見出し画像

思いを言語化して→言葉にして発して

 まず初めに自分はおしゃべりな方だと思う。言い換えれば人と話すのが好きな方なのかもしれない。これは小さい頃から変わらない。保育園の先生にも「お話しするの好きね」とよく言われていた記憶がある…。

 社会人になって保育士として働く上で子どもとの会話、保護者と送迎の際のやりとり、職場の保育士との情報交換・ホウレンソウ。全てにおいて会話は必要不可欠になる。
 もちろん思ったことをそのまま口にするわけにはいかない。相手が子どもなら年齢に応じた言葉を選び、わかりやすく端的に話す必要がある。保護者に対しては、日々の成長を感じられるように具体的にそのシーンが頭の中で想像できるように話す必要がある。保育士同士では些細なことでも共有し合い、どの保育士から見ても状況がわかるようにする必要がある。

 最近SHElikesを受講している中でも、デザインするにも言語化していくことが大切という話があった。たしかにデザインをしていくのに見る側は完成したものを見て終わってしまう。しかし、そのデザインを完成させるのにこだわった部分や特に注目して見てほしい箇所をあらかじめ言語化して、メモ程度に書いておくだけでもデザインの仕方が変わってくる気がする。
 どうせ説明書きを加えられないからとただデザインするのではなく、まずは言葉にして言葉にできない部分をデザインとして表していくことが必要だと学んだ。

 好きなYouTuberに自分の思いを言葉(文字)にして視聴者に発している人がいる。直接口にして声にして発しているわけではないのに、どうしてこんなに1つひとつの言葉が刺さるんだろう?と考えた時に伝えたい相手がいるから、その人達に自分の思いをしっかり言語化しているからだと思った。
 その方はのちにエッセイ本を発売した。もちろんすぐに購入し読んだ。本を出すまでに書き直したり、行き詰まって進まなかったりしたこともあったとのこと。それでも自分の思いを本にして相手に届けられる姿に感動した。

 つまり何が言いたいかというと、自分で思ったことは言語化する。言語化することで発見や気づきがある。それを相手に言葉として発していくことが大切である。発し方は人それぞれのやり方でいいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?