「私と一緒に死のう」
「私と一緒に死のう」
母は私を車に乗せ猛スピードを出した。
あんたが私を狂わせたのに自分勝手なことよく思えるよな。
と私は呆れていた。
母は必死に泣きじゃくり大通りに突っ込もうとしていた。
母は私がヤンキーになってからは気が狂っていた。
ママ友に勧誘され、変な宗教に入り毎日大声で念仏を唱えていた。
家に変な仏壇が置かれていた。
私は毎日その念仏を聞くだけで暴れそうになっていた。
彼女も辛かっただろうが私も本当に辛かった。
彼女は毎日私を腫れ物を扱うような態度だった。
私に話