ジャミロクワイ

家に居ると誘惑が多い。ながら作業をしてしまう。今回の緊急事態宣言を受けて在宅勤務が始まったが一カ月が過ぎた今では取引先に送る重要メールもジャミロクワイをBGMに片手をデスクトップにかざし念を込めて送っている。

深夜ラジオが好きだ。だが、文章を考えるような業務中のBGMには向いていない。パーソナリティのトークがおもしろすぎて目の前の文章に集中できないからだ。

その点、ジャミロクワイは良い。世代じゃないし曲名もよく知らない。知っている情報といえば日清カップヌードルのCMで真っ白い部屋で大きなハットを被ってクネクネ踊っている外国人であることぐらい。だがしかし一度ジャミロクワイが流れれば体は自然にリズムを刻みフローリングこそ動かないが6畳一間のリビングは急遽即席の踊り場と化す。もうノリノリなターンってわけ。

まずそもそもジャミロクワイって言いたい。宇宙開発事故で惑星に不時着したまま人間に見捨てられ復讐のため自らの体を進化させてまで地球に舞い戻ってくるも正義のミカタに倒され正体が明かされないまま死んでいった元宇宙飛行士のウルトラ怪獣の名はジャミラだ。


彼女「最近、なんかおすすめの音楽ない?」
自分「ジャミロクワイ。」
彼女「なに?ジャミロクワイって。」
自分「え、ジャミロクワイ知らないの?ただの読モじゃん。」

こんな会話がしたいしゲシュタルト崩壊するまで一言でも多くジャミロクワイって言いたい。リズムで覚えたなんでんかんでんや墾田永年私財法にも匹敵すると思う。

若い人は一度聞いてみなジャミロクワイたぶん飛ぶぞ。


すんません、ワーワー言うのはやめにしてそろそろ寝ますさよなら。


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