史生

読者に、性を問わず「百合的な感情」を経験させる、を目標に小説を書いています。

史生

読者に、性を問わず「百合的な感情」を経験させる、を目標に小説を書いています。

記事一覧

『まどろみ、うたたね、夢を見る』- 百合怪談 第29回東京文学フリマ『令和の怪談』寄稿作品

この作品は、文学フリマ東京(2019/11/24)でmachidaniaが販売した 新刊『令和の怪談』の収録作品です。 ジャンルは、大迷惑最悪百合です。

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史生
4年前
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『星の夜』- 閉鎖学園百合小説 第27回東京文学フリマ『祝祭』寄稿作品

【このお話の材料】 百合・ジンジャーケーキ・紅茶・星の王子さま・性 【文字数】13,377字

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史生
5年前
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『食と森茉莉のやさしいレシピ』- エッセイ【無料】

先日、邪宗門という世田谷にあるカフェに足を運んだ。 下北沢駅から迷路のように、人の溢れる都会の街をくぐり抜けて、だんだんと人気が無くなってきたころに、ふっと現れ…

史生
6年前
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『くらげワルツ』- メンヘラ小説 コミックマーケット91『サークルクラッシュ同好会会誌5号』寄稿作品

※この作品は、『サークルクラッシュ同好会会誌5号』コミックマーケット91(https://circlecrash.jimdo.com/)に寄稿した超短編小説です。  くらげが、ふわ~って浮いて…

史生
6年前
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『箱女』- 先輩後輩執着百合SF 第25回東京文学フリマ『リクナビ2084』寄稿作品

初めて一目惚れをしたのは、高校一年生の時です。 相手は、年上の女性の先輩でした。 一言でいうと、先輩は、美しい人間でした。校舎を歩く時、きらきらとしたエフェクトを…

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史生
6年前
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『電話が鳴ると、お腹が鳴って、神様が』- 恋愛小説 第21回文学フリマ『きみの時を想う』寄稿作品

また3コール目で切ってしまった。

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史生
8年前

『絡まるフォーク 切り刻んでナイフ』- エッセイ 第21回文学フリマ『ニライカナイ』寄稿作品

「いまヒマ?ごはんいこうよ」と、何の脈略もなくラインをする。懐のあたりで突然生じたヒマを誰かに押し付けようとして、その厄介を強いる相手にわたしは、迷いなくマイを…

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史生
8年前
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『まどろみ、うたたね、夢を見る』- 百合怪談 第29回東京文学フリマ『令和の怪談』寄稿作品

この作品は、文学フリマ東京(2019/11/24)でmachidaniaが販売した 新刊『令和の怪談』の収録作品です。 ジャンルは、大迷惑最悪百合です。

有料
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『星の夜』- 閉鎖学園百合小説 第27回東京文学フリマ『祝祭』寄稿作品

【このお話の材料】 百合・ジンジャーケーキ・紅茶・星の王子さま・性 【文字数】13,377字

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『食と森茉莉のやさしいレシピ』- エッセイ【無料】

先日、邪宗門という世田谷にあるカフェに足を運んだ。 下北沢駅から迷路のように、人の溢れる都会の街をくぐり抜けて、だんだんと人気が無くなってきたころに、ふっと現れるカフェだ。 私はスマートフォンで表示した地図を見ながら、あっちかしら、こっちかしらと迷いながら、ようやく、住宅街の中に異彩を放つその店を見つけた。 店の雰囲気に誘われるようにドアを開けて中に入ると、外観の雰囲気とは打って変わって気さくそうな店主の方がにこやかに微笑み、「いらっしゃいませ」と出迎えてくれた。 席に

『くらげワルツ』- メンヘラ小説 コミックマーケット91『サークルクラッシュ同好会会誌5号』寄稿作品

※この作品は、『サークルクラッシュ同好会会誌5号』コミックマーケット91(https://circlecrash.jimdo.com/)に寄稿した超短編小説です。  くらげが、ふわ~って浮いている。  ねえねえ、葛西臨海公園のさあ、汚い海のことをまだ覚えてる?わたし、それっぽい気持ちにようやくなれて、海が見たいって言って、わざわざこんなところまで足を運んだんだよ。なのにさあ、こーんなでっかい水たまりを見に来たわけじゃないのに、もっとロマンチックになれるものを見に来たのに。

『箱女』- 先輩後輩執着百合SF 第25回東京文学フリマ『リクナビ2084』寄稿作品

初めて一目惚れをしたのは、高校一年生の時です。 相手は、年上の女性の先輩でした。 一言でいうと、先輩は、美しい人間でした。校舎を歩く時、きらきらとしたエフェクトを身に纏い、ニコニコしながら、そこら中に笑顔を振りまいていました。私は、その笑顔を真っ正面からキャッチしてしまった愚かでうぶな女学生の一人でした。

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『電話が鳴ると、お腹が鳴って、神様が』- 恋愛小説 第21回文学フリマ『きみの時を想う』寄稿作品

また3コール目で切ってしまった。

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『絡まるフォーク 切り刻んでナイフ』- エッセイ 第21回文学フリマ『ニライカナイ』寄稿作品

「いまヒマ?ごはんいこうよ」と、何の脈略もなくラインをする。懐のあたりで突然生じたヒマを誰かに押し付けようとして、その厄介を強いる相手にわたしは、迷いなくマイを選んだ。

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