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桜の花を見るたびに

今日3月20日は姉妹のように思っていた友人の命日。

京都に桜を見に行こうという約束も果たせず桜が開く前に逝ってしまった。

もう時間がない彼女に桜の花を見せたくてやっと手に入れた桜を持っていったときには、もう目も見えず花びらの感触を伝えるのがやっと。

彼女が逝ったあとに一人で旅した京都では観光客でいっぱいのはずの二つのお寺でたったひとりの時間を過ごすことができました。

お寺の方も不思議がっていらしたのですが今になって考えるときっと神様が彼女と二人っきりにしてくれた時間だったのではないかと思います。

自分が苦しいのに甘えん坊の私のことばかり心配してくれて、なにかあったら私が助けてあげようと思っていたのにごめんねととても優しいまなざしで言ってくれました。

春はだから特に思い出深く、そして桜の花を見る度に優しい彼女を思い出すのです。

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