シロハタ

上書きの彼と下書きの僕
君が僕にしてくれたら最後のキスだって
今もなお、唇に残っているし借りたCDだって最後の曲まで聴いてないままだ。
明日の道が自分の足元から離れたって
滲みる地面と染みる煙に顔が霞む。矢印の方向が正しい分けじゃないし進むべき人生は常に瞳の奥にあるから、優しいだけじゃたりない愛も少しは分かった気がするし変わってるねと言われると喜ぶ理由もわかった気がする。

僕の中にある、私と俺と僕
多重人格多重露光。一光源は十字に光る。

私が思ってるよりもずっと
あなたは壊れてしまった

もう仕返しするには
十分かもね。

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