俵万智さん
最近読んだ一冊の本。それが俵万智さんの「ありがとうのかんづめ~子育て短歌ダイアリー~」
図書館に行くと必ずと言っていいほどチェックする随筆コーナー。
作家をはじめ、芸能人や著名人など、
様々な人の考え、心のなか、日常が覗ける
いわゆるエッセイ好きのわたし。
小説は中々最後まで読み切ることが出来ないけども(登場人物の名前や設定が覚えられない...)、エッセイに関してはこれまで何冊も読み切って、中には2巡目までしたものも。
いつもの通り随筆コーナーで『あ』の棚から順に
本の背表紙に目を光らせる。
「(ふむふむ...ふむふむ...ん?たわらまち...へー)」
表紙がかわいい。
手に取ってパラパラめくる。
大部分は文章(エッセイ)だが、
所々に短歌が書かれている。
「(俵万智の短歌って読んだことないけど...
どんなんだろ??)」
たった31文字。読んだ瞬間、虜になった。
「(こんなに少ない文字数で、
これだけの表現ができるのか!)」
おそるべし、俵万智(さん)。
迷わず借りて帰りました。
内容はタイトルの通り、俵万智さんと息子さんの日常が書かれた日記のようなもの。
子育てのなかで生まれた短歌と、それに纏わるエピソードが3~4ページにわたってエッセイで書かれている。
あまり書いてしまうとネタバレになるので、
ここまでにしておきたいですが、
本の構成もとっても良くて引き込まれました。
読んでる途中から「また読みたい」と思えた本。
くすっと笑えるところあり。
えー!と驚かされるところあり。
ほろっと涙を誘うところあり。
そして言葉ってすごいな、いいなと
改めて思った一冊。
そして短歌の一つ、一つを読み終わったあとの
余韻が半端ない...。
俵さんのTwitterに息子さんの名言(迷言?)が載ってて話題になってるとのこと。
代表作のサラダ記念日と併せてそちらもチェックしたいなぁ^^*
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