30代にしておきたい17のこと【読書感想文】
こんにちは、おまきです🌷
今回は、ぼちぼち30歳を迎えるわたしが、これからのために何をしたらいいのかを知るために読んでみた本を紹介します。
こんなひとにおすすめ！
＊これから30代を迎えるひと
＊30代これでいいのかと悩んでるひと
＊将来の不安があるひと
＊30代という時代を楽しみ、乗り越えたいと思っているひと
30代にしておきたい17のこと
30代は人生を劇的に変えるラストチャンス。 いかに楽しみ、乗り越えるかで人生は大きく変わります。
私の30代を振り返ってみると、これまでの人生でもっとも楽しかったことと、もっとも悲しかったこと、もっともうれしかったことのすべてを体験した気がします。
父の死、娘の誕生、最初の本の出版など、人生最大級のドラマがありました。この10年のあいだに、感情的にも、経済的にも、人間的にも大きく成長したと思います。
30代の課題をうまくクリアしていった人と、そうでない人の差は、あとの人生に色濃く出てきます。
30代という時代を楽しみ、乗り越えて、幸せですばらしい40代、50代を迎えるために、さあ、希望の扉を開きましょう。
現在のわたしからみた「30代」のイメージ
まず、わたしにとっての20代は「大学を卒業して社会人になって、自分に合わない仕事で精神を病み、苦しみもがいて自分を見つめなおして、自分に合った仕事や環境が分かってきた。」そんな10年だったかな、と思います。
変なプライドに振り回されたり『自分はもっとできるはず。弱い自分は見せたくない。』って思って、自分のことを大切にできていなかった20代前半。
病気を経て自分の弱いところも、強いところも理解して受け止めて、新しい環境で頑張った20代後半。
ある程度、自分という地盤がなんとなく出来てきた気がします。
これからの30代に対しては「期待」「不安」「重圧」っていうイメージがあります。
「期待」に関しては、仕事はある程度の経験を積んだことで頑張りたいことが見えてきていること、本業だけじゃなくて他のスキルを身につけることで副業ができるようになりたいっていう野望があること。
他人から羨ましがられるくらいやりたいことは常にモリモリ。
あとはもし結婚して、子どもが生まれたりしたら、今とは全く違う生活になるだろうし、家族のために生きる幸せっていうのも感じられるんだろうな～って思う。
「不安」に関しては、キャリアも今のままで大丈夫なのかなって思ったりすること。
キャリアウーマンの友人の話を聞いていると、こんなぬるい感じで仕事してていいのかなって思ったりも。給料だって決していいわけではないし。
あとは「期待」にあるような幸せを自分が叶えられるのかなってこと。
結婚だってできるか分からないし、のんびりしてたら高齢出産になるだろうし、そもそも妊娠できるかだって分からない。
このまま歳を重ねていくことに、ただ不安で自信がなかったりもする。
あとは身体の老いを既に感じているのも不安。
「重圧」は、30代はいろんな選択を迫られそうだなと思う。
仕事でスキルアップしたら、それだけ仕事の幅は広がるけど責任も増える。
結婚したら配偶者の人生に関しても責任が増える。子どもが生まれたらなおさら。自由なんてないんだろうな。
物事が上手くいかなかったときに、20代みたいにしなやかに軽く対応できる自信もない。1つ1つの問題が大きそう。
書いてたら不安な気持ちが大きくなってきた、まずいまずい(笑)
現在のわたしの理想の30代は
「仕事は今よりも幅広くやりがいを持ちながら、収入も増やしつつ頑張る。大切にしようと思える素敵なひとと結婚して、できたら子どもも産みたい。忙しいながらに家族を第一に考えた生活がしたい。」
そんな感じです。
本の話に戻りますが、この本では30代をより良く過ごすためのポイントが17つ紹介されています。
その中でも、わたしに響いたポイントを5つ紹介します。
「すべてを手に入れることは不可能」だと知る
20代は、純粋に自分の可能性を信じられる時代です。
それが、「ちょっと無理かもしれない」という感覚が芽生えてくるのが30代です。
・・・
逆にいえば、何が手に入るのかを計算できるのも30代です。
その意味では30代は、人生を劇的に変えられる最後の10年といえます。
刺さりました。
20代は「なんでもできる」感があったけど、最近は「自分にはそれは無理」っていう諦め感もある。
ちゃんと受け止めて自分の器にあった選択をしていこう。
60歳以上の成功者の多くは「人生の基盤づくりのもっとも大切な10年が、30代だった。」と語ったそうです。
これからの長い人生のカギを握る10年とか背筋伸びちゃう、頑張るなら今だ。
セルフイメージを定期的にチェックする
幸せの基準が不明確だと、まわりの風に流されます。
仕事、お金、パートナーシップ、家族のあいだに吹く風に翻弄されていては、何も選べないまま、嵐のように流されるいかだのような生活になってしまいます。
大切なのは、自分にとって「幸せって何？」という問いに対する答えを明確にしておくことです。
20代を過ごしてくると、自分の理解が深まると同時に、自分についての考えが固定化されていくのも感じます。
定期的に自分を振り返ることで、自分の目指す人生に対して何がふさわしいのか考えることが大切なようです。
考え方やパターンが固定化されていると感じたときは、やり方をちょっと変えてみたり、普段やらないことをやってみることでセルフイメージを壊してみると、新しい自分と出会えます。
自分の居場所を決める
自分の居場所を探すのが20代だとすれば、自分の居場所を決めるときが30代だといっていいでしょう。
30代で「自分はこれで生きていこう」という感覚が持てないと、根なし草のようになって、40代になっても何も積み上がらない人生になります。
確かに…。
仕事でも家庭でも、コミュニティーでも大枠は決めておかないと、ずっとふらふらしてたら中途半端に終わるんだろうなと容易に想像ができました。
ある程度、30代のうちに腹をくくるの大事！
今のうちに頑張りたい候補は、どんどん試していこう！
年齢の離れた友人を持つ
自分よりも20歳、30歳上の人とお付き合いすることは、その人の人生を感じることに繋がります。それは、自分の未来のシミュレーションになります。
・・・
将来自分がこうなるだろう、こうなったらどうしようということをリアルに教えてくれるのが年上の友人です。
どれがいい悪いではなくて、「自分はどれで生きたいのか」ということを考えるいいヒントになります。
職場の40代の先輩に、この本について話したら「わたしは30代は本当に早く感じたよ。子どもも産んで、病気もして、専業主婦の時代もあったりで無我夢中で過ごしてたな～」と言っていました。
同じような仕事の環境で生きてきた先輩の経験談は参考になりますよね。
先輩たちと話してて「わたしは3人も4人も子どもを育てるのは絶対に無理」っていうのはひしひしと感じてます。
年上のひとと話すと自分の理想についても見えてきますね。
全然違う仕事とか環境のひとの話も聞いてみたいな～！
人生の目的を知る
私は、最終的な人生の目的は、自分らしくあることと、そして、そのままで人とつながることだと思っています。
そして豊かな人生とは、「自分の大好きな人と、大好きな場所で、自由に時間を過ごすこと」です。
いまの私にとって、ファーストクラスで世界一周旅行をすることよりも、家族で河原を散歩することのほうがよほど豊かな体験です。
そのためには、「自分が誰か」を思い出すことです。自分が何をやりたいのか、何をやると幸せなのかを知ることです。
どうしても他人と比べてしまいがちな世界。
インスタグラムやTwitterなどを見ていると「そんなところにお金かけられていいなあ。」「海外に行けていていいなあ。」「おしゃれな街に住んで、家族がいて幸せそうでいいなあ。」と妬ましいような羨ましいような気持ちがムクムク。
でも、いざ自分に置き換えたら別になんとも思わなかったり。
「海外旅行に行くなら、○○に行きたいな」とか「わたしなら○○に住んだほうが向いてるかも」とか。
他人が幸せに感じている状態が、自分もそうとは限りませんよね。
( そうと分かっていても、ちょっとダメージ喰らうときはあるからSNSはあんまり見ないけど(笑) )
ちゃんと自分のことを理解して、自分の幸せと向き合うことが大切！！！
きっといろんなひとにとって、人生の中でも最も激動の10年になりそうな30代。
しっかり自分と向き合うことで、そのあとの人生が大きく変わりそうだな、とこの本を読んで背筋が伸びました。
いろんな経験をして、たくさん吸収して、未来に繋がる充実した30代にしたいな～！
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