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日本の法改正が求められる案件

中国の気球事件が報じられる数日前、テレビで「国外で成功している職業人」のような番組をやっていた。
その中でオーストラリアで成功している大型ゴンドラ気球の技術者の日本人が言っていたのが「日本では気球は飛行物ではなく、浮遊物の扱いで、免許がない。免許がないと仕事になりにくい。だからオーストラリアで資格を取り仕事にしている」であった。
そうなのだ。
日本では気球は「浮遊物」扱いなのだ。

浮遊物(勝手に何処かに去っていくもの)なので力ずくで排除する法律が存在しないようだ。
空自のマニュアルでも「無線で呼びかける」→「翼を振って進路変更を訴える(従わない場合は射撃を行うぞの意味)」→「実際に威嚇射撃をする」となる。
ここで敵対行動を取ってくれるならその次の「撃墜」の段に入るのだろうが、無人気球は何もしないで漂うだけだ。
ということで空自にはこれ以上何もできず、ただ去るのを待つだけになるらしい。
しかしここで細菌兵器などを搭載した気球が目的地に来て最近をばらまいたらどうなるか?
ただの監視装置(観測ではない、敵地監視用の装置である)だったから目に見えた被害はなかったが(目に見えないだけで、国内の重要施設の配置などはしっかり盗まれている)、攻撃的兵器だったら今の日本ではなすがままに攻撃されてしまう。

日本の憲法は性善説で成り立っている。
それはGHQが押し付けたものであり、当時とは世界は大きく変わっている。
そろそろ現状に合わせて、ズレを修正しなければ、痛い目を見る日も近いのではないだろうか……?


ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。