公認会計士のゆる投資日記
サラリーマンであれば誰しも“会社を辞めたらやろう”と思っている事が一つか二つはあると思います。筆者は肉体改造(バルクアップ)に取り組んでみたいとずっと思ってきましたので、2021年8月末にサラリーマン生活卒業後、念願叶い、その年の年末からパーソナルジム+自宅トレーニング、食事改善を開始しました。しかしながら、ここまでの1年3か月経過時点(2023年3月)で増加率0%という残念な結果にとどまっています。スタート当初は、「中年のお痩せ女性でもここまで大きくなれました」という「貯筋」経過を報告する予定でしたが、実績が出せていないため、予定を変更してもう一つの「貯金」にテーマを変えることにしました。
監査法人を退職して自由に株を購入できるようになったため、約1年前から銘柄選びをスタートし、昨年8月下旬に最初の個別株を購入、約7か月間経過しましたが、思いがけないほど楽しい投資生活を送っています。ここでは、投資をしながら気づいた事や変化したこと、どのように銘柄発掘しているかなどをご紹介しながら、投資の楽しさを共有できればと思っています。
1.投資方針
原則として長期保有です。10年間保有できると思えるような会社、従って一時的な暴落にあっても市況の回復を待てるような会社に、下落しても回復までの間に換金する必要がない範囲の金額で投資しています。これといった投資ポリシーはなく、年率〇%、あるいは〇年までに△円、といった目標も立てていません。まだまだ初心者ですし、経験を積みながら “こうした方がいいかも”くらいのゆるいスタンスで投資しています。
2.現在の投資資産
① 株式:日本の個別株のみ
② 債券:ほぼ全額を米銀のTLACシニア債(円建て)、ごく一部を、日本の事業債と勉強目的で不動産匿名組合のシニアローンに投資
③ 約1年前から積立NISAでS&P500を毎月限度額(33,333円)買付
④ 株主優待でもらった暗号資産
⑤ リーマンショック直後に購入した日経225をインデックスとするETF30口
3.日本株ポートフォリオの内訳
銘柄数は30ですが、うち、時間をかけて分析してから投資したものが5銘柄、それ以外が25銘柄です。当初はガッチリ分析して投資していこうと意気込んでいましたが、あまりに時間がかかりすぎてしまい、このままだと投資できないまま時間が経過してしまいますので、あとで詳細分析しようとピックアップしておいた候補リストの中から、一定の配当利回りが見込めて長期的には株価の成長も期待できそうなものから“余資運用”のつもりで時間をかけずにバンバン買っていく事に変更しました。しっかり分析して購入した5銘柄を戦略用、余資運用の25銘柄をインカム用、と名付けてスマホアプリで区分して管理しています。投資したい銘柄が見つかり次第、インカム用から売却して戦略銘柄の新規購入に充てるつもりです。
4.現在の成績(2023年3月24日終値ベース。日経平均:27,385円)
戦略用とインカム用の投資金額比は1:2ですが、直近のパフォーマンスは +25%:+2%と、明らかにリターンに差がついています(全体では+10%)。しっかり分析して投資できればバフェット並みのリターン(50年間の複利の年平均リターン20%)を目指せるかも!と夢見ることもありますが、全銘柄について25%のリターンを目指すとなると、専業投資家並みに時間をかける必要があるため、当面は余暇としてできる範囲で楽しみながらやっていくつもりです。
5.今後の投資方針
当面は、現在の方針を継続予定ですが、勉強目的で米国株など海外の個別株にも少額投資を検討しています。FXやコモディティも一度検討しましたが、自分には合わないと思い投資しませんでした。理由については後日記載したいと思います。また、2024年からスタートする新NISAをどのように活用するか検討中ですので、こちらも決まり次第、理由とともに記載したいと思います。
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