンジニアにはなれない」みたいな意見もありますが、私は就職前は正直そうではなかったです。エンジニアになることが目的で、頑張って勉強していたという感じ。

だから今あまり楽しいと感じられていない人も、少しずつできる事が増えていったら楽しくなると思います。できるのに楽しくないならそれは本当の意味で向いていないんだと思うので、その時になってから考えよう。笑

ただ、できない状態が続いて挫折する前に、さっさと業務に入るのが吉だと思います。

まとめ

まとめると、当時の自分にアドバイスするとしたら以下の5点です。

・表面的な知識ではなく概念を理解する学習を
・自分のタスク遂行だけでなく人のコードを読む習慣を
・分からないことは抱え込まない
・できるだけ自分の手で書く意識を
・焦らずに自分のペースで

振り返ってみると、結構いろいろなことができるようになったんだなという事に気がつきました。きちんと成長できているみたいです。

今は毎日楽しく仕事をしていて、プライベートでは仕事のための勉強をしていて、気がついたら1ヶ月が経ってお給料が振り込まれているし、毎日がとても充実しています。

今後もこんな感じで、気が向いた時にちょくちょく振り返って行けたらいいなと思います。今のところ2ヶ月スパンで更新していますが、今後の投稿頻度はちょっと分かりません。笑

最後に

技術ブログ、頑張って続けています。Qiitaへの移行タイミングを逃しましたが、最近やっと人様に見せられるレベルの記事が書けるようになったかなと思い、満を持して宣伝。

間違いのご指摘もお待ちしておりますので、よかったら覗いてみて下さい。メディア名がダサいのはご愛嬌。笑


今後も色んな記事を読みたい!!と思ってくださったら、ぜひサポートしていただけると嬉しいです♪今後記事を書くモチベーションになります^^