COMMANDO

皆さん、もう話題のクリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』はご覧になったでしょうか? 何と言うか、あれですね、もうすごい映画でした(雑)。こんなアホみたいな感想しか浮かばない僕ですから、『TENET テネット』で一席ぶとうと思っても、できるわけがありません。

そこで、『TENET テネット』と名前だけは似ている、“ベネット”というキャラクターについて書いてみようという結論に至りました。

ベネット──アーノルド・シュワルツェネッガー主演作『コマンドー』(1985年)に登場した、『マッドマックス2』の超おっかないモヒカン男:ウェズ役などで知られるヴァーノン・ウェルズが演じた悪役です。

『コマンドー』の主役はもちろんシュワルツェネッガー扮する元特殊部隊のジョン・メイトリクスであり、同作はほぼ彼の視点で物語が展開していきます。娘を誘拐された退役軍人が、立ちはだかる数々の問題をとてつもない暴力と独特のユーモアでもって解決していき、敵のアジトへ殴り込んで100人以上をあの手この手で殺していく。それが、『コマンドー』の主たる物語です(物語なのか?)。

その一方で、『コマンドー』は別の視点からも語ることができると思います。ひとの計画に便乗して、かつての上司メイトリクスへの私的な恨みを晴らそうとするベネットの復讐譚としての物語です。こちらの筋書きについては、それだけに特化して言及されたことは今までほとんどないように思うわけでして、今回はベネットから見た『コマンドー』、名付けて『BENNETT ベネット』を勝手にお届けしたいと思います。それによって何か有意義なことが得られる可能性はゼロに等しいですが、やるったらやるのです。

【注】以下は『コマンドー』の本編をなぞっていながらも、筆者の妄想を多分に含んだホラ話ですのでご了承ください。なお、この物語は逆行しません。

※本文は以下に引っ越しました。

https://yuta-drago.hatenablog.com/entry/bennett


おまけ:Let off some steam, Bennett3連発 byヴァーノン・ウェルズ



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